桜も終りそうです。
DVDを購入した、それも4枚。会社帰りに渋谷のHMVのエスカレータに乗っていると「2枚以上買うと20%オフ」という宣伝を見ていつもなら素通りしてしまうDVDコーナーに寄ったのだ。正直なところ映画には全く疎い。ならば買わなければ良いのではないか、と言われると返す言葉もない。広い売り場をグルグルと巡る。レコードやCDならば「聴かないかもしれない」という感じでも買ってしまうのだけれども、映像モノはなぜかそうした気持ちで買うことができない。写真集も同じだ。最上階のABCで見たブラックパンサーの写真集も非常に気になったのだけれども「買う」というところまでに至らなかった。そんなことを思いながらフラフラしていると「ダーティー・ハリー」のDVDを発見する。例の映画の公開記念らしく全シリーズが揃っている。安いだけにパッケージが今ひとつではあるが、これは嬉しい。
ダーティー・ハリーを観るようになったのは、10年以上前にアルバイト先で知り合ったKSKの推薦だったり、当時ちょうど出た『main squeeze』というサントラを集めたブートレッグのコンピレーションに入っていたテーマ曲を聴いてからだ。ラロ・シフリンが音楽を手がけているのは、1と2そして5だったか。さすがに80年代も半ばの5作目だと、期待しているような音楽ではないはずと観もせずに決めつけ、1と2を買うことにする。そして近くにあった『ブリット』も買う。これもラロ・シフリンが音楽、内容は刑事アクション。これだけでは男気溢れるアウトローに憧れるサラリーマンにしか見えまい。何か他の物でバランスをとらなければと思いつつ、他に何を買いたいものもないままにレジに近づくと『Pedal』というピストバイクのDVDが目に入った。以前に代官山のボンジュール・レコードで流れていたサンプル映像を思い出す。ここで初めて「20%オフ」という言葉が頭を過ぎった。結局、それも買おうと財布を出すとポイントカードがたまっていたのに気付いた。何だか得をした、と思ったが、そもそも買おうと思っていなかったものを宣伝につられて買ったのだから得をしたのだろうか。早速家に帰って元を取ろうと思う。
DVDを購入した、それも4枚。会社帰りに渋谷のHMVのエスカレータに乗っていると「2枚以上買うと20%オフ」という宣伝を見ていつもなら素通りしてしまうDVDコーナーに寄ったのだ。正直なところ映画には全く疎い。ならば買わなければ良いのではないか、と言われると返す言葉もない。広い売り場をグルグルと巡る。レコードやCDならば「聴かないかもしれない」という感じでも買ってしまうのだけれども、映像モノはなぜかそうした気持ちで買うことができない。写真集も同じだ。最上階のABCで見たブラックパンサーの写真集も非常に気になったのだけれども「買う」というところまでに至らなかった。そんなことを思いながらフラフラしていると「ダーティー・ハリー」のDVDを発見する。例の映画の公開記念らしく全シリーズが揃っている。安いだけにパッケージが今ひとつではあるが、これは嬉しい。
ダーティー・ハリーを観るようになったのは、10年以上前にアルバイト先で知り合ったKSKの推薦だったり、当時ちょうど出た『main squeeze』というサントラを集めたブートレッグのコンピレーションに入っていたテーマ曲を聴いてからだ。ラロ・シフリンが音楽を手がけているのは、1と2そして5だったか。さすがに80年代も半ばの5作目だと、期待しているような音楽ではないはずと観もせずに決めつけ、1と2を買うことにする。そして近くにあった『ブリット』も買う。これもラロ・シフリンが音楽、内容は刑事アクション。これだけでは男気溢れるアウトローに憧れるサラリーマンにしか見えまい。何か他の物でバランスをとらなければと思いつつ、他に何を買いたいものもないままにレジに近づくと『Pedal』というピストバイクのDVDが目に入った。以前に代官山のボンジュール・レコードで流れていたサンプル映像を思い出す。ここで初めて「20%オフ」という言葉が頭を過ぎった。結局、それも買おうと財布を出すとポイントカードがたまっていたのに気付いた。何だか得をした、と思ったが、そもそも買おうと思っていなかったものを宣伝につられて買ったのだから得をしたのだろうか。早速家に帰って元を取ろうと思う。