2006年 元旦礼拝 (2006.1.1)
トビアの犬も出てきた トビト記6:2
1. 戌年について
明けましておめでとうございます。新しい年をみなさま方とご一緒に礼拝を捧げることによって始めることができましたこと、心からうれしく思います。
今年は戌年ということで、年末から年始にかけて、犬のことがいろいろと話題にされています。犬は家畜化された最初の動物ということで、人間 . . . 本文を読む
2005年 降誕日 (2005.12.25)
人の光 ヨハネ1:1-14
1. 一年を総括する
今年はクリスマスが一年の最後の主日になる。まさに今年はクリスマスが1年を総括すべき日である。こういう年は7~8年に一度しかない。今年1年をふり返り、来るべき年に向かって新しい決断をすること、これが総括ということである。
財団法人日本漢字能力検定協会では12月12日を漢字の日と . . . 本文を読む
2005年 降臨節第4主日 (2005.12.18)
神にはできないことはない ルカ1:26-38
1. 何故マルコでないのか
B年の福音書はマルコであるはずなのに、何故ルカなのか。調べてみると、B年の主日でルカ福音書が読まれるのはこの主日だけである。答えはいたって簡単で、マルコ福音書には主イエスの誕生に関する記事がないからである。なぜマルコはイエスの誕生について何も語らないのであ . . . 本文を読む
2005年 降臨節第3主日 (2005.12.11)(高田キリスト教会)
知らない人 ヨハネ1:6-8、19-28
1. バプテスマのヨハネ
本日の福音書のなかに、「あなたがたの中には、あなたがたの知らない方がおられる。その人はわたしの後から来られる方で、わたしはその履物のひもを解く資格もない」という言葉がある。この言葉は、洗礼者ヨハネと呼ばれる人物が、主イエスを世間に初めて紹介し . . . 本文を読む
2005年 降臨節第2主日 (2005.12.4)
福音の初め マルコ1:1-8
1. 聖餐式聖書日課B年の福音書はマルコ
新しい聖書日課は3年周期である。
4っの福音書の冒頭はそれぞれ特徴がある。マタイはアブラハムの系図から始める。ルカは執筆の動機と目的を述べた後、バプテスマのヨハネの誕生の物語から始める。ヨハネは「初めに言葉があった」という非常に哲学的な詩で福音書を . . . 本文を読む