22日(木)午前8時50分に役場を出発し、最初に長野県内で一番新しい、上伊那郡飯島町の「道の駅 田切の里」(重点 道の駅 選定)を視察しました。
▽ 代表取締役社長の中林さんと飯島町産業振興課農政係の宮下さんから説明をしていただきました。
田切地区は、約400戸、1,200人ほどが住んでいて、飯島町の中でも少子高齢化が進んでいることから、地域の活性化、地区の拠点づくり等についてアンケートを行い、その結果、(株)「道の駅 田切の里」として、ほぼ全戸が株主になり、株主450人、資本金900万円(実際には2,000万円集まったとのことです)で運営されていました。
▽ 「道の駅 田切の里」の「田切ふるさと市場」「食事処見駒亭」「情報発信コーナー」の模様です。
「道の駅 田切の里」は、「この地に住む私達が、安心して暮せるように、皆んなで参加の拠点施設とします」をキャッチフレーズに、地域福祉や産業振興の拠点として、「田切ふるさと市場」「食事処見駒亭」「そば処たぎり」「情報発信コーナー」と、防災施設として、「備蓄用防災倉庫」「非常用トイレ」「非常用井戸」「LED照明」があり、「公衆トイレ」「EV急速充電器2器」などが整備されていました。
田切地区の皆さんが、地区の将来を考え検討協議や視察研修を重ね、殆どの世帯の皆さんが株主になり運営されていることや、働いている皆さんの地区への思い、苗を提供して野菜を栽培していただく取組などに驚きました。
また、現状の運営の詳しい内容や、これからも宅配などの高齢者サービス、観光農園整備による都市住民との交流、農業者・高齢者の生きがいづくりの場として創出等を実施されると聞き、当村の施設整備、運営方法などに大変参考になりました。
▽ 昼食には地元産の野菜が一杯の美味しい定食をいただきました。
次ぎに同じ田切地区の農家の皆さんが立ち上げた(株)田切農産が経営しています農産物直売所「キッチンガーデンたぎり」に行き、代表取締役の柴芝さんから説明していただきました。
▽ 農産物直売所「キッチンガーデンたぎり」で、(株)田切農産の代表取締役の柴芝さんが、詳しく力を込めて説明していただきました。
(株)田切農産は、「永続する農業」「環境にやさしい農業」「創造する農業」の三つの経営理念を掲げ、営農組合と協力し2階建て組織として活動を進めていました。田切地区営農組合員258戸の全員が株主になり、地区の農地集積を進め、作業受託は野菜栽培などの多角経営、直売所運営、6次産業化と段階的に活動を推進し、転作作物の栽培受託、意欲ある農家への作業受託、効率良い農地利用と作業により農家の利益に結びつけてきたとのことでした。
また、「キッチンガーデンたぎり」は、女性のみ8人のスタッフでシフト制とし、学校行事などに参加しやすいような勤務体制で、定期会議で話し合い自主的に運営されていました。
▽ アットホームで女性の感覚が光る直売所でした。
お店はコンパクトなためお客様との距離が近く、生産者とお客様、スタッフとの交流や情報交換が盛んで、栽培や商品づくりに活かされているとのことでした。また、アットホームな直売所で、地元の特色ある野菜や(株)田切農産が栽培した酒米で醸造したお酒が多く販売されていたことや、地区営農組合と担い手法人の二階建方式、女性労働力の有効利用、農地中間管理機構の活用など大変勉強になりました。
最後は、「道の駅 木曽川源流の里きそむら」に行き、駅長の高橋さんにお話を伺いました。国道19号の木曽路は「道の駅」の激戦区であり、高橋さんは今年3月から駅長になり、直ぐにレイアウトを変更し、信州産にこだわり、出荷していただいた皆さんのため、残りそうになると、値を下げたり食堂で使ったりして返品しないようにしたとのことでした。
また、伝統的工芸品の「お六櫛」のことが1時間番組で2本も全国放送され、それからは大変売上が伸びたことや、高橋さんのネットワークでの仕入れ、地元の山菜などのオリジナルにも着目するなどの特色、他の道の駅より安いイメージの価格設定をされるなどの取組により、前年度対比130%も伸びているとのことでした。
その他にも多くの道の駅の状況をご存知であり、それらの道の駅の良い取組、悪い運営方法、何処のお客様を相手にされるのかなど、長野県の中南信の道の駅を例にとり、とても分かりやすくお話をしていただき、我々が目指す運営方法などにとても良い研修となりました。
▽ 伝統的工芸品の「お六櫛」のコーナーや木祖村産のお米で造った甘酒も良く売れているとのことでした。
今回視察をさせていただいた施設は、運営・経営理念等に違いがありましたので、我々プロジェクト会議で運営方法・人材・特色、施設内容、生産者組合の設立等々、もっと検討協議をし、しっかりとした方向付けをしなければと感じました。
年末のお忙しい中、それぞれに対応をしていただきました皆さんに心より感謝を申し上げます。また、視察研修をしていただきました委員各位にお礼を申し上げます。
▽ 二日続けてのバス通勤でしたので小舟バス停からの風景です。
今日生坂村では、保育園でイングリッシュランド、中学校で生徒総会・地区生徒会・生徒会引継ぎ、児童館で「癒しの空間」マッサージ、文化財保護委員会等が行われました。
