老ホーク雑感

ホークスを中心に、野球の他、スポーツ全般の話を、何の脈絡もなく、思いつくままに書いています。

愁雲、ヤフードーム

2009-10-06 23:04:30 | ソフトバンクホークス
 ホームグランドでの最後の試合、エースを立て絶対勝たねばならない試合だった。

 結果は無残、近藤/金子に手も足も出ず、シャットアウトで完全敗北。

 投手三冠を目指す杉内の立ち上がり、ちょっと力入り過ぎたようだ。ストレートは浮き気味、チェンジアップはひっかり気味、それでも要所は締めるエースの頑張りを期待したが、初回は小斉、2回は川崎のエラーで2点を背負う。

 3回以降は徐々に「らしさ」を取り戻し、3安打散発、危なげなく9回を投げ切った。

 懸命に投げるエースに強力な援護をと逸るホークス打線、ホークスにだけ絶対の自信を持つ近藤のハイテンポな投球に全くバットが合わない。

 チャンスらしいチャンスは2回と6回だけ、2回、1死から長谷川大きくバウンドするサード内野安打、松田センターオーバーの2塁打で1死2.3塁、チャンス・・・初回、先制点を失う因となったミスを挽回するチャンスに小斉はあえなく内野フライを打ち上げる・・・・・・

 いつも言っていることだが、小斉はまだ一軍のレベルではない。ストロングヒッターであることは間違いないが走者を還すバッティングは出来ない、現在時点では「育てながら勝つ」余裕はない筈だが・・・。

 6回、明石が四球を選び、本多のドラッグバントは幸運な内野安打となり、無死1.2塁、やっと流れがやってきた~~という感じ。
 川崎が的確に送って1死2.3塁・・・と想定した瞬間、まずいバントで走者はサードフォースアウト、どうしてダッシュしてくる左利きの岡田の前へ、どうぞとばかり転がすの?・・・
 オーティズ三振、今日のオーティズは4.9回の先頭打者でも三振、反撃の狼煙をあげられなかった。

 2死となったが4番小久保に期待をつなぐ、小久保の一打は投手頭上を大きなバウンドで越して内野安打、サードをオーバーランした本多は三本間に挟まれランダンプレー(ショート山崎浩の好判断)・・・本多は巧みに3塁へ帰塁してホッとした途端、川崎が2.3塁間に挟まれてタッチアウト。
 バント失敗と走塁ミス、川崎も2回の守備ミスを消すことはできなかった。

 結局、杉内の粘投を見殺ししてしまった打線、松中、多村をベンチにおき、守備に難のあるオーティズをDHとした新打線も全く元気なく機能しないままゲームセット。

 杉内15勝5敗で涌井との1差は縮まらなかったが、今日も二桁三振で逆に5個リード。2年連続200奪三振達成。

 自責点0で敗戦投手なんて・・・・酷すぎる。

 11日の最終戦では何とか工夫して杉内に1勝を・・・そのくらいの配慮をしてもだれも文句は言えまい。


 試合終了後、「あぶさん」こと景浦安武(背番号90)の引退セレモニーで作者水島新司氏があいさつ、折角の企画も最終戦完敗でやや盛り上がりに欠けたのは残念。「あぶさん」については明日書いてみようと思っている。


 因みに、日本ハムの優勝が決定し、梨田監督が北海の大地で舞い上がった。

 金子誠の犠飛でサヨナラ勝ち、ファイターズらしい締めくくり方。

 ファイターズ、君たちは強かった!

 おめでとう!2009パ・リーグ優勝!! 北海道日本ハムファイターズ。


 楽天はロッテに苦杯、ライバルが連敗しているのに、当方も連敗中とは・・・・・
 ロッテもホーム最終戦。同点の8回2死から長打3連打で3点、9回の最後は今季限りの小宮山がマウンドに上り1球でセギノールを打ち取ってセーブ、最年長セーブ記録を更新、バレンタイン監督も最後のホームグランドで最高の盛り上がりを演出した。



 笑っても泣いても後は一試合、最後連敗で終わるなんてことは勘弁してほしい。
次、勝つまで時間がかかり過ぎる。

 最後だ!  頑張れ  福岡ソフトバンクホークス!!!


最新の画像もっと見る