【 保護犬:ハッチ日記 】

成犬の保護犬、里親日記

散歩の醍醐味(だいごみ)

2023-09-30 | 保護犬ハッチ
ハッチは散歩が大好き。
毎日の散歩を楽しみにしています。

歩くのが大好きで
その歩く姿は真剣そのもの。

さらに、匂いを嗅ぐことにも
ハッチはいつも真剣です。

少し歩いては、クンクン…


進んだと思ったら
後戻りして、クンクンクン…


長く立ち止まると蚊が飛んでくるので
私としては早く移動したいのですが

ハッチは匂いに夢中で動く気配なし。

又ちょっと進んでは、クンクン…


ハッチにとって歩く、嗅ぐは散歩の醍醐味。

楽しい時間の邪魔をしちゃいけない。
ハッチよ、思う存分嗅いでおくれ。

で、
念入りに匂いチェックをしたハッチは

達成感!↓

ぼく、楽しかったよ!の、ハッチ

ハッチは歩いて、嗅いで、散歩を満喫しました。

が、わたしは
2ヶ所も蚊に刺されて痒い痒い……
(虫よけ持っていたのに刺されてしょんぼり…)

まぁ、ハッチが楽しかったならそれで良し。

栗羽二重(くりはぶたえ)

2023-09-29 | 雑記
今日は中秋の名月。
今年は満月を見ることが出来るそうです。

今朝、ハッチの早朝散歩で大きなお月さまが
西の空に見えましたが、
今日が本当の満月なんですね。

そして中秋の名月といえば
お供え物です。

お月見団子ではありませんが、
“明治村”のある愛知県犬山市に
「もちたけ」という和菓子屋さんがあります。

ここの看板商品が…

【栗羽二重(くりはぶたえ)】↓


以前、明治村へ行った時の帰りに購入したのですが
(名鉄電車、犬山駅コンコース店があります)

棒状になっている羽二重餅を切ると…
中から、栗きんとん登場! ↓


栗きんとん約6個分が羽二重餅で包まれているのです。


栗の甘味と羽二重餅のもちもちした食管が絶妙で
この栗羽二重、
とっても美味しかったのです!!

さらに秋限定商品として、

【市田柿(いちだがき)きんとん】↓


見た目は干し柿なのですが…


この市田柿を切ると…
中から、栗きんとん登場! ↓


栗と柿、秋の味覚を両方いただける、という
秋を堪能することができる和菓子でした!

花より団子、
月より栗羽二重!

でも
我が家の一番は、やっぱり……

ハッチ!↓


我が家の大事な大事なハッチなのです。
ハッチは元気です!

15回目のシャンプー終了、お散歩

2023-09-25 | 保護犬ハッチ
15回目のシャンプーも無事に終了しました。

夫も一緒にハッチの散歩へ。


お散歩大好きハッチです。
歩く気満々のハッチ!↓


ぼくは歩くぞ~!


周りの木々からは
ツクツクボウシのセミの鳴き声が少なくなり
時折、涼しい風がそよそよと葉っぱを揺らして
秋の気配が感じられました。

そして、ハッチはというと…
まだまだ歩くぞ~! ↓


シャンプーのストレスも
お散歩で発散するハッチです。

ハッチは歩くのが大好きです!


(おまけ)
シャンプー頑張ったよ!の、ハッチ ↓


ハッチは少しずつ良くなってきています。
でも、まだ気を抜かず
2週間後のシャンプーも乗り越えたいと思います。

ハッチ、一緒に頑張ろう!

ささみ効果あり

2023-09-22 | 保護犬ハッチ
鶏肉ささみの効果、おそるべし!です。

あれから毎日、朝・晩のごはんで
フードを食べ終えたら、アポキルの薬をささみの中に
隠して与えているのですが…

これが、ハッチの心を鷲掴(わしづか)みです。
100%食べます!

薬を疑うことなく
ささみに夢中、です。

ぼく、ささみを食べて元気だよ!の、ハッチ ↓


私たちは、ハッチが薬を服用出来るようになって嬉しいし、
ハッチは、鶏肉ささみを食べることが出来て嬉しいし、

お互いにWin-Win(ウィンウィン)ということで
順調に良くなっています。

散歩も活力がみなぎっています。↓

ぼくは歩くぞ~!の、ハッチ ↑

一時期の皮膚がひどい状態と比べると
本当に良くなりました。

でも、ここからが油断禁物です。
シャンプーは2週間に1回と回数は減りましたが
ここをしっかりと取り組んでいきたいと思っています。

忘れないようカレンダーにも印を付けておきました。

ハッチ、ここが正念場だよ!


