こんな結末を誰が予想しただろうか?・・・・
馬原は今季すでに28セーブをあげているパ・リーグ、いや球界を代表するクローザー、その馬原が勝利を目の前にして炎上した。
しかし、28セーブとはいえ、常にランナーを出しながら何とか切り抜けるスタイル、いつしか、馬原劇場と揶揄される風潮が生まれた。ハラハラさせながら幕を引くさまに苦笑しながらも、勝利した喜びに浸っていたんだが、・・・・・
その内容の悪さには一抹の不安があった。いつかやられるんじゃないかという不安、その不安が大事な一戦に現実のものとなってしまった。
2点差の最終回、セギノール、草野に連打されて無死1.2塁、いつもなら恒例の馬原劇場開演か、と余裕を持って見ていられるところだが、今日はそうはいかない、馬原の調子が悪すぎるからだ、追い込んでも決められない。
今日の馬原は何もかも悪かった。ストレートは走らずシュート回転する、フォークは思うように落ちない。コントロールはバラバラ、打ち込まれるのは当然の結果。
勝利の方程式の最後を締めくくる馬原が調子が悪くて打ち込まれたのだから敗戦はしょうがない。打つべき手を打っても負ける日は負ける。
だが、待てよ 打つべき手は打ったのか?
いや疑問が一つある。いつもやっているサードの守備固めをやっていなかったのはなぜ?・・・・
無死1.2塁から代打小坂が当然のバント、ファースト明石が猛ダッシュしてサードへ矢のような投球、タイミングはアウト・・・勢いのついた明石の投球は高くホップ気味。オーティズこれを後逸、走者は生還して1点差となってしまった。記録はオーティズのエラー、守備固めをしていても取れなかったかも知れないが一抹の悔いが残る。
中村真のバントは三封、代打憲史三振で2死となる。少しは見えてきた勝利の灯だったが、やはり馬原はこらえきれなかった。
渡辺直、安打で同点、高須、安打で満塁、リーディングバッターを争っている鉄平に対しカウントは1-3、開き直った馬原の絶好球を、待ってましたとばかり強振した鉄平の打球はライトスタンドへ・・・・グランドスラム。
山崎にもヒットされ馬原は屈辱のKO、水田まで繰り出してようやく攻撃は終わった。
馬原5安打で6失点、だが自責点は0、何とも悔いが残る結果となった。
4回まで、毎回先頭バッターがヒットで出塁するホークス、毎回2塁打で塁上を賑やかすマリーンズ、それでいて得点はそれぞれ1点だけ、拙攻の連続でイライラする試合展開。
試合が動いたのは6回、先頭本多が3塁打、5度目の正直かと身を乗り出したが川崎、オーティズが凡退、ああ、やっぱり・・と諦めかけたところで感動のプレーが飛び出した。
小久保フルカウントからの一打は当たり損ねの二ゴロ、キャプテン激走して1塁にダイビング、内野安打となって勝ち越し点をあげる。
7回にはまた先頭長谷川がヒットで出塁、田上バントで2塁に送る。ここでスタメン欠場の多村が代打、初球をレフト左へ2塁打で長谷川生還、貴重な追加点。
クローザーの思わぬ乱調はこれらの感動シーンやジャマーノの粘投を遠い昔の出来事のように消してしまった。
馬原の胸の内は察するに余りある。いままで何度も勝利の幕を引いた馬原、今後も頑張って貰わなければならない。ホークスのクローザーは君だ。奈落の底へ転落したショックからの立ち直りは簡単ではないだろうが、もい一度云おう「ホークスのクローザーは君だ」頑張れ 馬原!
あまり出来のよくなかったマーくんを攻略しただけに、黒星をつけられなかったのは残念だが、悪夢は早く忘れよう。 気を取り直して明日、明日・・・・・
明日は右のエース、D.ホールトン、相手は青山浩二。
当然、勝利は計算済み、鷹ナインが塁上を走り回る図が見えてきた。
気合いを入れて・・・頑張ろう ホークス!!
