東京タウンウォッチング情報 & 経営コラム 「経営コンサルタント・安岡裕二」の情報とヒント

ホットな街、店の現場から“時代”が見えるタウンウォッチング。経営に関連するヒントを独善的に“切る”短文のコメント。

楽しいタウンウオッチングガイド

東京タウンウォッチング 「ミシュランガイド東京版」

2007-11-20 20:25:45 | 「東京タウンウォッチング」一般
 東京タウンウォッチング 「ミシュランガイド東京版」

 話題沸騰の気配!! 世界的に有名なミシュランのガイド本がいよいよ出版される。この所、☆印が流行!?だが、こちらが元祖。因みに、フランスのタイヤメーカー「ミシュラン社」がレストラン、ホテルの等級を星の数で表した旅行案内書を出した事に始まる。
 遂に、アジア版が出版されるというので、東京の一流といわれる飲食店は戦々恐々だったという噂もあった。
広報によると
『[東京 19日 ロイター] 飲食店を星の数で格付けするガイド本「ミシュランガイド」の東京版の内容が19日に発表され、日本料理5店とフランス料理3店の計8店に最高の3つ星が付いたほか、2つ星が25店、1つ星が117店と評され、東京が世界で最も星付きレストランの多い都市となった。
 ミシュランでは、5人の「覆面」調査員を東京に送り込み、1年以上かけて調査を実施。今回の東京版は、アジア初のミシュランガイドとなる』
 ガイド本の総責任者であるジャン・リュック・ナレ氏(画像)は会見で『ここ(東京)の料理のクオリティの高さには非常に驚かされた』と述べた…とある。

 海外旅行ずれしたマダム達が、たっぷり身につけた装飾品を見せつけながら、自慢げに体験を話すかと想像すると、平民のB級グルメ派としては、むかつくというモノである。(コレって、多分にやつかみもある!?)
 ともあれ、三つ星8店の内「寿し」が2店、星つき150店中60%以上が日本料理店だったと言うから、世界の高評価を得た日本の伝統食文化に対して、先ずはご同慶の至りである。
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女子3大快挙 上田、野口、真央…根性、戦略、次へ

2007-11-19 22:34:21 | ミニ経営戦略・戦術論
 女子3大快挙 上田、野口、真央…根性、戦略、次へ

 18日は、女子の3大快挙で久しぶりの明るい話題に湧いた。ゴルフの上田桃子、マラソンの野口みずき、フィギュアスケートの浅田真央が見事に優勝した。
 この陰には、経営戦略やマネジメントから見ても参考になるヒントがある。上田桃子にはその根性、小学生時代、紙に「根性」と書いて自分の部屋の壁に貼っていたという。「一番は気持ち」というメンタル面の自己コントロール。野口みずきには、東京マラソンを選考レースに選んだという戦略、外国の高地で経験を積んだトレーニングを土台にして坂道でスパートするという戦術の勝利。浅田真央には、常に満足せずに次のステップを目指すという目標へのチャレンジ…など当てはまる。
 共通するのは、女性というキーワード。日本は、高齢化社会へまっしぐら。私の経営戦略論では、先ず客層を絞る事。女性、高齢者…カギを握る客層として、このキーワードに絞るのが、先ずは生き残る道であると再認識したい。
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東京タウンウォッチング 「ららぽーと豊洲」ユナイテッドシネマ

2007-11-18 22:02:51 | 豊洲・船橋
 東京タウンウォッチング 「ららぽーと豊洲」ユナイテッドシネマ

 ららぽーと豊洲のシネコン「ユナイテッドシネマ豊洲」の椅子の話。別館2階の「アブレシオ」というインターネットカフェの前に、この映画館の客席椅子のサンプルが置いてあり、誰でも座って試すことができる。
 両袖の付いた背もたれの高い、極めて座り心地の良い椅子だ。いかにも快適そうで、寝てしまいそうな感じ。
 カップル用の椅子という試みはあったが、1人用でここまで進化したとは…!!
同時に、如何に(試す)ことが説得力があるか、改めて実感。デパ地下が試食のオンパレードとなるのも当然か。
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スターパックスの目指すもてなし

