山の休日トレッキング

近畿の山をメインにブラブラと歩いています。

西山花巡り(小塩山 カタクリ保護区)

2021-04-06 13:50:45 | 山歩き
11日の日曜日に山友人のヨネちゃん企画の西山花巡りツァーを予定しているのであるが、
天候状況と仕事の関係で参加出来ない場合に備えて保険山行を実施。
午後からの天候回復を信じて午前9時過ぎに枚方を発進。
途中のコンビニで食料を手配し、狛鹿と千眼桜で有名な大原野神社の駐車場に10時に到着。

歩いた日:2021年4月5日
天候:曇り後晴れ(気温低し)
メンバー:単独

本日の目的花1 シュンラン

目的花2 カタクリ(シハイとコラボ)


歩いたルート:大原野神社→花の寺→大暑山→炭ノ谷保護区→Nノ谷保護区→御陵ノ谷保護区
→小塩山(淳和天皇陵)→天皇陵道経由→大原野神社
歩行距離:9.0km 行動時間:4時間50分
ルート図


併設されているトイレで儀式を済ませてまずは花の寺をめざす。
大原野神社の境内から、すでに見頃を終え葉桜になっている千眼桜、
花の寺で散りゆく桜を愛でた後、舗装道路よりショートカットして登山口のある西山山荘へ。

千眼桜

昨年同日の千眼桜

花の寺

登山口の西山山荘


登山口に鎮座するお地蔵さんに合掌し、ここよりマスクを外して樹林帯をテクテクと登ってゆく。
途中の展望所からはシニアに仲間入りしてより、サブグランドにしている京の名峰比叡山が展望できる。

取り付きに鎮座するお地蔵さん

樹林帯を登る

京の名峰比叡山


登山道脇にはシハイとタチツボ、頭上にはミツバツツジが彩りを添えてくれる。

シハイスミレ

タチツボスミレ

ミツバツツジ


スローペースでキョロキョロしながら登ると何時もの場所に目的花のシュンランがバッチり!
ザックを降ろしてしばしの撮影タイム・・・パチリ! パチリ!
今年も無事咲いてくれていることに感謝!

シュンラン1

シュンランアップ


さあ!次はカタクリと得意技の亀脚歩行でスローなリズムを刻みながら標高を上げてゆく。
天空には青空の広がりはじめており期待感が高まる。
二股で老ノ坂方面へと脚を運びカタクリ自生地へ。
しつかり花を咲かせていると思っていたが、株はたくさんあるもののすべて下を向いておりガクッ!
撮影できず頭をたれる。

馬酔木の上に青空が広がる

老ノ坂方面へ

カタクリ自生地


時計逆廻りに大暑山へ。ピークが近づくと結構気温が低くここでパーカーを一枚羽織る。
気温と同じで下がり気味のテンションをなんとかこらえて炭の谷へ向けて尾根道を進む。
途中の谷筋広場でウグィスカズラをパチリ!
大原野私有林の看板より管理道路をテクテクと登り、炭の谷への山道へ入る。

大暑山 標高568m

ウグィスカズラ

管理道より小塩山・炭の谷へ

案内板


5分程登ると保護区炭ノ谷へと着く。ここで今日初めての登山者と遭遇してマスクを着用。
保護区に入園するとびっくりするぐらいの花数であるが、気温が低いせいか下を向いている花がほとんど!
なんとか頑張ってイナバウア-している花を探してパチリ!パチリ!

保護区炭ノ谷

カタクリ1

カタクリ2



保護区を下まで降ってゆくとニリンソウ・ミヤマカタバミも咲きはじめているが遠くて撮影出来ず。
日曜日の楽しみに取っておくことにして炭ノ谷を後にする。

次の目的地Nノ谷も同様で花は下を向いたままである。
今日は下見ということで自身を納得させ、シロバナの位置を確認して三つ目の保護区御陵の谷へ向かう。
炭ノ谷、Nノ谷ともこの週末から来週はすごいことになりそう!

Nノ谷

シロバナカラクリ

後ろには数えきれないくらいの花、でも下を向いている。


電波塔を巻くように管理道路を歩き、山頂の淳和天皇陵を左に見て少し降ると御陵の谷である。
保護区に入るとまず六姉妹のシハイスミレが目に飛び込んでくる。
今年は炭の谷もNの谷もシハイが少ないなあと思っていたのであるが一気に花開く。
カタクリとのコラボもあり下っていたテンショウンが一気にアップ・・・パチリ!

淳和天皇陵(小塩山)を左に見る

御陵の谷

シハイの六姉妹

カタクリとのコラボ

三姉妹



下山は天皇陵道を降るので淳和天皇陵に許可の申し出をして、仮の小塩山山頂を踏む。
良く整備された道を快調に下り、シュンラン群生地を確認!
前日のヨネちゃんの情報通りバッチリ花をつけている。

淳和天皇陵

小塩山(御陵が本来の山頂)

天皇陵道取り付き

快適な天皇陵道


天皇陵道に咲くシュンラン

アップ


大原野神社へと下山し、本日の保険&下見山行を終える。
週末から来週は最高であろう!


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