ハッチと一緒に頑張ります。

『 作家と戦争  城山三郎と吉村昭 』

2023-09-19 | 本・映画
『 作家と戦争 城山三郎と吉村 昭 』
         森 史郎(もりしろう)著
                 新潮社
先日、読了しました。

昭和二年生まれの二人の作家、
城山三郎(しろやまさぶろう)と、吉村 昭(よしむらあきら)。

この本は、
二人の作家の生い立ちや作品を解説しながら
戦争とは何だったのか、
作家たちは何を伝えたかったのか、を
一冊にまとめている本です。

著者である森 史郎氏は一時期
城山三郎、吉村 昭の担当編集者でもありました。

作家たちの苦悩する姿も目の当たりにしています。

読み進めると
軍国少年だった城山三郎が、敗戦後に180度
教えられることが変わった当時を振り返り
根強い人間不信になったことや

4度にわたって芥川賞受賞候補に選ばれながら
あと一歩というところで受賞を逃した吉村昭の
『戦艦武蔵』というノンフィクションに挑んでいく
姿などが書かれています。

と同時に、二人の作家がどちらも
現場に足を運ぶ、直接当事者から話を聞く、
という徹底した取材を通して
作品を書いている、ということにも触れています。

特に、私が印象に残った作品は

・ 城山三郎 『指揮官たちの特攻 幸福は花びらのごとく』

・ 吉村 昭 『総員起(おこ)シ』

どちらの作品にも森 史郎氏は自身の資料や情報を渡し
協力しています。作家にとって心強い編集者だった
のではないか、と思います。

あとがきで著者は
昭和二年生まれの作家、藤沢周平氏も合わせて
3人が集まればどんな話題が展開されただろうか。
と書いています。

実現することはありませんでしたが
昭和二年生まれというのは、
一年上の学年は出征兵士の世代で
一年下の学年は学童疎開という世代だったそうで
常に死を意識していた、と。

激動の時代を生きた二人の作家の小説を
これからも読んでいきたいと思います。

鶏肉ささみの効果

2023-09-13 | 保護犬ハッチ
早速、鶏肉のささみを購入してきて
茹でました(塩は加えずに!)。

茹(ゆ)でたささみを一口ぐらいに切り、
さらに切り込みを入れてからアポキルを中に入れます。

ハッチのごはんの時間になり、それを見せると…

ハッチ、大喜び!!

これは期待できるぞ、と思いながら
手に乗せてあげると

ハッチ、一瞬で食べました!

今まで、時間を置いて与えてみたり、
フードの奥に隠して与えてみたりと

散々、どうしたものか…と悩んだのが
馬鹿らしくなるくらい

秒速で食べました(笑)

