信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

上下水道運営委員会&脱炭素事業関係打合せ&草尾上空からの風景

2024年01月25日 | 生坂村の会議
 1月25日(木)は少し晴れましたが日差しのぬくもりはあまり感じられませんでした。

 午前10時からの上下水道運営委員会は、最初に私から、担当の振興課職員の努力と毎月の簡易水道有収率対策プロジェクト会議において検討協議を進めてきた結果、有収率が75%前後で高い水準で推移していることに感謝を申し上げ、自主水源を第5次調査まで行いましたが発見は難しく、県環境部から指導をいただきながら分水協定から第三者委託にして、安曇野市からの分水料金単価が下がりましたし、今年度中にも大町市とも第三者委託の協定を結ぶ予定で進めているなど、健全なライフラインの上水道運営に取り組んでおり、下水道事業は公債費が6,000万円ほどあり、維持管理費も毎年度掛かっており特別会計は大変であるが、快適な生活と環境維持には欠かせない事業ですので、健全運営に努めながら皆さんからご理解とご協力をいただき進めていきたいなどの挨拶をさせていただきました。

 会長選出では、草尾区長の腰原久雄さんが選出され、腰原会長から、何分にも不慣れでございますがよろしくお願いしますなどと挨拶をいただきました。

 事務局から令和5年度簡易水道事業の運営状況及び令和6年度簡易水道事業の運営について説明させていただきました。今年度も上水道業務の経験職員で組織する簡易水道有収率対策プロジェクト会議において、月に1回漏水対策等の検討協議をしてきた成果が現れ、有収率が向上したことなどの説明をしました。

 委員各位からの質問、要望等に対して回答させていただきました概要は、
公営企業会計に移り、今まで減価償却はなかったが、当会計は一般会計から繰入により減価償却をみているので、それは水道の1立方当たり幾らになるかという質問については、移行過程であり幾らとは言えないが、令和6年度は3,000万円ほど計上して繰入し、損益計算書等に記載するが、キャシュフローでは資産になり、資本として残ると回答しました。
 一般会計から補填し3,000万円ほどを減価償却でみて、水道料金が変化は無いことであるが、一般会計3,000万円繰入が増えると村の財政に及ぼす影響については、現在作成中であり影響は分からないが、この企業会計で見える化することが目的であると回答しました。
 公営企業会計に減価償却を入れるが村にメリットがあるか、移行過程でも3,000万円ほど計上するが、水道料金を上げずに対応することを村民に知ってもらうべきという意見をいただきました。

 水道施設修理の緊急対応で下生野地区が多いが施工が悪いとかの原因については、たまたま昨年は多かったのは、老朽化による漏水で現在は良い状態であることと、県営中山間総合整備事業の工事中に破損したと回答しました。
 緊急対応の中で工事中破損は何処に水道管があるかなど業者との調整については、図面は工事前に渡して調整していると回答しました。
 施工業者は村外業者かについては、村外業者が下請けしているが、図面と違っていた場合があり、慎重に試掘して工事するように注意しており、破損させた場合は資材等を業者に請求していると回答しました。
 水質検査の安曇野市分水分と大町市分水分の検査項目が違う質問については、添付ミスで12月は同じ検査項目で実施していると回答しました。

 続いて、令和5年度下水道事業の運営状況及び令和6年度下水道事業の運営について説明させていただきました。
 全体を通して委員各位からの質問等に対して回答させていただきました概要は、
 能登半島地震の災害により一番困っていることは上水道であり、当村は長い経路で分水してもらっているので断水するリスクがあり、給水車で運ぶ他に水源として、犀川の水を使うために浄水器の導入を水道事業の一環として日頃から準備することについては、簡易水道有収率対策プロジェクト会議でも協議をしたが、当村は各地区に配水池があるので、そこからの配水管と給水管を耐震化すると、有事の際に給水車で配水池に給水するとある程度しのげると考えていることと、NHKで放映されたWOTAの浄水装置を当村でも導入する検討をしたいなど回答しました。

 当村は山沿いを含めて井戸があり、各井戸に家庭用のポンプを補助して設置して井戸の再利用については、我が家は4つの水源があり、村営水道の他の3水源には滅菌器を付けて使用しているので設備費、維持管理費も掛かるが、村の井戸を把握して検討したいと回答しました。

 水道管を地中に埋めると何処で漏水しているか分からず、送水管を地上に出して漏水を発見しやすくする対策と漏水しているところを一目瞭然で分かる地図については、水道の路線図のデータ化は費用が掛かるので検討しているが、衛星を使って発見するなど色々と検討していきたいことなどの協議をしました。

 午後1時からは、29日(月)から始まる脱炭素事業に関する説明会について、説明会資料の内容、会の進め方などについて協議をしました。

 省エネ機器に対する導入補助、木質バイオマス熱利用の導入補助、古民家脱炭素リノベーション事業、村営住宅のZEH化、公用車・村営バスEV化・EV充放電器設置、自営線マイクログリット、生坂ダム小水力発電、効果促進事業、(株)いくさかてらすの太陽光発電設備と蓄電池の設置など、多岐に渡り協議をし村民説明会資料の内容を決定しました。

草尾上空からの風景
△▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、草尾の犀川対岸から清き流れの犀川と雲に覆われた上空からの風景を撮影しました。


 その他生坂村では、小学校で児童会、なのはなでお祝い御膳昼食会、ヘルスアップ教室、道の駅いくさかの郷定例会、民生児童委員協議会定例会、いくさか未来スクールなどが行われました。


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