落ち穂拾い<キリスト教の説教と講釈>

刈り入れをする人たちの後について麦束の間で落ち穂を拾い集めさせてください。(ルツ記2章7節)

<講釈>神の国の譬え マルコ4:26-34

2012-06-11 09:15:03 | 講釈
教会暦も私たちの信仰の成長を課題とする緑のシーズンに入りました。結局私たちが学ばなければならないことは、イエスが語ったこと、行ったこと、生きたこと、そして死んだことです。最初に取り上げる課題はイエスは何を語ったのかということで譬え話を取り上げます。私の予定では7月~8月に奇跡物語を中心にイエスが行ったことを学びます。いずれも、かなり難しい問題がありますが、幸い時間は十分にありますのでじっくり取り組むつもりです。 聖霊降臨後第3主日<講釈>神の国の譬え マルコ4:26-34 . . . 本文を読む

<講釈>風は思いのままに吹く ヨハネ3:1-16

2012-05-27 16:53:28 | 講釈
次の主日(三位一体主日)の<講釈>をアップします。取り上げているテーマは聖霊論です。いわゆる聖霊派と称せられる「ホーリネス信仰」の中で生まれ、育った私にとって聖霊論は私自身の信仰の基礎的な部分であり、最も重要なテーマです。一度はしっかり考えたちと思いながらも、難しく、未消化のままの課題でもあります。今年、大斎節の期間十字架について思索し、復活節では「いのち」の問題を考え、三位一体主日に向けて三一論と聖霊論(霊性)についてじっくり取り組むことが出来ました。勿論、まだまだ課題は残っていますが一応、<講釈>という形でまとめることが出来ました。これを説教にするのも一苦労です。 . . . 本文を読む

復活節第5主日<講釈>「復活信仰の入口まで マルコ12:18-27」

2012-05-01 15:35:17 | 講釈
みなさま 最後にメールをお送りしたのが、去る3月14日で「大斎節第4主日の説教『イエスを恥じる者 マルコ8:31-38』」でした。それ以後約1ヶ月半、何のご連絡もなくお休みさせて頂き申し訳ありませんでした。実は復活前主日の<講釈>をお送りするべく準備中の3月22日の夕刻、急激に腹痛が起こり、救急病院での検査の結果、「急性膵炎」の疑いということで緊急入院いたしました。幸い発見も速く、医者の判断も的確で、外科的手術もせず、それ程大きな体力の消耗もなく4月2日に退院できました。4月には復活日を挟んで3回の礼拝奉仕の予定がありましたが、九州教区の主教さんの配慮により4月中の礼拝奉仕は休ませて頂きました。5月からはボチボチ体力の回復を見計りながら礼拝奉仕にも復帰するべく準備をしています。 次の主日は八幡聖オーガスチン教会での礼拝奉仕です。 . . . 本文を読む