痒みはどうなるか?と心配しましたが
食べてすぐも、数時間経っても
さらに
夜中も痒みで起きることはありませんでした。


逆に、ささみを食べることが出来た!ということに
満足したようです。

こんなことならもっと早くあげれば良かったなぁ、と。

それにしても
鶏肉ささみの効果は凄いものです。

ありがとう、鶏肉ささみ。

アポキル服用の対策

2023-09-12 | 保護犬ハッチ
アポキルが服用できず(吐き出す、残す)のハッチ。

以前にもアポキルを残すことはありましたが
今では
フードのごはんも一緒に残すようになり、
これは困ったぞ……という状態です。


アポキル服用しないぞ、のハッチです。↓

お腹周りは少しずつ毛が生えてきていますが…


アポキル服用の対策を検討しないといけません。

動物病院の先生からは、
「鶏肉のささみと一緒にあげる、というのも方法かも」と、
ビックリな提案をされました。

私たちは今まで
鶏肉はアレルギー反応でダメな食べ物という
思いがあり、フード選びでも避けていたのです。

それを「試してみても良いのでは?」と
提案されたことに
「えぇっ?!そんなことしていいんですか?!」と
驚いてビックリです。

先生曰く、
「与えてみて24時間以内に痒みが出るなら
それは避けるべき食べ物だけれど
反応が出ない場合もあるし、大丈夫かもしれないですよ」と。

そんな提案をされたのは
この病院の先生が初めてで…


実は、これまでハッチの皮膚の病気で受診し、
お世話になった動物病院は4ヶ所ありました。

どの病院も頑張って対応して下さったのですが
結果がついてこないというか、
薬で一時的に良くなるのだけれど
その後、薬を止めたら悪化する…。

病院で勧められた療養食がハッチには合わない、
担当する先生が受診する度、違う先生に替わっている…

そんなこともあったりして
一時期は、こうなったら自分たちで何とか治してみよう。と
色々調べて試してみたこともありました。

そして今年の7月、
ハッチの体調が悪くなったことで初めて受診したのが
今回の病院です。
5ヶ所目の病院になります。

ここの病院が、偶然にも
皮膚を専門として担当してくれる先生がみえる、と。
それなら是非!と、受診を開始したのがきっかけです。

7月からの受診なのでまだ回数は少ないですが

・ 効果が出ていると実感できる
・ 同じ先生が対応してくれる
・ 下手にフードを変えるよう勧めてこない
・ 今後は薬を減らしていく方向で進めてくれる

この点が今までの病院とは違うと思いました。

長くなりましたが、
ハッチのアポキル服用に向けて取り組んでいきます!
その様子は
又、ブログで報告したいと思います。

皮膚の再診察と14回目のシャンプー終了

2023-09-11 | 保護犬ハッチ
ハッチ、皮膚の再診察で動物病院へ行ってきました。

前回の診察で、「良くなりましたね」と先生から
褒めてもらったハッチ。

今回も、皮膚の状態が良くなっていたので
「さらに良くなりましたね」と、
ハッチは先生から褒められました。

ハッチ、良かったね!

病院で撮ってもらった写真で症状の変化を
確認させてもらいましたが、
本当に良くなっています!
(特に顔周り、お腹、脇の皮膚状態が良くなりました)

病院から家に戻って、お疲れハッチです。↓

ぼく、頑張ったよ。のハッチ。

8月下旬頃には、アポキルを服用せず(吐き出す、残す)で
心配しましたが
順調に良くなっていました。

診察で先生から、アポキルはまだ服用した方が良いですね、
とのことだったので
ハッチが残さないように対策を考えたいと思います。

順調に治ってきていますが
ここからが肝心。

シャンプーは週1回から、2週間に1回へと変更に。
気持ちを引き締めて、今後も継続していきます。

あきらめないでハッチと治療していきます。
頑張るぞ!


そして先日、14回目のシャンプーが終了しました。

シャンプー後、お散歩ハッチです。↓

ぼくは歩くぞ~!の、ハッチ。


散歩は元気に歩くのですが
8月下旬頃、食欲なくフードを食べないことが
ありました。

冷ました白湯(さゆ)をフードにかけて
少しづつ食べさせました。


今は食欲も戻ったのでホッと一安心です。
猛暑の夏だったので、疲れが出たのかもしれません。


次は、アポキルが服用できるように
対策を考えないといけないです。


これからも色々とあると思いますが
ハッチと乗り越えていこう、と
そう思います。


暑い暑い、と言っていた夏ですが、
田んぼも稲穂が実って秋めいてきました。
自然はすごいですね。



季節の変わり目です。
皆さんも体調に気をつけて下さいね。

ハッチは2週間に1回のシャンプーを頑張ります!

ハッチの日 (5年8ヶ月経過)

2023-09-08 | 保護犬ハッチ
今日8日はハッチの日。
ハッチが我が家に来てから5年8ヶ月が経過しました。

廊下でくつろぐハッチです。↓


今日は、クールで優しいハッチの行動を紹介します。

病気のことばかりが目立ってしまい、
ハッチ本来の優しい面を
今まで伝えられていませんでした。

ハッチの優しい面。
それはズバリ……

《 見返りを求めない無償の行動 》です。

例えば、
私が出掛けている間ずっと玄関前の廊下で待っていて
くれて、
私が帰ってきたら
良かった、良かった、帰ってきたぞ~、という感じで
安心して自分のベッドへ行くのです。

見返りを求めることなく、
帰ってくるのをひたすら待っていてくれる。

なんて、健気(けなげ)なハッチなんだろう…!

ぼく、健気(けなげ)なのかな?のハッチ。↓


さらに、待っていたことを褒めてもらう気も全くなくて
サーっと自分のベッドへ入っていく。

この潔(いさぎよ)さ、
このクールさ!

