タケ・タケ・エヴリバディ!

当ブログは「竹と生きる・竹を生かす」をメインテーマに、管理人の田舎暮らしの様子をお届けします。

朽ちないサクラ

2023年08月02日 | 読みました!見ました!

柚月裕子さんの「朽ちないサクラ(徳間書店)」を読了しました。実は半分以上は岡山からの帰路の新幹線の中で読んでいましたので、残りを一気に今日(2日)読んだって感じです。今日は長岡まつり(大花火大会)の1日目。わが家の花火見物は今年は3日(明日)と決めていましたので、アルビレックスの天皇杯(町田戦)が始まるまでの時間帯で、読了することができました。あらすじはこんな感じ。


米崎県警平井中央署生活安全課が被害届の受理を引き延ばし、慰安旅行に出かけた末に、ストーカー殺人を未然に防げなかったと、新聞にスクープされた。県警広報広聴課で働いて4年、森口泉は、嫌な予感が頭から離れない。親友の新聞記者、千佳が漏らしたのか? 「お願い、信じて」そして、千佳は殺された――。県警広報課事務の私に、何ができる? 


まぁ、こんな感じです。警察事務員の泉が親友の死の真相に迫る過程で、さまざまな警察組織の不条理とも対峙していくのに引き込まれました。事件は解決したかと思われたものの、残りページあと僅かで泉は真相を見破ります。事実が明らかになったにも関わらず、理不尽で不条理な警察組織の闇にモヤモヤが残ります。「警察事務員を辞め、警察官になる!」と言った泉の次のステージが楽しみです。「泉ちゃん!頑張れ!」と応援したくなる主人公です。

柚月裕子さんの小説って、今までに「慈雨」とか「あしたの君へ」とかって読んだことがあるのですが、この「サクラ・シリーズ」も面白そうですね。続編の「月下のサクラ」も読まなきゃな…って思いました。

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