「ドール」は1978年発売の太田裕美ちゃんの12枚目のシングル
歌詞の「ヨコハマ」と「セルロイド」の歌声が今でも印象に残る懐かしい曲
当時中学生だった俺は「心がないからセルロイド」という歌詞に、なるほどなーと妙に納得したのを憶えているｗ
今聴いても、切ない内容の詩に、裕美ちゃんの声「ヨ、コ、ハマ、ドォール」がぴったりハマる！
「涙で瞳が青く染まった…」という歌詞にも感心する…
この曲を静かな夜にじっくり聴いていると、ヨーロッパの街にあるような老舗の骨董店のショーウインドウから
青い瞳をした可愛いセルロイド人形が街の様子を見ている風景が目に浮かぶ…
ホンマに良く出来た曲やなあ…
「Quiet Life」は1979年発売「JAPAN」の3枚目のアルバム、これも高校生の頃に持ってたような気がするけど、今はない…
何処へ行ったのか分からないけど、1人住まいで引越しも多かったし仕方ないだろう
落札した「LPまとめて20枚」の中に入っているのを見つけたときは「おおぅ！久しぶり！」と声が出たｗ
タイトルにもなっている「Quiet Life」は、当時流行のテクノっぽい曲で、このアルバムでは一番印象深い
あと、ほとんど歌詞がない3曲目「Despair」の、何とも言えない退廃的な雰囲気が好き
見開きはこんな感じ、テーマカラーはブルーｗ
全体的に元気が出るROCKではなくて、イギリスの怪しげなクラブに迷い込んでしまいました…なイメージ
このアルバムを聴いていると、クラブの奥で何か悪い事やってますー的な映像が頭に浮かんでくるｗ
このレコードは真っ白な部分が多いので、茶色いシミが良く目立つ…
これはいわゆるカビで、ジャケットの紙の深いところまで入っているために、落としようがないというやっかいな汚れ
まあ、経年劣化のひとつなので仕方がないだろう、俺はあんまり気にならないので平気
古いsp盤の、ボロボロに破けて今にも崩れそうな状態のスリープの事を思えば、綺麗なもんですわｗ
「NIAGARA TRIANGLE Vol.2」は1982年発売のナイアガラ・トライアングル2作目のアルバム
1度見たら忘れられない個性的なジャケットデザインで、鮮やかなピンク地の小さな三角形の中に見えるナイアガラの滝のイラストが面白い
ジャケットがアーティストもタイトルも表しているという良く出来たデザイン
ナイアガラ・トライアングルのメンバーは、大滝詠一、佐野元春、杉真理の豪華3人組
ジャケット裏のモノクロ写真を見ると、楽しそうに笑顔でレコーディングする姿があって微笑ましい
NIAGARA RECORDSのデザインも渋いなあ…
「A面で恋をして」の大ヒットは記憶に新しいように感じるけど、もう40年も前になるのか
収録されている各曲の詳しい説明がwikiにあるので、興味のある人はまず1度聴いてから読んでみると
2度目に聴いた時の印象が違って面白いかも知れない
先日の「A LONG VACATION」繋がりで「さらばシベリア鉄道」の太田裕美ちゃんバージョンのレコードを購入
裕美ちゃんのレコードは手許に何枚かあるけど、これと「ドール」「しあわせ未満」も欲しいなあと思っていたところ
オークションで「太田裕美シングル13枚セット」1100円というのを見つけたので迷わず落札！
これはタイミングバッチリだったｗ
さっそく「さらばシベリア鉄道」を聴いてみる…
俺の場合、当時先に聞いたのは太田裕美シングル盤の方なので、やはりこっちの方が耳に馴染む…
「伝えーてーおくれー」の辺りの裕美ちゃんの声はたまらんなあｗ
微妙にアレンジの違う大滝詠一ご本人バージョンと裕美ちゃんバージョン、どちらも味があって良いなあ…
「I LOVE YOU,OK」は1975年発売、永ちゃんのファーストシングルで当時の定価は500円
ジャケットにある「俺の音楽、俺の生きざま、俺なりの愛」のコピーがめっちゃ渋い！
このシングル盤を含むファーストアルバムの完成度は奇跡だと思う
収録された全ての曲が、今でも色褪せることなく愛されているのが凄いことだ…
B面が「セクシー・キャット」というのも嬉しいポイント
「赤いスカートがひらひら…」からの歌詞が印象に残る
確かにあの頃は危なっかしい女子が多かったように思うなあ…
