山の休日トレッキング

近畿の山をメインにブラブラと歩いています。

比叡山、無動寺にてイワタバコを愛でる

2023-07-31 13:55:06 | 山歩き

山仲間のかおりさん、M2さん、chikaさんより無動寺のイワタバコ便りがドンドンと届く。
ポンポン山のあと災害級の酷暑を恐れて、エアコンフル稼働の家に引き込っていたのであるが、
このままではパープルを見逃してしまうと意を決して出動! 目的地は叡山無動寺である。
午前8時過ぎに我が家を発進、国道1号線、名神、湖西道路を走って、叡山登山にいつも利用させて
もらってる大宮川観光駐車場に9時過ぎに到着。 ここは無料で大変有り難い!

山行日:2023年7月30日(日)
天候:猛暑日
メンバー:単独

今日の目的花 イワタバコ

今日の展望 ケーブル延暦寺駅より


本日のルート
大宮川観光P(9:20)→日吉大社→(本坂)→東塔(根本中堂)→無動寺(12:07 ランチ 12:47)
→(無動寺道)→無動寺登山口(穴太衆の墓地)→大宮川観光p(14:22)
ルート図

行動時間:5時間2分 歩行距離:9.7km

準備をし、併設されているトイレで登山前の定番儀式を済ませる。
ワルナスビの花をいつものようにカメラチェツクでパチリ! カメラは猛暑も関係なく正常。
日吉大社大鳥居に向けてアスファルトの道を照り返しがヤバイなあと思いながらテクテク!鳥居に一礼!
比叡山高校横の我が身にとっては大の苦手にしている長い階段をカメ脚で登る。やっぱりキツイなあ!
登り着いた所が本坂・大宮谷林道との分岐になる。 今日は本坂へ。

大宮川観光P・ワルナスビ

日吉大社大鳥居・叡山高校横の階段

本坂・大宮谷林堂分岐・本坂取り付き


本坂ルートは、春夏秋冬を通じて見るべきものが無い修行の道と言える(個人の見解)。
案の定本坂に入ると、蒸し暑さがさらにその難度をまして我が身をドンドン攻め立ててくる。
得意の立ち休憩を何度も繰り返し、日陰を選んで進むも悲田谷分岐に着く頃はもうクタクタ。
なんとか亀塔(堂)まで登り着いて20分程の大休憩を取る。
ようやく落ち着きを取り戻し、コンクリートの急坂を登り切って東塔界隈へ到着。

本坂ルート・悲田谷分岐

亀堂・東塔への最後の急坂

東塔(文殊堂。根本中堂石柱)


延暦寺は流石に世界遺産で、そのメインの東塔は外国人を含む観光客で賑わっている。
皆さんうちわや小型扇風機で涼を取っておられ、赤い顔で汗ダクダクの我が身がなんか変人に見える。
トイレをお借りし、休憩するのが憚れていそいそと通過。
大比叡に寄る予定にしていたのであるが、本坂でいじめられた身体が拒否反応を示しており、
根性無しの心と意見が合ったようで山頂はパス。ほんま根性無し、体力無しやで・・・!
ケーブル延暦寺駅の展望所で琵琶湖をパチリ! 駅員さんとお話をすると比叡山で30度を超えるは
過去にあまり記憶がないとのことであった。やっぱりここも暑いんや!

ケーブル延暦寺駅(国の有形登録文化財)

展望所からの琵琶瑚大橋方面と近江大橋方面

癒しの山野草ゲンノショコ・ダイコンソウ


ケーブル比叡山駅からは無動寺に向けて急坂の続く参道を降ってゆく。
本日の目的花であるイワタバコがチラホラと姿を見せはじめてようやくテンションもアップ!
ユキノシタも咲き残っており、おぉ!頑張っているなあとパチリとしながら下降。
弁天堂に着くと毎回ワンワンと吠えるワンちゃんが、今日はアレと思うくらいおとなしく迎えてくれる。
どうやらワンちゃんも暑さで参っているよう! 受付の方に挨拶をして撮影タイムへ。

無動寺のイワタバコ




例年に比べると少し花は少ないようであるが、愛でることが出来た満足である。
天候や気温状況により、毎年咲き具合が違うのは自然の常、咲いてくれることが何より一番!

下山は無動寺谷道を選択。箸塚の谷へと下降し、二度程登り返して無動寺坂を延々と降る
一部崩壊地があるももの全体的には歩き易い道が続き、穴太衆の墓がある登山口(下山口)へ下山。
さらに酷暑と照り返しの厳しいアスファルト道をフラフラ、ヨタヨタと歩いて駐車場へ戻る。

明王参道より・箸塚の谷

トウノ岩(紀貫之の墓分岐)・崩壊地跡(今は問題なく通過できる)

トウノ岩付近から琵琶湖を望む

ルート脇に鎮座するお地蔵さん・無動寺道登山口


暑くてバテバテになったが、今年も無事イワタバコを観賞することが出来OK! 完