5日(水)は薄ら日差しが届いても天気は下り坂で、夕方には雨が降り出しました。
議会先進地視察研修の最終日は、午前9時の開店と同時に、道の駅「おとふけ なつぞらのふる里」に着き視察しました。
さっそく音更町で幼少期を過ごした著名なクラシック音楽家で、ゴジラ音楽でも有名な伊福部昭氏に関するパネルのほか、ゴジラ音楽に関連して迫力あるゴジラのフィギュア(高さ2m、尻尾の長さ3m)の展示の前で記念撮影をしました。
このなつぞらダイニングの中央部分では、音更町の歴史に関するパネルやグランドピアノの「道の駅ピアノ」は演奏可能な時間内に自由に演奏できるとのことでした。
次に農畜産物等販売所では地元企業と連携した十勝で獲れた食材の販売や生産者からの新鮮な野菜なども販売する直売コーナーを設けていました。
この期間には地元で獲れたメロン、スイカ、各種野菜、豆類などの農産品や、乳製品や牛肉などの畜産物、魚や海藻などの海産物、様々な花卉、地元の農畜産物を使った加工品と特産品などを豊富に取り揃えて販売していました。
施設の管理運営を担当する職員や音更町物産協会の職員が常駐している総合案内所・情報発信コーナーがあり、壁面を活用して、様々な情報を発信していて、特に収穫直前の小麦畑の写真を大きく掲示している場所は迫力がありました。
外には、NHK連続テレビ小説「なつぞら」の十勝編で登場した「柴田家の母屋・牛舎・サイロ」を模した建物があり、建物の前には牧草地が整備され、牛のオブジェが来場者を迎えていました。
牛舎内は、ドラマで使用されたグッズが展示しているほか、ドラマと同時代の音更町で活躍したトラクターの展示がありました。
当道の駅は、北海道で視察しました道の駅で一番大きな道の駅で、施設も新しく整っており、キャンピングカーが数台駐車して、朝から多くのお客さんがみえて買物などを楽しんでいました。
次は、道の駅「自然体感しむかっぷ」に寄り視察をしました。ここは、占冠村の特産・観光情報はもちろんこと、食堂やレストラン、美味しい山菜や蝦夷シカや熊肉の缶詰、農産物などが販売されていたお土産店などが軒を連ねていて、旅行の休憩地点となっていました。
占冠村(しむかっぷ)は、北海道のほぼ中央に位置する人口1,400人ほどの小さな村で、のどかな農村風景、手つかずの原生林や野生動物の宝庫、何より心を癒してくれる村人の暖かい笑顔が心身共にリフレッシュできるとのことです。
占冠村は厳寒地で「この寒さをPRしない手はない!」 と考えた村人達は、道の駅の横に巨大温度計を立ててしまい、気前よくお金を出し合った道の駅店主会の皆さんの心意気が素晴らしいと感じました。
この温度計の撮影は、盛夏に1枚、厳冬に1枚撮れば気温差60度を体験した証拠写真になるとのことですから、今度は厳冬に訪ねてみようかと思いました。
当村より人口の少ない村ですが、コロナ禍になる前からコロナ禍に突入しました2017年~2020年まで3年連続の人口増加率日本一とのことで、その大きな要因を担っていたのが占冠村にあるリゾート施設で、海外の労働者を多く雇用し、住居も整え、リゾート施設を運営する形態をとっていました。
帰りはチケットが取れたので、新千歳空港からFDAで信州まつもと空港にフライトしました。
前線の張り出しにより雲の中を飛行しているときは若干揺れましたが、概ね穏やかなフライトで、生坂村も空の上からよく見えました。
今回の議会先進地視察研修の同行は、当村が今年度は調査、設計などの詳細な計画を作成します「脱炭素先行地域づくり事業」と11日から始まります「脱炭素化事業に関する村民説明会」に向けて参考になりましたし、移住定住、子育て支援、教育などの施策による人口減少・少子高齢化の抑制の取組にもヒントをいただき、有意義な視察研修になりましたことに、議員各位とご対応いただいた皆さんに感謝を申し上げます。
▽ 毎朝恒例の写真は、2日(日)にスカイスポーツ公園に上り、朝霧が深く立ち込めていた上空から撮影した風景です。
スカイスポーツ公園上空からの風景
その他生坂村では、小学校でプール(1,3,4年)・6年社会科見学・ALT、児童館でしょうぎ教室、地区担当職員会議、健康応援隊などが行われました。