ベタベタと甘えてくるわけではなく
程よい距離感を保ちつつ、
それでいてしっかりと飼い主の行動を見ている。

ハッチよ、
無償の愛をありがとう……!!!

そんな感動的なところなんだけど
当の本人はというと…↓

しっかり熟睡です(笑)

こういうところもハッチの良いところなのです(笑)

クールで優しいハッチ、
5年8ヶ月経過おめでとう!

これからも一緒に暮らしていこう。

100周年!帝国ホテル【ライト館】vol.3

2023-09-05 | 博物館 明治村
ライト館の竣工(しゅんこう)100年記念として
明治村では
9月1日より特別展【 東洋の宝石 】を開催中です。
(~12月17日まで)

現地に貼ってあったポスター ↓


この特別展も楽しみにしていたので、
ライト館が名残惜しいですが移動します。

展示会場となる場所は
ライト館のある明治村5丁目から離れていて…

やってきたのは
明治村2丁目にある
『千早赤阪小学校講堂』(大阪府千早赤阪村)です。↓


この小学校、元はというと…
大阪市北区大工町の堀川尋常小学校にあったもので、
同校の校舎が新築されるに際し、昭和4年(1929)に
南河内郡の赤阪尋常小学校に移築された。
とのことです。

そういえば、大阪市北区と言えば
【 帝国ホテル 大阪 】がありますよね。

不思議な縁を感じます…。

小学校の体操場として使用されていた場所が
展示会場となっていました。↓



大きな看板です!↓


この小学校が明治村に移築されたのは
昭和51年(1976年)。
当時の面影を残し、登録有形文化財に指定されています。


中に入ると受付があり、
ここで入場料を支払います。(700円/人)
※ 注:明治村の入村料とは別です。

展示リストの載った紙と、
ライトのステンドグラスを模したブックマーカー
(プラスチック製で薄いもの)をいただき、

さらに説明があります。
写真を撮っても良い場所は2カ所。
その場所では自由に写真を撮っても良いが、
それ以外の場所は撮影禁止。
とのことでした。

展示内容は大きく5つのテーマに分かれていました。

・ライトと日本
・ライト館の記憶コーナー
・関東大震災とライト館
・ライト館のおもてなし
・ⅤRで甦る(よみがえる)ライト館

写真を撮っても良い場所は
フォアイエ再現のコーナー ↓


壁にはカラー写真で甦ったライト館のフォアイエ。
そこにライトの家具が並びます。↓


実際に靴を脱いで、この椅子に座って写真を撮る
ことも出来ました。
スタッフの方も「撮りましょうか?」と
声を掛けてくれました。


撮影禁止の展示の中には、ライト館でも見ることが出来ない
個人蔵の照明器具や
客室椅子、テーブルなどが展示されていて

他にも
ライト館の開業案内やライト館のしおり、
当時の絵はがき等々…

中でも私が興味深く見たのは、
“帝国ホテルに泊まった記録”として残っている
「婦人の友」1922年9月号より
抜粋した記事です。

帝国ホテル『ライト館』の2階、30号室に宿泊したという記者が
その感想を丁寧に記事にしているのです。

ライトのことを
「設計者の異常な天才」と表現している箇所があり
当時の人たちもそんなふうに感じたんだなぁ…と、
妙に納得したのでした。


そして、写真OKスポットのもう1つが…
こちら!↓
渋沢栄一(しぶさわ えいいち)、米寿のパーティーメニューです。
再現したものが展示されていました。


クリームスープ、
伊勢えび、鶏肉のローストなど豪華な料理が並びます。
デザートのプディング(プリン)も美味しそう!


渋沢栄一と言えば、24年度に刷新する紙幣の
新1万円札の顔になりますよね。

帝国ホテルと渋沢栄一
どういう繋がりがあるのかというと…

渋沢栄一は、帝国ホテル初代会長!だったのです。

米寿(べいじゅ)というと88歳。
長寿のお祝いはこれぐらい豪華にいきたいものですね(笑)

最後に、
【 ⅤRで甦る(よみがえる)ライト館 】の
映像を見ましたが
これがまた、とんでもなく素晴らしかったです!

ライト館にも同じようにⅤRで見る、という
部屋があるのですが、↓


この特別展のVRでは、さらに続きを見ることが出来ます!

