先週の土曜日は一年中で昼が一番短く夜が一番長い日=冬至だった。冬至と言えば柚子湯で、我が家の浴槽にも柚子が浮かんでいた。
冬至とユズとの関連は、一説に湯治(とうじ)と冬至(とうじ)との語呂合わせで、身体息災であれば、融通(ゆうずう)がきく、とのこじつけであると言われている。また柚子の精油ピネン・シトラールなど皮膚からの刺激により血行を促進し、寒くて停滞しがちな、体を目覚めさせる役目を持ち、特に神経痛・リウマチ・冷え性には効果があり、風邪予防になると伝承されている。
我が家では柚子を巾着袋に入れて浮かべるのだが、蓋を開けただけでとても良い香りがする。湯船に入っても、袋を手繰り寄せたり、沈めたり、体を擦ったりとまるで玩具を持ち込んだように色々と遊んでしまい、ついついテンションが上がり、長湯になってしまう。
柚子湯に入ると今年ももう終わりである。有限会社やな瀬不動産