選挙ブログ

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07大分市長選

2007-02-21 | 大分・宮崎
大分市長選 自民、候補擁立困難に 調整難航、方針決めきれず

 大分市議会最大会派の自民党(17人)は、4月に行われる同市長選の対応を決めきれず、候補擁立が難しい情勢になった。同党市連は19日開いた定例会でも結論を出せず、秦野恭義会長は「状況が流動的」と述べるにとどめた。7月に予定される参院選をにらんだ党本部の戦略や、衛藤征士郎・県連会長事務所の不祥事の影響も懸念しており、今後の調整も難航しそうだ。

 同党市連は昨年9月、擁立か見送りかの判断を含め、候補者選びを秦野会長ら幹部に一任した。これまで、大分市出身の中央官僚や現職市議らの擁立を模索してきたが、調整作業はうまく進んでいない。

 釘宮磐市長が今月11日に立候補表明した際、秦野会長は「(釘宮市長は)目立った失政や対立軸がない。勝てる候補の擁立は難しいが、最後まで努力する」と語り、候補擁立の見通しが立っていないことを明らかにした。

 同市は1975年に革新系の佐藤益美市政が誕生以来30年以上、保守系市長が途絶えている。一部の市議は「県都の議会の最大会派として見送るべきではない」と候補擁立を主張するが、大勢は慎重論に傾いている。

 2003年の前回市長選では、自民党系の3人が立候補して市議団が分裂、いずれも敗れた。現職市長に勝つためには少なくても「一本化は不可欠」(秦野会長)だが、その候補すら当てがないというのが現状だ。


=2007年01月20日付 西日本新聞朝刊=

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釘宮市長が出馬を表明 4月の大分市長選

大分市の釘宮磐市長(59)=無所属=は11日、4月の統一地方選で行われる任期満了に伴う同市長選に再選を目指し立候補する意向を表明した。同市長選への出馬表明は釘宮市長が初めて。

 記者会見で「私が目指すまちづくりは緒に就いたばかりで課題も山積している。市民の理解が得られるなら、引き続き市政を担当させていただきたい」と述べた。

 釘宮市長は大分県議、参院議員、衆院議員を経て、2003年に同市長に初当選した。

=2007年01月12日付 西日本新聞朝刊=