2007-11-17 14:18:22 | おもてなしの心
 スターパックスの目指すもてなし

 フルスピードで日本中を席巻するスターバックスのCEO(最高経営責任者)、COO(最高執行責任者)を兼ねるトップのお話を聞いたので、そのレポートを…。
 演題は、「スターパックスの目指すもてなしとは」というもので、先ずは黒のエプロンをつけた(珈琲スペシャリスト)のコーヒーテイスティングに始まった。先ず、香りを味わい、次にすすって飲むのが正しいとか。(音を立てる位のすすり方)が良いのは、空気も吸い込む事で味わいが違うらしい。 普通、スタッフはグリーンのエプロンだが、コーヒーの色に近いという理由で、黒のエプロンは(コーヒースペシャリスト)に与えられたもの。又、理由は明かさなかったが、日本では制約があって使えないが実質はオーガニック栽培であることも強調?していた。
さて、断片的に本題を…。*安岡コメント
(*トップが女性で、グリーンのエプロンをつけて登場した演出にも驚かされた)
○人にコーヒーを提供するピープルビジネスです(*経営コンセプトと言える)
○感動を提供し、日常に潤いを与える(*企業文化と表現していましたが、ミッション=使命と言っても良い)
○お客様こそ、キング&クイーン(*お客様第1主義の哲学)
○熱意あるパートナー(*スタッフではなく、同じ価値観を共有する仲間の意味)
○サードプレイス(*コーヒーとパートナーを通した会話があるくつろげる空間)
○目指す5つの考え…先ずコーヒーのプロである事とパートナー、サードプレイなど(*後の2つは押さえ切れませんでしたが、行動指針のようなものでした)
*特に強く印象に残ったのがパートナーという考え方。人が最も大切な財産であり、一杯一杯のコーヒーに心を込めて、感動を与える。スタバには、マニュアルにはなく、心からのサービスは、1人1人としてのお客様に接するところにある…という、仲間としてお互いの人間性を尊重し、尊厳を傷つけない共感集団を目指している点がありました。
PRビデオの『お客様の声』で、「人の輪ができる」「名前で呼ばれると嬉しい」「お店の人との気持ち良い会話がある」など…。
又、『パートナーの声』に、「心の出会いの場」「フレンドリーに接する」「1日を振り返って思いだして貰える」「パートナーの中にゲンキ無いなあと思ったら声をかける」「何気ない会話の中で1日を大切にする」など、おもてなしのヒントになるものが含まれていました。
 スターバックスはシアトルでコーヒー豆だけを扱う専門店としてスタートしたとの事でしたが、その頃から(小さなコミュニティ)を大切にしていたというから、おもてなしの心の元は既にあったという事でしょう。現在、世界で12.000店舗、毎日600万人のお客様があるそうです。日本では銀座に1号店を出し、今では730店舗、1日40万人の来客があるとか。更に、ドライブスルー店、病院内への出店など、新たな流通戦略を展開しており、戦略について学ぶ点も多い。



 
 
 
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「東京名店塾」誕生!!~更なる広がりある活動を目指して~

2007-11-16 07:35:38 | 「経営コラム」
「東京名店塾」「東京名店塾」誕生!!~更なる広がりある活動を目指して~

 「東京名店塾」誕生の経緯
 「東京名店塾」は、昨年(06年)10月にスタートした商店・飲食サービス業店主の自主勉強会、共同活動のグループです。東京商工会議所練馬支部の専門店育成事業の中で「練馬の名店」と認定された5店の集まりで、「練馬名店創造塾」の名前で活動し、約1年経過しました。
 この間、個店経営の勉強、グループのブログ(ホームページ)による情報発信を進めてきましたが、課題として、①グループ活動の活力、パワーupの為に参加店を増やす ②ブログと個店のホームページを連動させ、ネットによる情報発信の効果を高める ③グループによる販売促進、或いは事業活動に発展させる…など、課題解決の方策を議論してきました。
 そして今回、グループの名称、及びブログのタイトルを 「東京名店塾」 と変更し、区域外の店にも参加して頂く事にしました。
 「東京」という呼び名は、それだけで高いブランド価値を持っています。そのブランド力を生かし、我々のブログへの訪問(アクセス)回数を高めることにあやかろうという期待です。その為に、「東京名店塾」と名称変更し、活動の広がりと質を高める事を目標とする事にしました。東京の「名店」を名乗るのは、おこがましいのは承知の上ですが、(「名店」になろうと志を持つ)事が、先ず夢を実現する第1歩であろうと考えました。
 現在、目指す「名店」の志や定義、参加ルールなど再検討しております。お客様の一層のご支援と励まし、「名店」の志を同じくし、夢、ビジョンの実現を目指す独立経営者の方のご参加をえて、お客様に(真に信頼される企業)を目指して(面白いグループ)(新しい事やってくれるグループ)と言われるよう精進したい思います。                         
     071115 「東京名店塾」塾長 安岡裕二(経営コンサルタント)
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東京タウンウォッチング ららぽーと豊洲「ラフィネリビング」