馬原は今季すでに28セーブをあげているパ・リーグ、いや球界を代表するクローザー、その馬原が勝利を目の前にして炎上した。
しかし、28セーブとはいえ、常にランナーを出しながら何とか切り抜けるスタイル、いつしか、馬原劇場と揶揄される風潮が生まれた。ハラハラさせながら幕を引くさまに苦笑しながらも、勝利した喜びに浸っていたんだが、・・・・・
その内容の悪さには一抹の不安があった。いつかやられるんじゃないかという不安、その不安が大事な一戦に現実のものとなってしまった。
2点差の最終回、セギノール、草野に連打されて無死1.2塁、いつもなら恒例の馬原劇場開演か、と余裕を持って見ていられるところだが、今日はそうはいかない、馬原の調子が悪すぎるからだ、追い込んでも決められない。
今日の馬原は何もかも悪かった。ストレートは走らずシュート回転する、フォークは思うように落ちない。コントロールはバラバラ、打ち込まれるのは当然の結果。
勝利の方程式の最後を締めくくる馬原が調子が悪くて打ち込まれたのだから敗戦はしょうがない。打つべき手を打っても負ける日は負ける。
だが、待てよ 打つべき手は打ったのか?
いや疑問が一つある。いつもやっているサードの守備固めをやっていなかったのはなぜ?・・・・
無死1.2塁から代打小坂が当然のバント、ファースト明石が猛ダッシュしてサードへ矢のような投球、タイミングはアウト・・・勢いのついた明石の投球は高くホップ気味。オーティズこれを後逸、走者は生還して1点差となってしまった。記録はオーティズのエラー、守備固めをしていても取れなかったかも知れないが一抹の悔いが残る。
中村真のバントは三封、代打憲史三振で2死となる。少しは見えてきた勝利の灯だったが、やはり馬原はこらえきれなかった。
渡辺直、安打で同点、高須、安打で満塁、リーディングバッターを争っている鉄平に対しカウントは1-3、開き直った馬原の絶好球を、待ってましたとばかり強振した鉄平の打球はライトスタンドへ・・・・グランドスラム。
山崎にもヒットされ馬原は屈辱のKO、水田まで繰り出してようやく攻撃は終わった。
馬原5安打で6失点、だが自責点は0、何とも悔いが残る結果となった。
4回まで、毎回先頭バッターがヒットで出塁するホークス、毎回2塁打で塁上を賑やかすマリーンズ、それでいて得点はそれぞれ1点だけ、拙攻の連続でイライラする試合展開。
試合が動いたのは6回、先頭本多が3塁打、5度目の正直かと身を乗り出したが川崎、オーティズが凡退、ああ、やっぱり・・と諦めかけたところで感動のプレーが飛び出した。
小久保フルカウントからの一打は当たり損ねの二ゴロ、キャプテン激走して1塁にダイビング、内野安打となって勝ち越し点をあげる。
7回にはまた先頭長谷川がヒットで出塁、田上バントで2塁に送る。ここでスタメン欠場の多村が代打、初球をレフト左へ2塁打で長谷川生還、貴重な追加点。
クローザーの思わぬ乱調はこれらの感動シーンやジャマーノの粘投を遠い昔の出来事のように消してしまった。
馬原の胸の内は察するに余りある。いままで何度も勝利の幕を引いた馬原、今後も頑張って貰わなければならない。ホークスのクローザーは君だ。奈落の底へ転落したショックからの立ち直りは簡単ではないだろうが、もい一度云おう「ホークスのクローザーは君だ」頑張れ 馬原!
あまり出来のよくなかったマーくんを攻略しただけに、黒星をつけられなかったのは残念だが、悪夢は早く忘れよう。 気を取り直して明日、明日・・・・・
明日は右のエース、D.ホールトン、相手は青山浩二。
当然、勝利は計算済み、鷹ナインが塁上を走り回る図が見えてきた。
気合いを入れて・・・頑張ろう ホークス!!