山の休日トレッキング

近畿の山をメインにブラブラと歩いています。

西山花巡り(カタクリ保護区を訪ねる)

2021-04-12 17:56:02 | 山歩き
山の友人ヨネちゃん企画の西山カタクリツァーに参加すべく、
集合場所の大原野神社へと車を走らす。
残念ながら発起人のヨネちゃんは体調不良の為参加されないことになったが、
各方面より私を含めて9人が大原野神社に集う。
感染防止対策として全員がマスク着用の山歩きである。

歩いた日:2021年4月11日
天候:快晴
メンバー:山仲間さんと山休
(M2さん かおりさん 洛西オヤジさん しーちゃん、Kさん Iさん 復活さんと友人さん)

歩いたルート:大原野神社→花の寺→大暑山→炭の谷→Nの谷→小塩山
→天皇陵道→金蔵寺分岐→トラバース道→花の寺参道→大原野神社
*ルート図はGPS不良の為アップ出来ず

本日ピーク 小塩山

本日に目的花 カタクリ1

カタクリ2


9時7分花巡りスタート、花の寺より舗装道路をショートカットして登山口のある西山山荘へ。
取り付きに鎮座されているお地蔵さんに登山の安全祈願で合掌!
樹林帯をひたすら登り、標高が上がると関電鉄塔路の開けた場所より京の名峰比叡山が展望できる。
この辺りまで登ってくるとミツバツツジが目線を楽しませてくれる。

花の寺(小塩山 勝持寺)

登山口のお地蔵さん

比叡山展望

ミツバツツジ


さらに標高を上げてゆくとシュンラン自生地に着く。
先日の下見時に確認していた五人姉妹のシュンランがキッチリと咲いてくれており撮影タイム。
廻りにはお気に入りのシハイスミレも顔見せてくれておりパチり!パチリ!

五人姉妹のシュンラン

シハイスミレ


次はカタクリとさらに標高を上げて二股より老ノ坂方面へと進み自生地へ。
一週間前よりは花数が増えているだろうと思っていたのであるが、思っていただけに終わってしまう。
日の当たりの良い谷の下まで降れば咲いているかもしれないが足元の一輪でガマン。
保護区のカタクリに期待して大暑山へ。ここで登頂記念撮影。

自生地で足元に咲く一輪

大暑山にて記念写真


撮影後、緩やかな稜線を小塩山方面へと進み、ウグィスカズラの咲く途中の広場で簡単な食事タイム。
再スタート後はシハイスミレ、スミレを愛でながら大原野市有林の管理道路をテクテクと歩く。
道路沿い右にある小塩山への分岐より山道へ入り、少し登ると保護区炭ノ谷となる。

ウグィスカズラ

撮影タイムの女性陣

シハイスミレ

スミレサイシン? タチツボ?

管理道路沿いの小塩山への分岐

保護区炭の谷


炭の谷はすごい数のカタクリで埋め尽くされおり、そのほとんどが日差しを浴びてイナバウアー!
カタクリ1

カタクリ2

カタクリ3


谷を下まで降れば二リンソウ・ミヤマハコベ・ヤマルリソウも咲いており、真打のギフチョウも飛来。

ニリンソウ

ヤマルリソウ

ギフチョウ


皆さんお腹、いや心いっぱいに満足されたようで笑顔満点。 Nの谷へと脚を進める。
アセビのトンネルをくぐってゆくと5分程で到着。
自身の目的は先日花を閉じていたシロバナカタクリ・・・今日はどうか!

バッチリと花を咲かせており、きれいな横顔を無事カメラに収めて目標達成!
保護に尽力されている西山ネートワークの方々に感謝のありがとう!

シロバナカタクリ

もう一度カタクリ


二つの保護区でカタクリ三昧をし、皆さんもう満腹とのことで御陵の谷はパスし小塩山山頂へ。
電波塔を巻くように管理道路を歩き、分岐を淳和天皇陵へと入ってゆく。
山頂は宮内庁管轄で立ち入ることが出来ないので、御陵裏にある仮の山頂で記念撮影!

記念写真(かおりさんより)


下山は良く整備された天皇陵道を9人トレインで快適に降り、
途中に咲くシュンラン三家族をみんなで撮影!

快適な下りが続く天皇陵道

途中に咲くシュンラン

トラバース道より川筋へと降り、
畔道に咲く山野草をパチリとして花の寺参道に着地し、本日の西山花巡りを終える。
トラバース道

キンポウゲ

ニホンサクラソウ