信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

生坂農業未来創りプロジェクト会議&大日向上空からの風景

2022年04月27日 | 生坂村の会議

 27日(水)は朝まで雨が降りましたが、段々と天気は回復し、昼間は少し暑さを感じました。

 午前10時からの生坂農業未来創りプロジェクト会議は、私から道の駅いくさかの郷は今年度から甲本駅長に代わり、22日から盛川君が入って更にパワーアップしてスタートを切りましたし、山村活性化対策事業は最終年度であり、今まで通りしっかり活用し、今年度も毎月、前年度対比プラスを目指して頑張っていきたいこと、また今年度は、人・農地プランに沿って、有機農業の取組、ぶどう畑の圃場拡張、担い手の確保など、生坂農業の振興と課題解決に向けて、当会議で協議を進めていきたいなどと挨拶をさせていただきました。

 協議事項は、最初に松本農業農村支援センターの金子指導員から、主要農作物の生育概況は4月中旬の高温で生育は例年より進んでいるが、今後の天候不順では病気などが心配されるので注意深く生育状況等を見ていただきたいことと、この時期は、農作業が本格化し農業機械の利用が多くなりますので、農作業の事故防止に努めてくださいなどと、4月20日現在の主要農作物の生育概況を説明していただきました。

 次に、道の駅「いくさかの郷」の農林水産物直売所の3月の売上は、前年度対比96%、集客数97%であり、4月24日(日)までは、売上が前年度対比74%、集客数は83%であり、厳しい状況であるが、今後、山菜の出荷が増えてきて、お客さんも増えてきますから頑張っていきたいこと、5月は、営業カレンダーの21日(土)のいくさかの郷特産市やFacebookとTwitterでの発信、いくさかの郷をご利用いただくお客様に対して、「()」(カッコ)はつけずに◎(ニジュウノワ)をかけ行動しよう」という接客等の行動方針を説明していただき、かあさん家は、3月は例年並みになり、4月は初めてイベントを開催し、お客様から「生坂村で働いているおばちゃんは元気で良いね」などと声をかけられ、今後もみんなで力を合わせて励んでいきたいなどの報告を受けました。

 

令和3年度農山漁村振興交付金実績報告は、「山村地域等の取組の実態調査、先進的な技術の習得、地域活性化の強化に向けた情報交換・収集活動」「新規就農者・女性、高齢者等の生きがい対策の活動」「販売活動の実践と商品化・高付加価値化に係る実践活動」の実施結果と令和4年度も同様な計画であることを説明してもらいました。

 人・農地プランの意向調査の結果、有機農業、カーボンニュートラル、担い手不足、農地の貸し手の増などの案件に対して、今年度は有機農法の取組として、県の元気づくり支援金に申請した「いくさかバンブープロジェクト」では、竹パウダーの活用により、肥料の軽減や防草効果などの検証と雲根地区の脱炭素のプロジェクトで取り組みたいこと、人・農地プランの計画の中で3分の1程、実施できているか実施できていないかを検証すること、竹パウダーについては、10年ほど前にチッパーを購入して木を切ったりしたが、その機械はどうなっているか、管理をしっかりやって、保管などの現状報告をすること、その機械は、購入してから雑木の伐採などをし、高津屋森林公園にあり、村民に貸出をしているが、馬力がなく、老朽化もしていて、トラブルが多くよく修理していること、今回購入予定のチッパーは、チップにした物をパウダーにできる機械で、管理や保管を徹底していきたいこと、中山間組合と村との話し合いがなく、プラン策定だけでなく、その内容の要旨や計画を知らせて欲しいことは、今まで農業懇談会で説明したが、ここ2年コロナ禍で開催できないので、今回のプランは全戸に配布したこと、話し合いを持ちたいようでしたら振興課に問い合わせていただきたいこと、今回の計画では、竹パウダーは秋頃でないと間に合わないので、竹パウダーを購入して実施してみては如何か、備品などの管理について、6月から決算を進めていく中で各所管に管理する備品等の状況調査をしてもらうことなどを協議しました。

 JA松本ハイランドからの農業関連スケジュールについては、5月5日(木)春まつり苗もの市、10日(火)前期水稲指導会、中旬に小梅目揃い会と野菜部会川手支部役員会、16日(月)生坂支所総代会、5月中旬から6月上旬ぶどう現地講習会、5月上旬山清路ぶどうファンクラブ抽選会などの報告をいただきました。

 JAにも電気柵の補助申請が多いとのことで、当村の電気柵設置補助は当初予算で個人50万円、団体150万円の200万円であり、現在宇留賀の団体4件の申請の他にも、小舟集落にも申請があり、状況によっては6月補正予算で計上したいこと、有害野生獣の被害は深刻で、栽培意欲を損なわないように行政も農業者の支援をしていきたいことなども話し合いました。

▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、大日向の高台に行き、雨上がりの上空から深緑が鮮やかな風景を撮影しました。

大日向上空からの風景

 その他生坂村では、小学校でALT・歯科検診(高学年)、議会談話室などが行われました。 



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