こども保険の払込終了の通知が届いた。そうか~もう支払わなくてもいいんだ~としみじみ思う。
気が付けば来月から息子が大学へ進学し、娘は21歳を迎えた。当然ながら初めての子育てだったので分からない事ばかりだった。だって初めてだもん・・・最低限の社会のルール、マナー、常識を教えられただろうか?と不安になるが、スポーツを通じて様々な事を教えて貰ったようだ。だから時々びっくりするほど大人の対応をしている子供たちに驚かされたものだ。学ぶことは決して机の上、教科書の中だけではない。
最近ふと思うことがある。「親の非常識が、子供の常識」という恐怖・・・。これは本当に恐ろしい。電車に乗り込むと同時に子供そっちのけで携帯をいじる親、映画の上映中でも話し続ける親、自分が行きたいからと所構わず子供を連れて行く親・・・きっとその子供たちが親になった時は同じことをするだろう。約束が守れない親が子供たちには「時間を守れ」なんて注意は出来やしないし、挨拶が出来ない親の子供はもちろん挨拶なんて出来る訳が無い。いつも言っている事だが、最近の変な事件やトラブルはすべて親の躾のせいである。
子供の成長と共に「子供の手前」行動することが増えた。だから子供と共に親も少しだけ成長出来たような気がする。来月から今まで以上に老夫婦二人と「彼」との三人の時間が多くなるだろうが、そんな成長がまた嬉しく感じる春でもある。