信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

農業公社評議員会&総合教育会議&消防団分団長会議&やまなみ荘周辺からの風景

2023年03月28日 | 生坂村の会議

 28日(火)は晴れて青空が広がり、昼間は日差しの温もりを感じられました。

 午前10時からの(公財)生坂村農業公社評議員会が、農業公社会議室で行われました。

 岩間理事長から、農業者の高齢化により農地管理が増えてきましたが、スタッフや乾燥機の能力、受託中心であることなどから4町歩が上限であるので、大豆・小麦の栽培を増やしていきたいこと、研修生が3月で2名が卒業して、4月から1名が入り4名の研修生で、新しいぶどう畑が4反歩増えたが、研修希望が多くもっと増やしたいこと、かあさん家はコロナ禍の影響は少ないが、今後も今まで通りの衛生管理をして運営していきたいなどの挨拶をされました。

 商工会長の瀧澤正基さんが議長に選出され議事進行をしていただき、令和5年度事業計画(案)、予算書(案)、資金調達及び設備投資の議案について説明を受け、協議の結果原案通り承認されました。

 評議員各位からは、おやきの製造を増やして欲しいことについては、若い人が作れるようになったので増やしたいこと、おからのスイーツづくりや夜軽く一杯出来るか検討していただきたいこと、お父さん頑張る会の大豆栽培などが高齢化で大変でありボランティアの後継者については、UAゼンセンの皆さんやいくさか大好き隊員にお手伝いいただき会を存続していただきたいこと、インボイス制度の対応については、会計事務所に登録していただき印鑑で対応すること、田舎体験ハウスの継続については、利用者が増えているので移住につながるように継続したいことなどを協議しました。

 午後2時30分から役場会議室で令和4年度第2回生坂村総合教育会議を開催しました。

 私からの挨拶は、令和4年度は新任の上條教育長が主となり事業を行ってきましたが大過なく1年間終わることに感謝し、今年度も新型コロナウイルス感染防止対策を講じて事業を実施しましたが、5月8日からは5類に移行していくので、各取組や経済活動が活発化していくことと、国のガイドラインによる休日の学校部活動の地域連携や地域移行についての検討をお願いしますなどの挨拶をさせていただきました。

 協議事項として上條教育長から生坂村一貫教育基本方針について説明がありました。

 内容は保小中一貫教育研究検討協議会からの提言を踏まえ、令和6年4月からの施設分離型の小中一貫型小学校・中学校の導入を目指し、基本的な考え方や指針等を明らかにするため、「生坂村一貫教育基本方針」を策定するという事でした。

 また、経過についての説明があり、令和4年4月に保小中一貫教育研究検討協議会から最終報告書提出から令和5年3月28日の教育委員会定例会で「生坂村一貫教育基本方針」を確認し、総合教育会議で「生坂村一貫教育基本方針」を決定するまでの説明がありました。

 パブリックコメントの状況は、「基本方針(案)」について、パブリックコメントを12月26日(月)~1月27日(金)まで、広報いくさか12月号、12月の全戸配付等で周知実施し、主な意見等は数名が出された意見の説明がありました。

 基本方針については、一貫教育導入を目指す背景、一貫教育基本方針などと、一貫教育導入後については良好な教育環境の確保などの説明を受け、今後のスケジュールついては新年度から、教育委員会、小中学校の教員を中心に具体的な一貫教育内容の検討を開始すること、「生坂村一貫教育推進協議会」(仮称)を設置し、素案内容を確認して、必要に応じて、再検討・再確認を繰り返し実施すること、令和5年度末までに素案を基に教育内容を固め、新年度からのグランドデザインへ反映させることなどの説明がありました。

 この説明に対しての意見は、具体的な一貫教育についての内容はという質問に対して、中学生3年を最終目標として一貫性を持たせた課題に対して授業を実施していくこと、特色ある一貫教育により移住者を増やしていければなどの意見がありました。 

 次の協議事項として休日の学校部活動の地域連携や地域移行について教育長から説明がありました。

 内容は、中学生の継続的なスポーツ・文化芸術活動の環境整備や教員の負担軽減のため、まずは、休日における学校部活動の地域連携や地域クラブ活動への移行を目指していく内容で、令和4年の中学校部活動の状況、国のガイドライン、県の基本的な考え方などの説明がありました。

 課題としては、休日の部活動の実施について、運営(実施)主体、指導者やコーディネーター、費用負担、活動場所、用具などの課題があると説明し、今後の進め方については、中学生のスポーツや文化芸術活動の継続的な環境整備や教員の負担軽減のため、(仮称)生坂村中学校部活動地域移行検討会議を設置し、部活動の地域連携や地域クラブ活動への移行に向けた研究・検討を行なっていくことや、設置要綱を制定して進めていくことなどの説明があり、その後の意見として、指導者、実施団体、備品の対応や小規模団体として近隣の村の調査を行うこと、安曇野市、池田町、松川村との連携ができないかなどの意見が出されました。

 午後4時からは、今年度最後の第7回分団長会議が開かれ、令和4年度事業報告、令和5年度事業計画、辞令交付式、ポンプ操法・ラッパ吹奏大会、分団運営交付金実績報告書の提出などについて協議をしました。

 会議に先立ち、山本団長、私がそれぞれの立場から、日頃の消防団活動に感謝を申し上げ、引き続き生坂村民の安全・安心な生活を守っていただきますことをお願いするなどの挨拶をして会議が始まりました。

 今月赴任してきました松下駐在所長が、下伊那郡泰阜村から転勤して、初めて中信地域の勤めであり、不慣れなところもありますが、村民の生命・財産を守り、安全安心な生坂村にするために一生懸命働きますなどの自己紹介をされました。

 豊科消防署に転勤されます平林明科消防署長から、コロナ禍の3年間勤務の中でも火災や災害があり、生坂村消防団と一緒に対応したことや総合訓練がしっかり中継送水などができていたこと、4月から機能別分団が出来、より一層安全・安心な生坂村のために明科消防署も取り組んでまいりますなどの挨拶をいただきました。

 今年度で各分団の分団長が退任し、平林明科消防署長が転勤されますので、出席者全員で記念撮影をしました。それぞれの皆さんには、生坂村の多くの消防活動、防災・減災対策等のご尽力、ご指導に対し心から感謝を申し上げます。

 4月から新幹部、新入団員はじめ消防団員各位には、新体制の基「自らの地域は自らで守る」という郷土愛護の精神に基づき、防火啓発活動、各種技術訓練や救命講習会など多くの消防活動により、安全で安心して住み続けられる生坂村を守っていただきますようお願いいたします。

▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、例年より今年は草木の芽吹きが早いので、やまなみ荘下の辛夷の花などやまなみ荘周辺からの風景を撮影しました。

やまなみ荘周辺からの風景

 その他生坂村では、小学校で新4,5,6年登校日、児童館でこしちゃんのシールづくり、食生活改善推進協議会総会、教育委員と学校長との懇談、教育委員会定例会、例月出納検査などが行われました。



最新の画像もっと見る