東京タウンウォッチング情報 & 経営コラム 「経営コンサルタント・安岡裕二」の情報とヒント

ホットな街、店の現場から“時代”が見えるタウンウォッチング。経営に関連するヒントを独善的に“切る”短文のコメント。

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東京タウンウォッチング 「増殖するエキナカ」東京駅地下の賑わい④

2007-11-04 13:10:54 | エキナカ・エキチカ
 東京タウンウォッチング 「増殖するエキナカ」東京駅地下の賑わい④

 東京駅地下のエキナカ、「グランスタ」で、横浜元町のどら焼き「香炉庵」という店を発見。B級グルメ派、どら焼き大好き人間の私としては、見逃せない。早速買ってみた。この店のウリは、(横浜元町)と(黒糖)…という所にあると見た。
 本店は元町と並行する裏通り、霧笛楼辺りらしい。この通りは、元町の広がりに合わせ、個性的デザインの看板や外観の店が増え、発展途上という立地だ。そのお洒落なイメージの(横浜元町)というブランドと誰もが親しんできたどら焼きの皮に(黒糖を使った新味=新製品)を世に送り出したというところにあると思う。今後は、黒糖の味が受け入れられるか(市場開発)に懸かっていよう。
 蛇足 B級グルメというコトバは、元々「文春」が流行らせたもので、(B級=手頃な値段で、A級=一流に負けない味)を提供する心意気の店という意味で使ったもので、下町伝統の庶民の食べ物、天丼、焼き鳥、親子丼、おでん、うなぎなどの店を取り上げる事が多かったと記憶している。鯛焼き、どら焼き、豆大福…など、やはり日本的で昔から親しまれたものが浮かぶ。
 そんな心意気は、お値打ち感があり、お客様に満足感、幸せ感を与え、懐にも優しい…という、お客様に支持される原点がある。
 
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