やおぶろ vol.2

スキー大好き、やおりのブログ。

冬のため~。

2009-07-26 | editing(仕事)

NZの朝焼け  photo by Tom


7月初旬から、新しい仕事を始めています。

出版社でのお仕事なんだけど、純粋な編集仕事とはちょっと違うかな。

「編集」は、あくまで正社員の皆さんの担当領域で、
派遣は、編集にかかる庶務・雑務にあたります。
編集素材を揃えたり、校正の準備をしたり、伝票かいたり、とか。

正社員2名を派遣1人がサポートする態勢で、
わたしが支える正社員さんは2人ともうら若き女性なので、
イメージ的には、わたしの立場は、

姫ぎみたちに仕える執事。

みたいな感じ。


比べてみると、これまでわたくしがフリーランスとしてよそで請けてきた仕事は、
「編集」という案件に、付随する雑務も、ときには新人社員の実務教育までも含む、
という広範なものだったので、
それと比べると、
今月から始めた仕事の内容(あくまでも内容ね。量はそれなりにある)は、
今まで自分がやってきたことの半分くらいだ。と、言えなくもない。

そう思うと、

こんな仕事でお金ってもらえるんだな~、と思う。


が、

この契約にサインをして働く一方で、
従来のフリーランスとしての仕事も請けているために、
6月までのヒマヒマ生活がマボロシであったかのような忙しさ。
平日日中は姫ぎみたちのために働き、
夕方~夜と土日はフリーランス案件にあたっています。
睡眠時間は確保できてるけど、今月とうとう休日ゼロだよ。

そう思うと、

お金を稼ぐってたいへんだな~、と思う。


それもこれも、
冬のため冬のため冬のため……。

晴れの日。

2009-07-11 | notes(雑録)



今日の佳き日、
専門学校時代からの男子友人が、晴れてお嫁さんを迎えます。

ちょっと遠くでお式が行われるのと、両家の慣習なんかもあって、
女子友人であるmarとわたしは「お留守番」なんだけど、
お式に参列する男子友人たちにはしっかり見届けてきてほしいな。

花婿となる友人は、それはそれは真面目で堅実な性格で、
石橋をたたき壊してしまうくらい慎重すぎるところもあるけれど、
自分の仕事に一心に熱意を注いでここまできた働き者。
きっとお嫁さんをず~っと大事にする、よい旦那さんになると思う。

おめでとう、お幸せに♪


7月かよ。

2009-07-01 | notes(雑録)
仕事がヒマなせいか、いろいろ考えてしまう日々でした。


仕事のこと、家のこと、好きになった人のこと(!)
人生このままでいいのか、とかも。

あれこれ考えるほどに答えは見つからず。


そこで、何か箴言を得られないものかと、
一冊の本を読んでみることにしました。



『幸福について ~人生論~』

おかしなスピリチュアル本じゃないよ。
ドイツ哲学者の著作です。

ここには、
人の幸福を規定するものとして次の3つの要件が掲げられ、
考察がつづられています。

・人のあり方
・人の有するもの
・人の印象の与え方

うしろの2つは、
人が後天的に手にする財産や所有物がいかに人の心の安寧を左右するか、
といったことや、
他者にどう見られ、どんな印象を持たれていると思えれば人は幸せか、
といったことで、
それはそれで人の人生と幸福にそれなりに影響は与えるんだけれども、
実はどちらも本質的にはほとんど重大ではなく、
一番大切なのは何たってひとつ目の「人のあり方」なんだよ読者諸君!
と、著者は説きます。(少なくともわたしにはそう受け取れます)

物言いがけっこう辛辣で毒舌だったりもして、
読んでププッと笑ってしまうところもあれば、
「うんうん」と思えるところもある。
文体が難解ではありますが、面白い本です。


もちろん、
本を一冊読んだくらいで人生がわかったら苦労はない。

ただ、

ネガティブにあれやこれやを案じても、
ネガティブのスパイラルにはまるだけ。

ということは感じられて、
そこからはもう、脱出することにしました。


お誕生日月だったわりにはいろいろと悩みも多く、
ちょっと元気なく過ごしてしまった6月が終わり、
気付けば今年も後半に突入です。

明るく朗らかに過ごしましょう♪