いわき市のおやじ日記

K流釣り、K馬、そして麺食いおやじのブログ。
山登り、読書、映画、陶芸、書道など、好きなことはいろいろです。

豆腐屋さんの怒り

2013年09月02日 | エッセイ

ある会議の席で豆腐屋さんが憤慨していた。

その豆腐屋さんは首都圏のアンテナショップなどで美味い豆腐を販売している。

立川志の輔さんや小林幸子さんからも注文があるんだから凄いと思う。

しかし、福島第一原発の汚染水問題以来、売れ行きが極端に落ちたそうだ。

アンテナショップで、「福島の食べ物はもう食えねーな」と捨て台詞を吐いて行った人もいるらしい。

豆腐屋さんは、「日本人はどうしちまったんだ!」と怒りが収まらない。

 

以前も書いたが、「福島=危険」というのは思考停止に近い。

ひとくくりで纏められるほど福島の地理、日本の地理は単純ではない。

それに福島の食品は放射線の検査をしているので、冷静に考えればむしろ安全だと思う。

 

豆腐屋さん以外でも頑張っている農家の方は多い。 でも福島県産は大きな危機である。

汚染水に対し、安部総理は「場当たり的ではなく、抜本的な対策を講ずる」と話していたが、

今頃になって動き始めること自体、場当たり的な対応ではないですか。

政治家の皆さん、休んでいたり、外国に研修に行ってる場合じゃないと思うよ。


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