競馬でも書くか。
先日(ずっと前か!?)、逃げ馬を書いたので、今日は追い込み馬を。
最後の直線まで馬群の後方をトコトコ歩いて行って、直線だけ本気を出して差し切る、瞬発力に優れた馬である。
今から20年前の秋の天皇賞。福島競馬場でレッツゴーターキンという馬の馬券を握っていたら勝ってしまった。
ついでだが、このレースに出ているトウショウファルコは美男子である。
このレースは逃げ馬メジロパーマーとダイタクヘリオスが先頭争いをして、1番人気のトウカイテイオーがその後ろ。
普通のハイペース(前半1000m59秒台)ならばナイスネイチャかヤマニングローバルが勝っただろう。
超ハイペース(1000m58秒台)ならばムービースターが勝っただろう。
しかしもの凄い超々ハイペース(1000m57秒台)だったので、11番人気のレッツゴーターキンが差しきってしまった。
なんてことを井崎脩五郎先生が言ってた。
レッツゴーターキン 天皇賞
おかげで儲けさせてもらったよ、レッツゴーターキン。ありがとう!
そのレッツゴーターキンも1年前に24歳(人間ならば90歳ぐらい)で死んでしまった。
はかないなぁ。
ちなみにメジロパーマーは次走有馬記念を勝ち、ダイタクヘリオスは次走マイルチャンピオンシップを勝ち、トウカイテイオーは次走ジャパンカップを勝った。
レッツゴーターキンは繁殖牝馬に恵まれなかったが、幸せな晩年だったようだ。
追い込み馬で有名なのはミスターシービーとかディープインパクトだが、無名の馬でアピールというのがいる。
今も現役で障害レース等を走っている。
2009年9月12日、凄いレースを観た。
離れた最後方から差しきってしまった。太宰騎手、凄かった。
すんごい追い込み
このときは14頭中14番人気。前走は10頭中9番人気で9着。前々走は14頭中14番人気で14着。
何でこのときだけ走ったんだろう。
そして、東京競馬場で行われた根岸ステークスから二つ。どちらも最後方からの差し切り。
まずは2000年、伝説のブロードアピール。
【競馬】 ブロードアピール 実況・青嶋達也
そして今年のシルクフォーチュン。
2012年 第26回 根岸ステークス G? シルクフォーチュン
逃げ馬が好きなのだが、これはこれで面白い。