実は・・

読んだことが無かったのである。‎深田久弥氏の日本百名山・・まあ昨今ではその辺のおばちゃん　おじちゃんでも知ってる有名な山岳随筆なんだが。初版がいつかな・・と今調べてみたら６４年だから　５０年以上前じゃんかｗ　一応古典だがベストセラーだから読んでおくか・・と安いのがあったんでポチった。もう文庫になってるのにわざわざ単行本だ。今手元にあるんだが　日焼けはしてるけど　本当に読んだのかよ？と思うような美本。新装版だが　１９９１年ｗ　２５年前である。まあ読んでたんだが　うーむさすがに５０年前の名著。ある程度知ってないとただの古本なのだ。というわけで　あたしはエセ　ネイチャリストなわけでｗ　あたしは山暮らしのきっかけがヒッピームーヴメントだったりコミューンだったりネイティブ　アメリカンだったりヘルズエンジェルス（わからんと思って適当なもん混ぜるな・・といわれそうだがｗ）だったりアリシア・ベイ・ローレルの原著だとか前出のソローとか読んで　ディランだのウディ・ガスリーだのＰＰＭだのバエズを聴いてたわけなんで　もうちゃんとした山屋なわけない。昔は山屋ってきたねーキスリングで夜行の時間待ちで　駅で座り込んでた連中で　手入れされた山靴履いて無きゃほとんどホームレス。少し綺麗な格好して女子が混ざってるとワンゲルだったわけで。まあ　バイク乗りから入ってるから　当然定番の山と渓谷なんか読んでない。百名山だって読んでないわけである。じゃ　何読んでたか？というと講談社のＢＥ－ＰＡＬｗ　恐ろしく軟弱な　まあ自然派のポパイつーかＭＯＮＯマガジンつーか。なんで　道具にべったり。ＲＥＩやエディバウアあたりにＦＡＸして　国内で誰も持ってないようなものを個人輸入してた。今思うと顔から火がでるんだが　あたしが一番嫌いな物量オートキャンプつーかアメリカンスタイルのキャンプ道具を次々と買ってた。昨今は銃刀法で五月蝿いつーか持てなくなっちゃったがＢＵＣＫの１１０　俗に言うフォールディングハンターなんかぶらさげてた。今なら即逮捕されちゃうんだがｗ　テキサスのナイフ屋で安かったんでオーダー入れたら　通関して持ってきたら　パキスタンだかアフガニスタン製で刃がついてないｗ　洋物ナイフって　日本刀みたいな剃刀みたいな刃物じゃないくて　目の細かい鋸みたいな刃でひっかけて切るので　シャープナーなんかも買ったな。　あーなんだっけ・・あ　そうそう　オートキャンプをぼろかす言っておいて　アメ車のキャンピングカーまで買って　言動一致してないじゃんか？と言われそうだが　その通りです　はい。物欲にまみれてました。結局　あーこれは求めるスタイルと違うなと気がつくまでに　いくら使ったかわからん。最初に気がつけよ？　無駄じゃん？　阿呆じゃん？て言われたら　その通りです。阿呆です。結局弟が山用のコンパクトなテントをくれたんで　正しい道には戻ったが。なんで　ナチュラリストつーかネイチャリストとか　まあ恐ろしく甘い立場にいて　シェルパ斉藤氏だの野田知佑氏とか言ってるわけだ。あー　田淵義男氏は国立の作家らしいが　長野の川上村行ったな。最近大麻　限界集落で話題の大町は　弟が最初の赴任先だったわけでまあ　自然には近い。結局大回りをして　５０年前の百名山読んで　あーもっと前に読んでたら　山屋になってかなーと思うが。大手術しちゃってサイボーグ化したあたしは　もう高山にはいけんな・・と。もっとも高山でゼーハ言ってるよりは里山でチェンソー振り回してる方が性にあってるんだからいいけどねｗ　無理に登ったら下山はドクターヘリがドギーバッグだな・・と思う。