全国からレトロゲームマニアが集う聖地として有名な駄菓子屋があり、先日近くまで出掛けたので立ち寄った。店内には幼い頃、駄菓子屋の店頭にあった懐かしの10円ゲーム機が所狭しと並んでいた。弾き方にコツがあったな~とか、少ないお小遣いの中で獲得した景品は本当に嬉しかったな~としみじみしたかったのだが、店内に無数に貼られた注意書きと店主の客商売とは思えない接客態度に数回遊んですぐに店を出た。
ふと考える。もしかして店主の不愛想もその当時の駄菓子屋を忠実に再現していたのかも知れない。だからこちらも当時と同じように数十円だけ遊んですぐに帰ったのもあながち間違っていないだろう。ただあの当時と比べてひとつだけ異なるのはこの店には「もう二度と行かねぇぞ」ってことだろう。