私が見たかった饗宴場『ピーコックルーム(クジャクの間)』が
カラー映像で映し出された場面では
「おぉ~!これが…!」と、
大感激しました。2回観ました。(時間があればもう一回見たかったです)

やっぱり【 ライト館 】は凄かった!

そういうわけで
ライト館100年記念、特別展【 東洋の宝石 】
大いに楽しませてもらいました!


↓ 下にあるのが、特別展入場の際に頂いたブックマーカー
 左上、帝国ホテルライト館のピンバッジ
 右上、帝国ホテルライト館の建物カード


建物カードとピンバッジは、
明治村「浪漫募金」をしたので貰いました。


浪漫募金の受付場所は
明治村正門、北口、近衛局本部付属舎の3カ所です。

500円から募金できます。
詳しくは【 明治村 浪漫募金 】←こちらで確認してください。

というわけで、
長くなりましたが以上です。お疲れ様でした!

(おまけ)当時のライト館の一部




ライト館の車寄せの場所には
当時のままの状態で使われているのもあります。
それが、これ!↓


100年経っても、大丈夫!(笑)

※ ちなみに、特別展『東洋の宝石』は
期間中に展示資料の入れ替えがあるそうです。

入れ替わったら又、見に行きたくなってしまいますね。

13回目のシャンプー終了。

2023-09-04 | 保護犬ハッチ
13回目のシャンプーも無事に終了しました。

少し嫌がることもありましたが
シャンプー後に
乾かすことを兼ねて散歩をしたら
気分がスッキリしたようです。

散歩後、疲れて眠るハッチです。↓


お腹周りに少しずつ毛が生えてきています。
以前に比べたら
ずいぶん良くなりました。

その後、ハッチが起きてきましたが
今度はベッドへ移動して、再びおやすみハッチです。↓


また少し経って
目が覚めたようです。
ハッチ、疲れはとれたかな?


なんだか元気になったようです。
目に力が入っています。↓

ぼく、起きたよ!の、ハッチです。

元気になったハッチは
ロープ遊びです。↓


ロープを振り回して夢中のハッチです。↓


で、ちょっと遊んだと思ったら…


どうやら遊ぶのには飽きたようです。↓


お座りして、この後どうするのかな…?と
様子を見ていたら…

やっぱり疲れたと、お昼寝の続きでした。↓

ハッチ、ゆっくり休んでね。

13回目のシャンプーも
ハッチは頑張りましたよ!

100周年!帝国ホテル【ライト館】vol.2

2023-09-04 | 博物館 明治村
続いて紹介するのは、館内にある
ライト館の装飾にスポットをあてた展示です。

当時の貴重な資料です。

スクラッチタイル(スダレ煉瓦とも言う)↓
レンガに櫛(くし)で引っ掻いたような溝をつけることで
光に対する反射がほとんどなくなって
重厚感がでるのだそうです。

これは愛知県の常滑市(とこなめし)にある
帝国ホテル専用の窯で焼きあげられたものです。

この黄色いレンガを巡っては
何度も問題が勃発したそうで…
(費用面、技術、調達など)

それでもライトはこの黄色いレンガにこだわり
加工にも妥協を許さず、
納得できなければ何度でも
やり直しを求めたのだとか。

そして、世界で初めて外壁にスクラッチタイルを用いた
作品が誕生したのです。

ライト館を明治村へ移築するにあたっては
当時のままの状態で運ぶことは難しく、
『様式保存』という形で移築することになりました。

そこで、↓ 新たに造られたスクラッチタイル

(中央に展示されている薄いレンガ)

当時のスクラッチタイル(右側)と比べると
薄く、軽くなっています。

そして、出来るだけ当時と同じようにと再現し完成したのが
現在、明治村にある【ライト館】なのです。


展示されているのは他にも、
金箔を挟んで創った市松模様のステンドグラスや
千鳥模様のステンドグラス ↓


ステンドグラスを構成するガラス片の説明 ↓


ライトが設計した照明の模型 ↓


こうして展示を見ていると、
ライトの装飾へのこだわりというのは
ライト独自のものでありながらも
日本の伝統や芸術、美術から多くの影響を受けたのではないか、
ということです。

そんなことを考えながら、
今度は喫茶室へと。

2階にある喫茶室へは
1.5階というか、中2階にあるラウンジを通ります。↓
(2つあるラウンジは当時、男女で分かれていたそうです)


