週明けより天候が不安との予報になっており、出かけるならこの土日であると出動!
前回まだ花を咲かせていなかった比叡山大宮谷林道のジャケツイバラとユキノシタを
愛でようと、我が家をいつもより早めの7時20分に発進。
一号線・名神の渋滞に巻き込まれることなく、なんと8時前には湖西道路へと入る。
この時間であれば堂満岳のサラサ・ベニを十分愛でれるあなと急遽予定を変更して比良へ。
山行日:2023年5月27日(土)
天候:晴れ(薄雲り)
メンバー:単独(下山は八雲ヶ原よりヨネちゃん、Iさん)
本日のピーク 堂満岳
本日の花1 サラサドウダン
本日の花2 ベニドウダン
本日の花3 アカモノ
本日のルート
イン谷口(8:48)→旧道→ノタノホリ道出合→東稜道取り付き→堂満岳(11:35 11:43)
→金糞峠→奥の深谷→八雲ヶ原(12:57 ランチ 13:31)→北比良峠→前山(14:25)→ダケ道
→大山口(16:08)→イン谷口(16:32)
ルート図
行動時間:7時間44分 歩行距離:104km
旧道登山口前の広場に車をキープし、カメラCでイモカタバミとウツギをパチリ!
前回釈迦岳を歩いた時にサラサ・ベニはまだ咲きはじめたばかりだったので、今回は期待大である。
ヨネちゃん登山隊のお二人より武奈ヶ岳へ登っているとのラインの着信があり、八雲ヶ原で
遭遇できればと旧道をテクテクを歩き始める。この時期の旧道には花の姿はほぼ無く黙々と歩のみ。
道は古崎川源流と合流し、踏み跡薄いルートを足元に注意して高度を上げるとノタノホリ道出合に着く。
旧道取り付き・旧道
古崎川源流・ノタノホリ道出合
カメラチェツクのイモカタバミとウツギ
源流部に咲くミズタビラコと咲き残りのモチツツジ
出合にて堂満山麓蛙合唱団のガーガーとちとうるさい歌声を聴きながらひと息!
小鳥の声や虫のささやきであれば気持ちも癒されるのであるがこの声ではね・・・と出発!
古崎川源頭部より東稜道取り付きに九十九折に続く急登をエイコラ、よっこいしょ!
ひと月前はオトメスミレやシハイスミレが咲き極楽坂であったが、今日は心臓破りの坂となる。
何度も立休憩を繰り返して、フラフラで取り付きに登り着く。 ここでも大休憩!
東稜道への九十九折の急登・取り付き
東稜道を歩きはじめるとすぐに鈴なりのベニドウダンとサラサドウダンが姿を見せだし、
テンショウンが一気に上がりはじめる。パチリを繰り返し元々のカメ脚がさらに遅くなり前に進まず。
木の花は撮影が難しく、これはあかんとシャクナゲ群生地でザックを下して撮影タイム。
ブナやコナラ、カエデの新緑の中に彩りを見せるベニ・サラサを愛でながら関所岩まで歩むと
ヤマツツジ・ユキグニも咲いており、目線の高さでパチリしたく岩に登ってここでも撮影タイム!
新緑の東稜道・関所岩(勝手に命名)
ヤマツツジ
サラサドウダン
ベニドウダン・ユキグニミツバ
今日の目的をほぼ達成し、山頂への最後の急登へ。
ここは8年程前の積雪時に痛恨の滑落で肋骨を痛めた苦い思い出の場所である。
加齢によりバランスも相当悪くなっているので、三点支持の基本と木の枝にサポートされながら
ゆっくりと高度を上げ、シャクナゲ群生地を抜けて山頂へ飛び出す。
山頂には関所岩で撮影中にパスしていかれた御夫婦がおられしばしの会話を楽しむ。
山頂への急登へ
31回目の堂満岳山頂・咲いていたタニウツギ
山頂よりマザーレイクを望む
イン谷口を出てより3時間弱の時間を要しており、八雲ヶ原に13時に着くには
相当頑張らなくてはと滞在10分程で山頂をあとにする。
咲き残りのシロヤシオ・カマツカ・アヅキナシ等をパチリとしながら稜線を急ぎ脚で駆け抜ける。
金糞峠へは比良縦走路を歩き分岐より進む。峠の写真を一枚のみ撮って奥の深谷へ即下降!
縦走路出合・比良縦走路
分岐・金糞峠
稜線で出会った花
シロヤシオ・カマツカ
アズキナシ・イワカガミ
沢沿いに続く奥の深谷ルートはシニアにやさしい道で快適なトレッキングになるのであるが、
堂満の登りで体力を消耗してしまったのか、縦走路で無理をしたのか、加齢からくる体力・脚力不足か、
まったくペースは上がらない。 答えは完全に体力・脚力不足でしょう!
何度かの立休憩をし、新緑に励まされるようにしてようやく八雲ヶ原へと到着。
奥の深谷へ・青もみじ
奥の深谷ルート
登山隊のヨネちゃんとIさんはすでに到着されており、武奈の頂を踏んだあとランチの最中であった。
私も仲間に入れてもらいコンビニ弁当を食する・・・美味い!
そんな中、同志社ワンダーフォーゲルの皆さんが続々と到着し、テントを張り青春真っただ中のよう!
学生さんに写真をお願いし、ついでに学生さんとIさんにパワーももらう。若さは最高だな!
学生さんで賑わう八雲ヶ原・スリーショット
ランチ後は三人で元ゲレンデ跡にて花散策!
想像していた以上にレンゲツツジが咲いており感激、オオバキスミレも健在でパチリ!
北比良峠に登り返したあとさらに前山でアカモノの絨毯を観賞する。
ゲレンデ跡より武奈ヶ岳
激写中のお二人
北比良よりマザーレイク・降臨されたカサゴ地蔵菩薩
八雲ヶ原・北比良・前山で出会った花々
レンゲツツジ
オオバキスミレ・フモトスミレ
ヒメハギ・ムラサキサキゴケ
ジシバリ・ニョイスミレ
オオヤマフスマ?・アカモノ
たっぷりと花を愛でたあとダケ道より下山。退屈なダケ道も三人だとまた楽し!
大山口で比叡山で愛でる予定であったジャケツイバラもゲットすることができて大満足!
ヨネちゃん、Iさんカメ脚に付き合って下さりありがとうございました。
下山時に出会った花々
ツクバネソウ・シライトソウ
コツクバネウツギ・シハイスミレ
白馬のギンリョウソウ・ジャケツイバラ
体力・脚力不足の我が身に比良は段々きつくなってきているが、
花と山仲間さんに会えるのでもう少し頑張ろう! 完