2月15日/滑走5日目・夕刻。
やおりを探せ! photo by はるさん
暴風にコテンパンにやっつけられて終わった5日目。
註)やっつけられたのはあたしだけ、か。
もんちは部屋に戻る前からソワソワしている。
っていうかすでに目がハートになっている。無理もない。だって今日は
この327号室に、もんちの大好きなウト先生が往診に来てくださるのだ。
イチロー似のオトコマエ。静かな物腰と確かな腕に、もんちメロメロ。
もんちだけでなく、やん様も、はるさんも診ていただくんだって。
身体ケアは大事だもんね。
あたしもお願いしたかったが(去年は膝や腰を診てもらい、滑走中の
正しい姿勢についてアドバイスをいただいた)、何かの拍子に結石が
ズレても怖い。今回はみんなの様子を眺めるにとどめる。
先生の到着を待つ間、はるさんとあたしはレンタル屋へ。
雨でびしょ濡れのコースを滑ったために、すっかりワックスがはげて
しまったパブエネを交換してもらう。
あたしはターンの安定を求めて159 →164cm にサイズアップ。
はるさんは、さばきやすさを求めて174 →169cmにサイズダウン。
部屋に戻るとウト先生の往診が始まっていた。
ウト先生のゴッドハンドにもんちメロメロ
そこへ、部屋の電話が鳴る。
カオルくんだ。
「明日は予定どおりそっちへ行くよ。一緒に滑ろうね♪
朝5時にこっち(バンクーバー)を出るバスを予約できたから、
ウィスラーには7:30くらいに着くはずなんだ。
着いたらホテルに寄るからさ、みんなの部屋に荷物置かせてよ。
それから明日の夕飯は美味しい手料理を期待してるからね♪」
要は、荷物置き場の確保と夕飯のおよばれ催促が主題の電話である。
荷物置き場の提供は可能だが、夕飯は不可。だって“トラットリア
327”は、昨日をもって惜しまれつつ閉店しちゃったんだもの。
冷蔵庫にはもう食材はない。ビールしかない。
「じゃあ外食か買いメシだね。とにかく明日ね~♪」
言葉を交して電話を終える。
やがて施術も終了。3人のカラダバランスも整ったところで、夕食に
出かけることにする。
行き先は、モンゴリグリル(Mongolie Grill)と決めていた。
去年の『家族でウィスラー』で、遅刻到着のふっしーのウェルカム
ディナー会場となったレストラン。建物の2階にあるし、けっこう
歩き回るスタイルの店なので、脚を負傷していたもんちとやん様は
去年は行くのを控えたんだよね。リベンジ2007。
モンゴリは、肉、魚介、野菜など、思い思いの食材をボウルに入れ、
好みのタレをかけて計量すると重さで料金が決まる。このボウルを
店員さんに渡すと、鉄板でジュージュー焼いてくれる。
出来上がりを皿に盛ってもらってテーブルに持ち帰り、そこでやっと
夕飯がスタートするという寸法だ。
やん様の皿は、「激辛ラー油炒め」だった。
ラー油ってさ、どんな料理だって数滴たらせば十分でしょ。それを
やん様ときたら、普通のソースだってそんなにいらねぇだろ、って
くらい大量に回しかけるんだもんね。アホやで。
食べながら、汗がジャージャー流れてたな。おデコや首筋だけじゃ
なく、顔全体で発汗してた。Tシャツもびしょびしょになってた。
でもここで大汗をかいたおかげで、風邪が抜けたみたいだった。
満腹で部屋に戻り iPod で『世良公則 & ツイスト』を流してみる。
名曲『宿無し』、気合十分の「Want You ! 」に昭和を感じる。
持ってくるのを忘れたと思ってたあたしのワックスも出てきた。
はるさんのスーツケースに、いつの間にか大事にしまわれていた。
博多にお持ち帰りにならなくてよかったよ。
明日はいよいよウィスラー滑走最終日だ。
カオルくんもやって来る。
カオルくんは明日の晩、ウチの部屋に泊まっていくという。それで
翌日早朝のバスでバンクーバーの自宅に戻り、すでにパッキングを
済ませてある「カオル企画」用の荷物を持って空港へ向かうそうだ。
それにしてもウチの部屋にお泊まりか。楽しくなりそうだね♪
でも待てよ。
その場合、彼は誰に宿泊費を払うんだ?
F社に払うのか?
ホテルに払うのか?
……?
払わないのか?