▽ 代表取締役社長の中林さんと飯島町産業振興課農政係の宮下さんから説明をしていただきました。
田切地区は、約400戸、1,200人ほどが住んでいて、飯島町の中でも少子高齢化が進んでいることから、地域の活性化、地区の拠点づくり等についてアンケートを行い、その結果、(株)「道の駅 田切の里」として、ほぼ全戸が株主になり、株主450人、資本金900万円(実際には2,000万円集まったとのことです)で運営されていました。
▽ 「道の駅 田切の里」の「田切ふるさと市場」「食事処見駒亭」「情報発信コーナー」の模様です。
「道の駅 田切の里」は、「この地に住む私達が、安心して暮せるように、皆んなで参加の拠点施設とします」をキャッチフレーズに、地域福祉や産業振興の拠点として、「田切ふるさと市場」「食事処見駒亭」「そば処たぎり」「情報発信コーナー」と、防災施設として、「備蓄用防災倉庫」「非常用トイレ」「非常用井戸」「LED照明」があり、「公衆トイレ」「EV急速充電器2器」などが整備されていました。
田切地区の皆さんが、地区の将来を考え検討協議や視察研修を重ね、殆どの世帯の皆さんが株主になり運営されていることや、働いている皆さんの地区への思い、苗を提供して野菜を栽培していただく取組などに驚きました。
また、現状の運営の詳しい内容や、これからも宅配などの高齢者サービス、観光農園整備による都市住民との交流、農業者・高齢者の生きがいづくりの場として創出等を実施されると聞き、当村の施設整備、運営方法などに大変参考になりました。
▽ 昼食には地元産の野菜が一杯の美味しい定食をいただきました。
次ぎに同じ田切地区の農家の皆さんが立ち上げた(株)田切農産が経営しています農産物直売所「キッチンガーデンたぎり」に行き、代表取締役の柴芝さんから説明していただきました。
▽ 農産物直売所「キッチンガーデンたぎり」で、(株)田切農産の代表取締役の柴芝さんが、詳しく力を込めて説明していただきました。
(株)田切農産は、「永続する農業」「環境にやさしい農業」「創造する農業」の三つの経営理念を掲げ、営農組合と協力し2階建て組織として活動を進めていました。田切地区営農組合員258戸の全員が株主になり、地区の農地集積を進め、作業受託は野菜栽培などの多角経営、直売所運営、6次産業化と段階的に活動を推進し、転作作物の栽培受託、意欲ある農家への作業受託、効率良い農地利用と作業により農家の利益に結びつけてきたとのことでした。
また、「キッチンガーデンたぎり」は、女性のみ8人のスタッフでシフト制とし、学校行事などに参加しやすいような勤務体制で、定期会議で話し合い自主的に運営されていました。
▽ アットホームで女性の感覚が光る直売所でした。
お店はコンパクトなためお客様との距離が近く、生産者とお客様、スタッフとの交流や情報交換が盛んで、栽培や商品づくりに活かされているとのことでした。また、アットホームな直売所で、地元の特色ある野菜や(株)田切農産が栽培した酒米で醸造したお酒が多く販売されていたことや、地区営農組合と担い手法人の二階建方式、女性労働力の有効利用、農地中間管理機構の活用など大変勉強になりました。
最後は、「道の駅 木曽川源流の里きそむら」に行き、駅長の高橋さんにお話を伺いました。国道19号の木曽路は「道の駅」の激戦区であり、高橋さんは今年3月から駅長になり、直ぐにレイアウトを変更し、信州産にこだわり、出荷していただいた皆さんのため、残りそうになると、値を下げたり食堂で使ったりして返品しないようにしたとのことでした。
また、伝統的工芸品の「お六櫛」のことが1時間番組で2本も全国放送され、それからは大変売上が伸びたことや、高橋さんのネットワークでの仕入れ、地元の山菜などのオリジナルにも着目するなどの特色、他の道の駅より安いイメージの価格設定をされるなどの取組により、前年度対比130%も伸びているとのことでした。
その他にも多くの道の駅の状況をご存知であり、それらの道の駅の良い取組、悪い運営方法、何処のお客様を相手にされるのかなど、長野県の中南信の道の駅を例にとり、とても分かりやすくお話をしていただき、我々が目指す運営方法などにとても良い研修となりました。
▽ 伝統的工芸品の「お六櫛」のコーナーや木祖村産のお米で造った甘酒も良く売れているとのことでした。
今回視察をさせていただいた施設は、運営・経営理念等に違いがありましたので、我々プロジェクト会議で運営方法・人材・特色、施設内容、生産者組合の設立等々、もっと検討協議をし、しっかりとした方向付けをしなければと感じました。
年末のお忙しい中、それぞれに対応をしていただきました皆さんに心より感謝を申し上げます。また、視察研修をしていただきました委員各位にお礼を申し上げます。
▽ 二日続けてのバス通勤でしたので小舟バス停からの風景です。
今日生坂村では、保育園でイングリッシュランド、中学校で生徒総会・地区生徒会・生徒会引継ぎ、児童館で「癒しの空間」マッサージ、文化財保護委員会等が行われました。