山の休日トレッキング

近畿の山をメインにブラブラと歩いています。

ポンポン山(竈ヶ谷、西尾根、東尾根周回)

2023-07-17 15:10:19 | 山歩き

オオキツネノカミソリがそろそろ咲きはじめているのではとポンポン山へ出動!
昨年より一週間程早めの訪問になるので、今日の目的は本番への偵察である。
8時過ぎに我が家を発進し、枚方大橋より府道亀岡・枚方線を走り9時ちょうどに
森の案内所へと到着。係りの方が専用駐車場が開けてくれるグットタイミングとなる。
支度をしている間に2台が到着され先行して行かれる。

山行日:2023年7月16日(日)
天候:晴れ(蒸し暑い一日)
メンバー:単独

本日の山頂 ポンポン山 

今日の花1 オオキツネノカミソリ

今日の花2 ツチアケビ


今日のルート
森の案内所(9:15)→竈ヶ谷→西尾根→ポンポン山→東尾根→竈ヶ谷→森の案内所(14:15)
ルート図

行動時間」5.0時間 歩行距離:8.2km

森の案内所で竈ヶ谷への入渓届に記入し、顔なじみの受付の方に花の情報を教えて頂く。
カミソリはチラホラ咲きはじめているとのことで、空振りはなしだなあと期待感が高まる。
 *竈ヶ谷に入るには届が必要です。*森の案内所は21日より夏季営業スタート
出灰川沿いをテクテクと歩き、竈ヶ谷への渡渉点へ。今日は水量もそれほど多くなく、
持参したサンダルを使用することなく登山靴で簡単に通過。

森の案内所・テラスより出灰川を望む

竈ヶ谷渡渉点


竈ヶ谷ルートは出灰川の渡渉を無事済ますと、この後も何度かの渡渉があるものの
危険な場所や急な登りもなくのんびりと歩ける。

竈ヶ谷風景


いつものようにカメ脚で沢沿いの道をカメラ片手に花を探しながらブラリ!
ルート沿いにはヤマトウバナとミゾホウズキがビッシリと咲いておりパチリ!パチリ!
そして昨年見逃したツチアケビを見つけて感激の撮影タイム!
保護区のカミソリは咲きはじめであったが、こちらもなんとかカメラに取り込む。

ヤマトウバナ・ミゾホウヅキ

ツチアケビ・キツネノカミソリ


竈ヶ谷の終点となるケヤキ谷との分岐で一息入れ、熱中症対策で水分をしっかりと補給。
ポンポン山へは西尾根ルートを選択し、杉林からコナラ並木に続く急登をエイコラ!
今日の行程ではここが一番きつく、得意の立ち休憩を何度か繰り返して登り切る。
西尾根に上がるとシニアにやさしい道となり、リョウブの丘を経由して山頂へ到着。

休憩スポットケヤキ谷分岐・ケヤキ谷

西尾根へ続く急登・途中にある福寿草保護区

リョウブの丘・ゆるやかな道が続く西尾根ルート


この暑さでは登山者も少ないであろうと思っていたのであるが、
予測がはずれて凄い賑わいにビックリ! 山好きは家でじっとしてられないんだと感心!
自撮りをしたあと山頂の木陰は満員御礼なので少し降った林の中で行動食タイム。
一度座り込むと動くのが億劫になるが、帰宅しなければ登山終了にならないので下山へ。

山頂からの展望・ポンポンブルーと


東西尾根を結ぶ道をブラブラ歩いていると話込まれている登山者がおられ近づくと、
なんと一年ぶりの再会となる大阪のCuさん、西尾根で懇意になった地元のTさんであった。
以前からのお知り合いのようで、私も仲間に入れてもらい時間の経つのも忘れて会話を楽しむ。

ポンポン山より竈ヶ谷に向かわれるCuさんと一旦お別れし、Tさんと東尾根へ。
Tさんはスミレに精通されている方で、色々教えてもらいながらケヤキ谷下降点までご一緒する。
本日二度目の竈ヶ谷ではCnさんと再会し、咲きはじめのオオキツネノカミソリを観賞。

東尾根取り付き・快調に歩かれるTさん

ケヤキ谷下降点・ケヤキ谷


群生地より大沢峠へ戻られるCnさんとお別れし、
最後のミズタビラコをパチリとして森の案内所へと戻る。

一年ぶりに再会したCnさん・ミズタビラコ


オオキツネノカミソリのオランダカラーが谷を埋め尽くすのは来週中くらいと思えるが、
咲きはじめを確認出来たことと、Cnさん・Tさんと出会えたことで満足の偵察登山となる。
天神祭りに合わせてカミソリの花火を見に再訪しよう! 完