明日はいよいよウィスラー滑走最終日だ。
やおりを探せ! photo by はるさん
暴風にコテンパンにやっつけられて終わった5日目。
註)やっつけられたのはあたしだけ、か。
もんちは部屋に戻る前からソワソワしている。
っていうかすでに目がハートになっている。無理もない。だって今日は
この327号室に、もんちの大好きなウト先生が往診に来てくださるのだ。
イチロー似のオトコマエ。静かな物腰と確かな腕に、もんちメロメロ。
もんちだけでなく、やん様も、はるさんも診ていただくんだって。
身体ケアは大事だもんね。
あたしもお願いしたかったが(去年は膝や腰を診てもらい、滑走中の
正しい姿勢についてアドバイスをいただいた)、何かの拍子に結石が
ズレても怖い。今回はみんなの様子を眺めるにとどめる。
先生の到着を待つ間、はるさんとあたしはレンタル屋へ。
雨でびしょ濡れのコースを滑ったために、すっかりワックスがはげて
しまったパブエネを交換してもらう。
あたしはターンの安定を求めて159 →164cm にサイズアップ。
はるさんは、さばきやすさを求めて174 →169cmにサイズダウン。
部屋に戻るとウト先生の往診が始まっていた。
ウト先生のゴッドハンドにもんちメロメロ
そこへ、部屋の電話が鳴る。
カオルくんだ。
「明日は予定どおりそっちへ行くよ。一緒に滑ろうね♪
朝5時にこっち(バンクーバー)を出るバスを予約できたから、
ウィスラーには7:30くらいに着くはずなんだ。
着いたらホテルに寄るからさ、みんなの部屋に荷物置かせてよ。
それから明日の夕飯は美味しい手料理を期待してるからね♪」
要は、荷物置き場の確保と夕飯のおよばれ催促が主題の電話である。
荷物置き場の提供は可能だが、夕飯は不可。だって“トラットリア
327”は、昨日をもって惜しまれつつ閉店しちゃったんだもの。
冷蔵庫にはもう食材はない。ビールしかない。
「じゃあ外食か買いメシだね。とにかく明日ね~♪」
言葉を交して電話を終える。
やがて施術も終了。3人のカラダバランスも整ったところで、夕食に
出かけることにする。
行き先は、モンゴリグリル(Mongolie Grill)と決めていた。
去年の『家族でウィスラー』で、遅刻到着のふっしーのウェルカム
ディナー会場となったレストラン。建物の2階にあるし、けっこう
歩き回るスタイルの店なので、脚を負傷していたもんちとやん様は
去年は行くのを控えたんだよね。リベンジ2007。
モンゴリは、肉、魚介、野菜など、思い思いの食材をボウルに入れ、
好みのタレをかけて計量すると重さで料金が決まる。このボウルを
店員さんに渡すと、鉄板でジュージュー焼いてくれる。
出来上がりを皿に盛ってもらってテーブルに持ち帰り、そこでやっと
夕飯がスタートするという寸法だ。
やん様の皿は、「激辛ラー油炒め」だった。
ラー油ってさ、どんな料理だって数滴たらせば十分でしょ。それを
やん様ときたら、普通のソースだってそんなにいらねぇだろ、って
くらい大量に回しかけるんだもんね。アホやで。
食べながら、汗がジャージャー流れてたな。おデコや首筋だけじゃ
なく、顔全体で発汗してた。Tシャツもびしょびしょになってた。
でもここで大汗をかいたおかげで、風邪が抜けたみたいだった。
満腹で部屋に戻り iPod で『世良公則 & ツイスト』を流してみる。
名曲『宿無し』、気合十分の「Want You ! 」に昭和を感じる。
持ってくるのを忘れたと思ってたあたしのワックスも出てきた。
はるさんのスーツケースに、いつの間にか大事にしまわれていた。
博多にお持ち帰りにならなくてよかったよ。
明日はいよいよウィスラー滑走最終日だ。
カオルくんもやって来る。
カオルくんは明日の晩、ウチの部屋に泊まっていくという。それで
翌日早朝のバスでバンクーバーの自宅に戻り、すでにパッキングを
済ませてある「カオル企画」用の荷物を持って空港へ向かうそうだ。
それにしてもウチの部屋にお泊まりか。楽しくなりそうだね♪
でも待てよ。
その場合、彼は誰に宿泊費を払うんだ?
F社に払うのか?
ホテルに払うのか?
……?
払わないのか?
明日はいよいよウィスラー滑走最終日だ。