2007年 聖霊降臨後第18主日(特定21) 2007.9.30 直方キリスト教会
安逸をむさぼる者 アモス書6:1-7
1. 政治家たち
ここには、政治的指導者たちのだらしない姿がリアルに描かれている。「シオン」とはエルサレム、つまりユダ王国の首都であり、「サマリア」とは北のイスラエル王国の首都である。分裂した二つの王国の指導者たちはそれぞれ国家の危機的状況にもかかわらず豪奢に . . . 本文を読む
2007年 聖霊降臨後第18主日(特定21) 2007.9.30
<講釈>安逸をむさぼる者 アモス書6:1-7
1. 預言者アモス(先週のと同じ。先週のテキストはアモス書8:4-12)
特定20と同じ
2.アモスの預言
特定20と同じ
3. アモスが見た幻
アモスはエルサレムから南に17キロほど離れた . . . 本文を読む
2007年 聖霊降臨後第17主日(特定20) 2007.9.23
<講釈>偽りの天秤 アモス書8:4-7
1. 預言者アモス
アモスという預言者は、いわゆる「記述預言者」の最初の人物である。彼以前の預言者はエリア、エリシャで、さらにさかのぼればサムエルということになる。これらの預言者は歴史書に登場する預言者たちで、いわば国家公認の預言者たちで、歴代の王たちも彼らの「油注ぎ」を受けて . . . 本文を読む
2007年 聖霊降臨後第16主日(特定19) 2007.9.16 八幡聖オーガスチン教会思い直す神 出エジプト記32:1,7-14 1. 本日のテーマの確認 本日のテーマは、イスラエルの民が偶像を造り、どんちゃん騒ぎのお祭りをしているのをご覧になって怒る神をモーセがなだめ、神が「思い直す」という点にある。この時の神に対するモーセのなだめの言葉が非常に冷静で、理屈っぽい。 「主よ、どうして御自分 . . . 本文を読む
2007年 聖霊降臨後第16主日(特定19) 2007.9.16
<講釈>思い直す神 出エジプト記32:1,7-14
1. 本日のテーマの確認
先ずはじめに、本日のテキストを確認しておこう。一節ではイスラエルの民衆は「モーセが山からなかなか下りて来ない」という状況で、モーセの兄であるアロンに向かって、「さあ、我々に先立って進む神々を造ってください。エジプトの国から我々を導き上った . . . 本文を読む
2007年 聖霊降臨後第15主日(特定18) 2007.9.9
<講釈>主に従う 申命記30:15-20
1. 決断の時
本日のテキストは特定10のテキスト30:9-14の続きの部分である。この間7回の主日を過ごした。7週間を経て、もう一度申命記に戻り、その続きを読むということには何か意味があるのだろうか。もちろん本当のところは、祈祷書を編集した人にその意図を確かめる必要があろうか . . . 本文を読む