楽々雑記

「楽しむ」と書いて「らく」と読むように日々の雑事を記録します。

冊子の行方。

2008-03-07 00:29:30 | 雑記。
以前にも書いた「雲のうえ」の第6号が1月の下旬に出ることは、第5号の末尾に書いてあったので知っていた。わざわざ第2号から第4号までを取り寄せてしまうほど第5号が楽しかったから、6号が出たらすぐにでも手に入れたいと思っていた。取り寄せた冊子をじっくり読んだのかといわれると答えに窮してしまうが、とにかく興味を持ったら手に入れなければ落ち着かない。発売日に手に入れないと一生手に入らないのではないかと思っても、そういったものの多くが手に入れれば満足するといった類のものだったりする。そして、無理をして入手しても時間が経ってから店頭で見かけることも少なくなかったから、歳を重ねるにつれ無理をする回数も減った。
1月下旬になってからは、「雲のうえ」の第5号を手に入れた松坂屋の地下の本屋に何かに付けて立ち寄るようにしていた。毎週覗いては届いていないことを確認するということの繰り返し。そして立ち寄る度に本やら冊子やらを購入しているから、すでに「雲のうえ」は自分にとってフリーペーパーではないような気がしている。2月に入って随分経っても、件の書店の店頭に見かけないので、配布先リストを確認すると、目白の美容院の帰りに寄れそうな場所にある古書店で配っていることがわかったから、髪を切るのをいつもより少し早めて雑司が谷にある明治通り沿いの古書店に寄った。漸く手に入ったから大事に読もうとすぐに読まずに持ち帰った。そうして持ち帰ったまま枕元に置いてある。やはり手に入れるだけで満足というはずはないのだけれど、次に手に入れたいものに興味が移りつつあるのは否めない。
先週の日曜日に、何気なく松坂屋の地下の書店に立ち寄ると書店のスタッフから嬉しそうに「入りました」と話しかけられた。入荷するのを楽しみにしていたのを覚えていてくれたようで、今回の内容もとても良いと言いながら冊子を渡してくれた。まさか既に手に入れたことも言えないし、手に入れてから時間が経ったのにまだ読んでいないことなど言えるはずも無い。

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