ライト館の喫茶室です。↓

↑ 奥には、『光の籠柱(かごばしら)』が見えます。

この『光の籠柱』も、
ライトが納得できるまで
積み上げては壊し、積み上げては壊し……の繰り返しだったそうで、
ようやくライトからOKが出た時には
職人さんの中には嬉しくて泣き出す人もいたのだとか。

当時の日本の職人さんたちが苦労して造り上げた
『光の籠柱』。
この柱には光だけでなく、職人の魂も籠っているように思えてなりません。

喫茶室では100周年をお祝いして、
当時の帝国ホテル【ライト館】の写真や ↓


期間限定で、
帝国ホテルの珈琲をいただくことが出来ました。↓


暑い日ではありましたが、
このライト館という特別な場所、特別な空間、
そして100周年という特別な節目で
飲む珈琲は「美味しい!」の、一言です。

ラウンジです。↓


天井には楽しませてくれる模様があったり、↓


窓の小さな装飾には心が和んだり、↓


階段の天井の装飾には驚いたり…! ↓


やっぱりライト館は何度見ても凄いし、
写真を撮っても撮っても、撮り足りない気持ちになります。

と、ここまで書きましたが、まだ書ききれないので
次回にします。
【ライト館】の魅力は簡単には伝えられないものですね。

100周年!帝国ホテル【ライト館】

2023-09-03 | 博物館 明治村
先日、帝国ホテル【ライト館】の
100周年に合わせて、
愛知県にある野外博物館『明治村』へ行ってきました。

この日に見学するべく
予定を合わせ、意気込んで出掛けました。

まずは正門入ってすぐの所にある
お馴染み、明治村の日付記念撮影スポットです。↓

2023年9月1日に行きましたが
明治村での日付は
明治156年9月1日です(笑)

では、目指すは帝国ホテル【ライト館】。

正門前から村営バスに乗り、↓
(尋常じゃない暑さだったので、バスもクールダウンで水まきです)


村営バスに揺られて約10分。
最終駅で着いたところが
帝国ホテル【ライト館】↓

まずは、
【ライト館】100周年、おめでとう!


100年前の9月1日、開業当日に関東大震災が発生したという
もの凄い経歴を持つライト館。


周りの建物が倒壊したり、焼失する中で
ライト館は大きな被害を出すことなく建っていたそうです。


中でも、建設当時には反対の声も多かったという
玄関前に造られた「池」↓

この池の水が
災害により発生した火災の消火活動に
大いに役立ったのだとか。

当時の外国人宿泊客も一緒になって
池の水を汲んでバケツリレーで消火にあたったという。


設計者のフランク・ロイド・ライトの先見の明というか
こんなところでも凄さを感じます。



ライト館の建物、外側はもちろん言うまでもないですが
内部についても、どこを見ても素晴らしい!のです。


当時は回転ドアだったという玄関。
現在は出入りのしやすいドアへと替わっています。

玄関を入って中へと進みます。


天井の低い玄関から
一気に大きな広いロビーへと。↓


この解放感に驚かされ…


さらに、4本もある圧倒的な存在感の
『光の籠柱(かごばしら)』↓


何度見ても素晴らしい…


これを加工し積み上げていったという
当時の日本の職人さんの凄さ…
驚くべき技術力に震えます。

他にも大谷石(おおやいし)の壁泉(へきせん)↓


ライト設計の家具も展示 ↓


ピーコックチェアです。↓


2階の食堂へと続く通路には
こんな不思議な装飾もあります。↓


ライトにしか考えつかない設計ですね。


そして、2階に飾られている大きな写真が
フランク・ロイド・ライトです。↓


結局、ライトは【ライト館】の完成を自分の目で
見ることなくアメリカへと帰国しますが、
唯一無二の建造物を日本に残してくれました。

100年経った今も
一部分ではあるけれど
保存されていることは、とても意味深いことですね。

自然光によって装飾がさらに輝きを増し、
ライト館が
『東洋の宝石』と称されたのも納得です。


何度見てもカッコイイし、綺麗で不思議。
魅力的で見飽きない建物。
それが、ライト館。

ライト館についてはまだまだ紹介したい事が
ありますが、今回はここまで。
次回に続きます。

↑ 貫禄のある帝国ホテル【ライト館】