12日(金)は晴れて青空が広がり、昼間は過ごしやすい体感でした。
午前10時からは、令和5年第2回生坂村議会臨時会が開催されました。議員各位は任期の前期2年が過ぎ、後期の構成を決める臨時議会であり、本日、正副議長が決まりまし後、各委員などの役割分担が決まります臨時議会です。
令和5年第2回生坂村議会臨時会の開会の挨拶
それでは、令和5年第2回生坂村議会臨時会の開会に当たり、ご挨拶を申し上げます。
ゴールデンウィークが終わり、田植えなど農作業に忙しい時期となり、日中は初夏の訪れを感じる今日この頃でございます。
議員各位に於かれましては、公私ともにご繁忙の折、全員のご参集をいただき誠にありがとうございます。平素は、村政運営に対しましてご指導、ご鞭撻を賜っていますことに感謝を申し上げる次第でございます。
さて当村は、昨年6月16日に「生坂村ゼロカーボンシティ宣言」をさせていただき、今年2月には脱炭素ロードマップを策定して、2050年までにゼロカーボンを目指すという計画を発表したところであり、併せて2月17日には環境省の脱炭素先行地域づくり事業に申請し、4月28日に第3回の脱炭素先行地域に選定されたところでございます。
今回は全国から58件の計画提案が提出され、16件の計画提案を脱炭素先行地域(第3回)として選定されたものであり、また、今回新設しました一つの「地域版GXに貢献する取組」として当村の計画が高く評価されました。
いよいよこの計画を今年度は、具現化していかなければならないということでプレッシャーを感じておりますし、次代に引き継ぐ大きな事業になりますので、村民の皆さんや議員各位のご理解とご協力をいただき、しっかりと取り組んでいきたいと考えているところでございます。
そして、当計画にあります「地域エネルギー会社」を立ち上げるために、当村が出資します600万円を補正予算に計上させていただきましたので、ご承認いただきますようにお願いいたします。
補正予算に計上させていただきました「新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の物価高騰対策生活応援商品券」の配布につきましては。国の交付では一人親世帯の18歳以下の児童1人に対して、県から5万円が支給され、村では児童扶養手当受給者以外の低所得の子育て世帯の児童1人に対して補正予算第1号で計上しました5万円を支給いたします。
また、これ以外に補正予算第2号で計上しました低所得者世帯1世帯に3万円の給付を行いますので、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の物価高騰対策生活応援商品券につきましては、今申し上げました以外の世帯の世帯員に対して、1人1万円の生活応援商品券として給付するように補正予算第2号で計上しております。
そして、今月22日月曜日の昼と夜の部に分けて村政懇談会を開催させていただきます。
村民の皆さんのご意見、ご要望は、新規のもの、継続のものなど、様々なご意見が多く、課題は尽きないところでありまして、その課題解決やより良い方向性を見いだすために、議員各位にも引き続きご指導、ご支援をお願いする次第でございます。
また、議員各位には任期の前期2年が過ぎ、後期の構成を決める臨時議会でございます。本日、正副議長が決まれば、各委員など、それぞれに役割分担が決まりますので、引き続き村政運営にご尽力賜ります様お願い申し上げる次第でございます。
そして、太田議長から辞表が出され、退任の挨拶の後、議長選挙を行いました。
議長選挙の結果は、投票総数8票、有効投票6票、無効投票2票、太田議員6票、白票2票でした。
太田議員の議長就任の挨拶(後ほど掲載します)
字引副議長から辞表が出され、退任の挨拶の後、副議長選挙が行われました。
副議長選挙の結果は、投票総数8票、有効投票8票、無効投票0票、藤澤議員5票、望月議員2票、字引議員1票でした。
藤澤議員が副議長の就任に当たり、私は議員になって2年であり、未熟な人間でございますが、皆さんのご指導をいただきながら、みんなで力を合わせて生坂村を盛り立ていくためには、未熟だからこそ更に伸びていかれると思いますし、皆さんの意見を聞き議会を運営していきながら、行政と両輪で進めるとともに、議長を補佐してしっかり務めていきたいと考えておりますので、引き続きのご指導、ご支援をお願いしますなどと挨拶されました。
その後、各委員会構成や各委員の役割分担が決まり、今議会臨時会に提出させていただきました議案の報告1件、人事案1件、予算案1件の計3件が承認されて閉会しました。
