やおぶろ vol.2

スキー大好き、やおりのブログ。

スーちゃん。

2011-04-26 | notes(雑録)



スーちゃんの訃報、とっても寂しい。

キャンディーズが大好きでした。今も好きです。
去年の夏頃、自分の中でリバイバルヒットして、CDも買いました。
昨日は一日中、そのCDを聴いていました。


葬儀で流された肉声をテレビで聞いて、涙が出ました。
聞き慣れた声よりもずっと弱々しくて、つらそうで。
もっと女優を続けたかったという無念もにじむ。

だけど、
とっても美しいメッセージだと感じました。

思いやりと、愛情と、感謝の気持ちにあふれて、
語りかけてくる言葉のひとつひとつが、
スーちゃんの美しさそのもののように感じました。


美しい言葉を残して、スーちゃんは逝っちゃったね。

寂しいな……。



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田中好子さんメッセージ全文

こんにちは、田中好子です。
きょうは3月29日、東日本大震災から2週間たちました。
被災された皆さまのことを思うと、心が、破裂するように痛み、
ただただ亡くなられた方々のご冥福をお祈りするばかりです。

私も一生懸命、病気と闘ってきましたが、もしかすると負けてしまうかもしれません。
でも、そのときは、必ず天国で、被災された方のお役に立ちたいと思います。
それが、私の務めと思っています。

きょうお集まりいただいている皆さまにお礼を伝えたくて、このテープを託します。

キャンディーズでデビューして以来、本当に長い間お世話になりました。
幸せな、幸せな人生でした。心の底から感謝しています。
特にランさん、ミキさん、ありがとう。二人が大好きでした。

映画にもっと出たかった。テレビでもっと演じたかった。もっともっと女優を続けたかった。
お礼の言葉をいつまでも、いつまでも皆さまに伝えたいのですが、息苦しくなってきました。

いつの日か、義妹、夏目雅子のように、
支えて下さった皆さまに、社会に、少しでも恩返しができるように、復活したいと思ってます。
かずさん、よろしくね。

その日まで、さようなら。


(2011年4月25日23時53分 読売新聞)

母、ケータイデビュー。

2011-04-25 | notes(雑録)

今さらながらですが、
母に、携帯電話を持ってもらうことにしました。

3月11日の地震で、ああした状況下では携帯がまるで使えないということは
強く実感したのですが、やはり地震に限らずとも「いざ」という時のために、
ないよりはあったほうが良かろうということで。

基本的には家族・親族の間の通信手段として、
あとは「災害伝言サービス」などの利用の仕方を覚えておいてもらおうと
考えています。

本当はもっと早くに手続きしたかったのですが、わたくしも結婚・引っ越しで
自分自身の各種手続きが多く発生し、すっかり先送りにしちゃっていたのです。
(ケッコンって、女性のほうが圧倒的に手続きすべきことが多いんですね…)


日曜日に、最寄りのauショップへ二人でお出かけ。

なんせ生涯初のケータイですから、機能満載の機種などはかえって混乱のもと。
スマートホンなどもってのほか(わたしだって持ってないんだから)。
母も納得の上で、カラダにやさしい「簡単ケータイ」をチョイスしました。

契約にあたって料金プランなどの説明を受けたのですが、
母ときたら、受付けカウンターに着席したあとは基本的に「休めの姿勢」。
横顔を見ると、その瞳が、遠くを見たままガラスのようになっていました。
店員さんのコトバのすべてが初めて耳にする単語のオンパレードで、理解の域を
はるかに超えていた模様です。

もうほとんど、店員さんとわたくしのマンツーマンで話をどんどこ進め、
申し込み手続きを済ませました。

真新しい携帯を持って帰宅し、
まずは代筆にて、姉に宛てて「携帯を持ちました」メールを発信。
母に携帯を手渡し、メール操作の説明をしていると、姉からすぐに返信が。

母は、
メール受信を告げるメロディとブルブルに相当ビックリしたようで、

「やだ、どうしようっっ!」と、大きな声を上げると同時に、

携帯を、こちらに放り投げました。


さらにその後、わたしが実家を去る際、
お夕飯の買い出しがあると言って母も一緒に家を出たのですが、
当然のように、携帯は不携帯でした。ぶひー。


……先が思いやられますが、
母ほどの年齢でケータイ操作など新しいことを覚えるのは、
かなり脳の活性に有益なはず。
教えがいがありそうです。

がんばれ母ちゃん。

わたくしごとではございますが。

2011-04-11 | notes(雑録)


「わたくしごと」ではございますが、
やおり、このたび結婚しました。

3月下旬に入籍をいたしました。

なにもこの未曾有の大災害というタイミングで結婚だなんて、
とも思いますが、この時期に籍を入れることは、地震がくるよりも
前に決めていたこと。

そうはいっても、地震、そして頻発する余震のあまりの怖さに、
新居への引っ越しを少し先送りにしようか…。
すっかり尻込みして、直前まで、けっこう本気で悩みました。
日中留守にしている旦那さんを待って新居で一人でいるよりも、
自営業でいつも家にいる自分の家族といたほうが、
ぶっちゃけ気持ちの面で安心だし(我ながら超ビビリなんだけど)

でも、ちょうどそんな折、

「こんな時期だけど、ちゃんと籍は入れるんですよ」

心優しいスキー仲間からそっと届いた励ましのメール。

大きな温かい手で背中を押されたというか、
身体の「こわばり」が、ふーっと緩んで、気持ちが定まりました。

ありがたかったです。


そりゃね、嫁入り前といったら、
地震の影響でスーパーからトイレットペーパーは消えるわコメは消えるわ、
日々のごく当たり前の食品を買うのも大変で、おまけに計画停電もあったりで、
嫁ぐ前の親子水入らずも家族団らんもあったもんじゃない。
そんなことより懐中電灯とラジオが手放せませーん!
みたいな数日間になっちゃったし、

上記のようなモノ不足だったから、
新居もなんだかあれこれ揃わなくて、旦那さんの親御さんがわざわざスーパーに
並んで調達してくれたトイレットペーパーとコメ、
うちの両親が持たせてくれた野菜や乾物が、どんなにありがたかったか。
そんな、両家からのお祝いの品々(笑)


引っ越しから数日後に、予定どおり入籍の日を迎えたのですが、
当日は、スキー家族から膨大な数の「おめでとう」メールをいただきました。
きっと入籍の時間をしつこく(?)尋ねてきた、しん●ちの根回しね。

しん●ちをはじめスキー家族のみんな、どうもありがとうございます。

一斉返信でしかお返事できず、引っ越しの片付けや、節電を心がけながらの
新生活に追われて、気付けば半月が経過。
3月と4月では、季節も、景色も、劇的に変化するものですが、この半月は
毎日があっという間で、それをうっかり見逃すところでした。

冒頭の写真は、
新居近くに立つ、市内でも有名だという枝垂れ桜。古木・巨木です。

この結婚にあたっては市内で転居しただけなのですが、それでも
今までとは生活圏が変わるため、初めて知る場所がたくさんあります。
新しいことを、いろいろ楽しんでいきたいと思います。

「頑張ります」とは言いません。

なぜなら、
スキー家族の先輩主婦の皆さまから、

「妻というのは初めが肝心。
 頑張りすぎるとそれが普通だと思われてしまう。
 万事ほどほどに」

との含蓄あるおコトバを頂戴しているからです。
ありがたやありがたや♪


ではまた。