落ち穂拾い<キリスト教の説教と講釈>

刈り入れをする人たちの後について麦束の間で落ち穂を拾い集めさせてください。(ルツ記2章7節)

イザヤ書10:31

2005-01-27 21:59:02 | パン屑
然(しか)はあれど主を俟望(まちのぞ)むものは新たなる力をえん。また、鷲のごとく翼をはりてのぼらん。(イザヤ書40:31)
面白いことを考える、というか思いつく人がいるものである。エゼキエル書1章10節に登場する四つの生きもの(人間、獅子、牛、鷲)の顔を四つの福音書のシンボルだとする。奇抜な発想である。ところが、ヨハネ黙示録にも同じ生きものが登場する。今度は少し順序が異なる。獅子がトップで牛、人間と続き殿は鷲である。それらの生きものの性格をそれぞれ四つの福音書の特徴と重ねる。何か陰陽道の十二支のような雰囲気である。奇抜な思いつきと言ったがむしろこういう発想法の方が普遍的なのかも知れない。ともかく、どちらの順序を取るにせよ、鷲はヨハネ福音書のように、高邁である。

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