Time flies

写真で綴る日々の出来事

狼小僧

2022-03-28 11:04:37 | 書籍 雑誌

週刊少年マガジン増刊」「狼小僧」は昭和42年6月発行で当時の定価は百三十円

Wikiによると「狼小僧」は1961年の作品なので1967年にまとめて出版されたのかな?
主人公の狼少年の名は「佐助」で、のちの「サスケ」に繋がってゆくような作品


この増刊では「狼小僧」が175ページ掲載されていて、後半に「ガイコツくん」と「大魔鯨」それに短編の読み物を掲載
「狼小僧」「大魔鯨」ともに現在ではそのままでの掲載が難しいかも知れない


「2」巻目にあたる週刊少年マガジン増刊は昭和42年の8月に発行
この号には「死人使い」「血風」そして「墓場の鬼太郎」あと妖怪系の短編読み物を掲載
どちらかと言うと少年向けではないような濃い内容で、なかなかの読み応えがあった


続く「3」巻目にあたる週刊少年マガジン増刊は昭和42年9月に発行、6月から9月まで一気に発売された模様
この号では「狼小僧」が192ページ掲載されていて、1巻から続いてきたストーリーも一段落している
これで「狼小僧」の掲載はひとまず終ったのかな?

この3冊を一気に読んでみて、サスケに繋がる懐かしさと共に、当時の漫画の大人びた内容に感心した
小学生では理解しかねるような濃い作品ばかりで、大人になった今だからこそ楽しめると思う
やっぱり昔の漫画は凄かった…



「人犬」は「さいとうたかお」作品で「異色大長編怪奇劇画」そのままの展開が面白い
ゴルゴ13掲載開始より前の作風が新鮮な印象だった


右ページの広告を見ると、当時の週刊少年マガジンに掲載されていた作品群が凄い

「ウルトラセブン」「巨人の星」「天才バカボン」「ハリスの旋風」「無用ノ介」「墓場の鬼太郎」…
昭和42年ごろの少年マガジンは充実してたんやなあ…


元はと言えばこの3冊は、随分前に纏めてなんぼで落札した雑誌の詰め合わせの中に入っていたもの
それが永久保存版になった

 

コメント
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