それでは、今議会臨時会に提出させていただきました議案は、報告1件、人事案1件、予算案1件の計3件でございます。
報告第2号 専決処分の承認を求めることについて
この専決処分は、令和5年度生坂村一般会計補正予算第1号で、村議会議員補欠選挙、子育て世帯生活支援特別給付金、新型コロナウイルスワクチン接種に係る経費を計上したもので、既定額に11,158千円を追加して、総額を2,031,158千円とする補正予算であります。
主な内容は、歳入で地方交付税4,481千円、国庫支出金6,677千円をそれぞれ増額し、歳出では、総務費4,479千円、民生費1,674千円、衛生費5,005千円を増額しております。
議案第43号 生坂村監査委員の選任について
この議案は、生坂村の監査委員を選任したいので地方自治法第196条第1項の規定により議会の同意を求めるものであります。
議案第44号 令和5年度生坂村一般会計補正予算【第2号】
この予算案は、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の交付、脱炭素先行地域づくり事業の採択に伴い関係経費を計上するもので、既定額に28,224千円を追加して、総額を2,059,382千円とする補正予算であります。
主な内容は、歳入で、地方交付税1,818千円、国庫支出金20,406千円、繰入金6,000千円を増額し、歳出では、総務費6,000千円、民生費7,048千円、商工費15,176千円を増額する内容となっております。
以上の議案でございます。よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げ議案の説明とさせていただきます。
令和5年第2回生坂村議会臨時会の閉会の挨拶
それでは、令和5年第2回生坂村議会臨時会の閉会にあたり、御礼のご挨拶を申し上げます。
本日は、提出しました議案を慎重にご審議をいただきまして、全議案を原案のとおりご採択いただき、誠にありがとうございました。
また、今臨時会で選出されました太田議長及び藤澤副議長にはお祝いを申し上げる次第でございます。そして、議会の後期の構成も決まりましたので、それぞれのお立場で引き続き村政運営に対しましてご指導、ご鞭撻の程、よろしくお願い申し上げます。
さて、今年度の県の「地域発 元気づくり支援金」を有効活用して、村民の皆さんが協働により行う各種事業は、村名申請の4件と団体申請の1件について、来週18日に審査会が開催されます。
例年通り採択される事業が多いと思いますが、今後公表結果に基づいて補正予算に計上させていただき、今年度も6月定例議会に提出させていただきますのでよろしくお願いいたします。
また、絆づくり支援金に付きましては、6月30日までの申請となっており、今のところ地区担当職員や担当部署に相談されていないようですので、議員各位も村民の皆さんからご相談をいただいていると思いますから、ご対応の程よろしくお願いいたします。
今年度も「元気づくり支援金」と「絆づくり支援金」を活用して、村民の皆さんが、元気に力を合わせて、協働による活動を行っていただき、村内外に素晴らしい発信をしていただきます様お願いする次第でございます。
生坂村は、人口減少・少子高齢化が課題でありますが、山紫水明の豊かな自然、先人が築き上げてきた伝統文化を守り、村民の皆さんで力を合わせて、生坂村を守り育てていかなければと考えておりますので、議員各位にはご健勝にて、引き続きご指導、ご鞭撻を賜ります様お願い申し上げ、閉会に当たりましての御礼のご挨拶とさせていただきます。
本日は誠にありがとうございました。
臨時会本会議の前後に全員協議会を開催して、提出議案の説明と村民運動会の開催内容などを説明させていただきました。
脱炭素先行地域に選定されましたので、脱炭素先行地域づくり事業の申請内容に沿って、地域エネルギー会社を立ち上げるための出資金600万円について、会社の内容などが分からないという意見があり、現在での予定としての出資会社、出資金、会社の内容・定款(案)などを説明させていただきました。
今後当事業は、スピード感を持って進めなければなりませんので、議員各位と村民の皆さんには、詳細に情報を提供してご理解とご協力をお願いしていきたいと考えます。
▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、朝霧が所々に立ち込めていた日岐と小舟上空からの風景を撮影しました。
日岐と小舟上空からの風景
その他生坂村では、保育園で小学生交流(年長)、小学校でALT、教育委員会関係開札、議会全員協議会、松本合同庁舎移動販売、狂犬病予防注射、3班の皆さんの元気塾などが行われました。