2007-11-15 09:57:06 | 豊洲・船橋
 東京タウンウォッチング ららぽーと豊洲「ラフィネリビング」

 ユニークな展示が目に付く。ソファの座り心地体験コーナーがあって(画像)、ゆったり、ふかふか、硬め、少し硬め、…など5通りくらいの体験ができる。つまり、この店は洋服のオーダーメイドの様に、お客様のライフスタイルに合わせオーダーメイドでソファを仕立てる店なのである。
 「ラフィネ」とは、フランス語で(丁寧に仕上げる)という意味だとか。サイズ、色、座り心地など選べるシステムで、3週間で仕上げて、手頃な価格、アフターサービスも充実、しかも2003年代官山に立ち上げた本店は工場直営店というから、(ワガママがきいて、信頼度も高く)、時代の気分を反映した店だ。
 お客様にとって選択自由度の幅が広いことが、顧客中心主義と考えているが、正にそんな考え方を実践しているような店である。
 又、愛着のある古い家具のリフォームも引き受ける。オーダーのシステムも写真や希望のやりとりで訪問せずに、商談をまとめる。オーダー家具の21オーダーシステム(注文から3週間で納品する)といい、システマティックなところが、手頃な価格との両立を可能にしているのだろう。
 
 
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東京タウンウォッチング ららぽーと豊洲「ラメゾンデビス}

2007-11-14 07:52:48 | 豊洲・船橋
東京タウンウォッチング ららぽーと豊洲「ラメゾンデビス
 
こちらもユニークなライフスタイルショップと言って良いでしょう。フランスの香りを基調にしているとのこと。高級感の漂う店だなと思ったら、道理で本店は代官山の旧山手通り渋谷方面へかなり行った所にある高級輸入家具店でした。オーナーがフランスに入れ込んでいるらしい。豊洲では土地柄どうかと思われたが、総じて家具中心のライフスタイルショップは、続々と建つ高層マンションで増える都市型住民層を当て込んで辛抱の時期のようだ。
 
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東京タウンウォッチング ららぽーと豊洲「アクタス」

2007-11-13 09:38:12 | 豊洲・船橋
 東京タウンウォッチング ららぽーと豊洲「アクタス」(1階)

 新宿に本店のある家具の「アクタス」が出店している。昔ながらの商店街の家具やさんが全滅状態の中で、元気の良いのは、ライフスタイルの切り口で提案性や特色のある業態である。ライフスタイルについては改めて述べるが、生活の必需消費~贅沢消費~ライフデザインへと進化する過程に焦点を合わせた提案の時代が来たという事。  
 アクタスは、ヨーロッパの最新トレンドのデザインと日本のベーシックなインテリアの和洋対応が特徴の様だ。注目は、デザインコンシャスな子供の為のコーナーを設けて、子供に受けている事。子供への着眼はユニークで、自由が丘の(子供の為のショップ)が評判を呼んでいる。未だ実店舗は見ていないが、長いテーブルに子供の学習、遊びの空間とパパのパソコンが並び、ダイニングの近くにあって、ママとお喋りしながら、家族のホットなコミュニケーションが出来る…という現代の家族コミュニティの提案らしい。確かに、微笑ましい情景が浮かぶようだ。
 家具やさんが、単品を売るのではなく、シーンを売る=提案するスタイルを発展させると、必然的に生活雑貨の食器や部屋回りの小物やインテリアなどの領域にも入っていく。だから家具屋ではなく、ライフスタイルショップという訳なのですね。そんな店に注目です。
 
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東京タウンウォッチング ららぽーと豊洲「モモナチュラル」

2007-11-12 06:44:41 | 豊洲・船橋
 東京タウンウォッチング ららぽーと豊洲「モモナチュラル」(1階)

 「モモナチュラル」とは、可愛げな店名。木の温もりとシンプルな可愛らしさが人気とか。
 手作り感があって、大仰な家具でなく、明るい木の色合いや自然の風合いもあって、何となく肌合いが合うと感じて、気に入っていた。いかにも、独り暮らしのワンルームマンションに住む女性やヤングママに気に入られそうなイメージがある。
 自社工場でひとつひとつ手作りというが、リーズナブルなプライスで旬なイメージがある。自由が丘でも同じ店を見つけたが、時流に乗っているようだ。 
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東京タウンウォッチング ららぽーと豊洲「ラ・ロトンダ」

2007-11-11 10:44:24 | 豊洲・船橋
 東京タウンウォッチング ららぽーと豊洲「ラ・ロトンダ」(1階)

 入口に近い場所に「ラロトンダ」というファッションの店がある。店名の意味は、ヨーロッパに見られる(円柱のある建物)の事を指すらしい。柱に彫刻風の装飾を施してあり、一寸雰囲気の違う店舗の造りで存在感がある。
 経営はファッションのトップメーカー、神戸に本社のあるワールド。客層の狙いは、30代、40代感覚の団塊2世ミセスからキャリア向けゾーンと20代狙いのゾーンとあり、住民のライフスタイルを意識して、価格を抑えたややおとなしめの旬を+した、一寸したお出かけ着から通勤着にも着られるファッションと見た。
 ワールドは、次々と新しい業態を開発し、チャレンジ性の高い成長企業だが、都心近郊に増えるニューファミリーや団塊2世世代の(何時までもヤング感覚で装いたい)ステイヤング気分が狙い目と見た。まだ、神戸など主要都市の都心を外した場所に5店舗展開との事なので、新業態開発のチャレンジ型戦略店舗として今後が注目される。 

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