やおよろずの神々の棲む国でⅡ

〝世界に貢献する誇りある日本″の実現を願いつつ、生きること、ことば、子育て、政治・経済などについて考えつづけます。

【歴史教科書】43 19-1・2 未来に向けて ~両社が中学生に示す「日本の課題」は大違い!~

2013年07月08日 | 教育6 中学歴史教科書の比較(h24-27年度使用)

<このシリーズの記事⇒ 222324252627282930313233343536373839404142 ※ほぼ集中的に連続掲載する予定です。

 ついに歴史教科書の「歴史」の部分は終わりました。
 今回と次の最終回は、両教科書が《「現在と未来」について、中学生になにを教えようとしているのか》について比べます。


◎下に示す冊子資料では、各項目ごとに「疑問点」をあげています。
《疑問の是非》もふくめて、コメントで意見を頂ければ幸いです。





 
 <私見> 
 
両社の「これからの日本の課題」のとらえかたはずいぶん違いますね。

 読者のみなさんのなかには、《東書の「現在の課題」はなんと能天気なんだ》と思われた方もがおられるかもしれません。
 しかし、東書はけっして能天気なのではありません。
 そんな能天気な頭では、《それなりのひとかどの仕事》ができるものではありません。
 東書で執筆している「歴史学者」や「教育関係者」や編集者は、自分の専門分野に関して、《現実を観察し理解する技術》についてそれなりの訓練を受けている専門家なのです。

 つまり、東書は、育鵬社とちがって、意図的《「現実」から中学生の眼をそらさせる》《「現実」を見る目を育てない》という情報操作をしているのです。

 《東書が、誰のために、なんのために、そのような情報操作(※洗脳とも言われる)をしているのか》ということについては、本稿のテーマではないので追究しませんが、多くの方がすでにおわかりではないかと拝察します。

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