聖書カルタ 「イエス様の44言」 読み札・絵札

聖書トランプ 
週一の追記予定です。

【ヌ】

2009年06月15日 | Weblog
 このブログ画像の右下に毎回、日本語、スペイン語、フランス語、英語、中国語、イタリア語でも、人名や地名を、表記しています。日本語の聖書は、基本的にイスラエルの発音に近いカタカナにしてあるようです。スペイン語・イタリア語などの聖書も、比較的イスラエルの発音をそのまま表記しています。英語やフランス語は、スペイン語などの文字をそのまま取り入れたため、元の発音からずれている名前も結構あります。とくに“J”が出てくると発音にずれが生じるようです。発音が文字に引きずられたためです。“毛沢東”を「もうたくとう」と、呼ぶのと似ています。
 イエス・キリストの“イエス”は、元来のイスラエルの呼び方では、“ヨシュア”なんです。「ヨシュア」→「イエシュア」→「イエズス」または「イエス」。「ヨシュア」→「ジョシュア」→「ジーザス」”
 なお、新共同訳聖書では、“イエス”または”イエズス“のどちらに訳すか。宗派間の調整に時間が掛ったと、伝え聞いています。
 【モーセが天幕に入ると、雲の柱が降りて来て、天幕の入口に立った。主はモーセと語られた。民は、みな、天幕の入口に雲の柱が立つのを見た。民はみな立って、おのおの自分の天幕の入口で伏し拝んだ。主は、人が自分の友と語るように、顔と顔とを合わせてモーセに語られた。モーセが宿営に帰ると、彼の従者でヌンの子ヨシュアという若者が幕屋を離れないでいた。】

【ベ】

2009年06月07日 | Weblog
 「聖書に出てくるベツァルエルを目標にしている」10年ぐらい前にこんな話を聞いたことがあります。その人は滋賀県の信楽(狸の置物で有名)で陶磁器・ステンドグラス・石材加工などの工芸を生業としている方です。
 材料も加工方法も違う“あらゆる仕事”は、なかなか大変だと思います。貴金属細工・宝石加工・木彫・製天幕・家具作成・服飾縫製、果ては、香料調合まで・・・。全てを一流品として、作れるのは、神がかりなのかもしれません。
 【主はモーセに告げて仰せられた。「見よ。わたしは、ユダ部族のフルの子であるウリの子ベツァルエルを名ざして召し、彼に知恵と英知と知識とあらゆる仕事において、神の霊を満たした。それは、彼が、金や銀や青銅の細工を巧みに設計し、はめ込みの宝石を彫り、木を彫刻し、あらゆる仕事をするためである。見よ。わたしは、ダン部族のアヒサマクの子オホリアブを、彼のもとに任命した。わたしはすべて心に知恵のある者に知恵を授けた。彼らはわたしがあなたに命じたものを、ことごとく作る。すなわち、会見の天幕、あかしの箱、その上の『贖いのふた』、天幕のあらゆる設備品、机とその付属品、純金の燭台と、そのいろいろな器具、香の壇、全焼のいけにえの祭壇と、そのあらゆる道具、洗盤とその台、式服、すなわち、祭司として仕える祭司アロンの聖なる装束と、その子らの装束、そそぎの油、聖所のためのかおりの高い香である。彼らは、すべて、わたしがあなたに命じたとおりに作らなければならない。」】

【シ】

2009年05月31日 | Weblog
 石に字を彫る方法を考えてみました。ノミなどの刃物で石を削る方法。サンドブラストという砂粒を強い勢いであてて彫っていく方法。レーザーで表面に熱をかけ模様をつける方法。化学薬品で表面を溶かす方法。ウオータージェットという水または研磨材の混ざった液を高速で当てて切り込んでいく方法。ほかにもあるかもしれません。
 紙や木に書いたものも保管場所と湿気などの状態が良いと、何百年の前のものも残っていることもあります。しかし、屋外で長持ちするのは石に彫った文字でしょう。そのために墓には石なんでしょう。
 神の指はどんな彫り方をしたのか?興味のあるところです。レーザー光線のようなまばゆい光が指先から発せられ文字をきざんだのでしょうか?。ところがこの後すぐに、このあかしの板は粉々に割られてしまいます。
 蛇足ですが、磁器に顔料で描いて、高い温度で焼いたものも、長持ちします。
 【 こうして主は、シナイ山でモーセと語り終えられたとき、あかしの板二枚、すなわち、神の指で書かれた石の板をモーセに授けられた。 ~ (中略) ~
モーセは向き直り、二枚のあかしの板を手にして山から降りた。板は両面から書いてあった。すなわち、表と裏に書いてあった。板はそれ自体神の作であった。その字は神の字であって、その板に刻まれていた。】

【グ】

2009年05月24日 | Weblog
 細かなシュチュエーションを説明しないと、話の次に進まない人が、世の中にはいますね。一方、あらゆる事柄について、ついつい、大げさに言う人、近くにいませんか?。どう対応するか?。ほら吹きだが嘘付きではない-程度なら、自分の方が、慣れるしかありません。
 「彼女がヤコブに産んだのはみなで七人」とありますが、実際にお腹を痛めたのはふたりだけ。5人は孫です。「産む」「子」とか、が子孫を含めた表現になっています。
 【それから、ヤコブはベエル・シェバを立った。イスラエルの子らは、ヤコブを乗せるためにパロが送った車に、父ヤコブと自分たちの子や妻を乗せ、また彼らは家畜とカナンの地で得た財産も持って行った。こうしてヤコブはそのすべての子孫といっしょにエジプトに来た。すなわち、彼は、自分の息子たちと孫たち、自分の娘たちと孫娘たち、こうしてすべての子孫を連れてエジプトに来た。
 エジプトに来たイスラエルの子・・ヤコブとその子・・の名は次のとおりである。 ~ 中略 ~ 
 ダンの子はフシム。ナフタリの子はヤフツェエル、グニ、エツェル、シレム。これらはラバンが娘ラケルに与えたビルハの子である。彼女がヤコブに産んだのはみなで七人であった。 ~ 中略 ~ 
 エジプトに行ったヤコブの家族はみなで七十人であった。】

【ム】

2009年05月17日 | Weblog
 「野球チームができるくらい子供を作る」なんて、結婚式の宴で出てくる話があります。ヤコブ(別名:イスラエル)の子供は、男だけで12人ですからサッカーチームでもできます。さらに、およそ50名を超える孫がいて、エジプトへ引っ越ししていきました。ひとつのチームどころかリーグ戦もできます。
 ムピムは、どのチームのどのポジションでしょうか?。背番号は?。観客はピラミッドの石段をベンチ代わりにしたら、結構大勢が、応援できそうです。
 【それから、ヤコブはベエル・シェバを立った。イスラエルの子らは、ヤコブを乗せるためにパロが送った車に、父ヤコブと自分たちの子や妻を乗せ、また彼らは家畜とカナンの地で得た財産も持って行った。こうしてヤコブはそのすべての子孫といっしょにエジプトに来た。すなわち、彼は、自分の息子たちと孫たち、自分の娘たちと孫娘たち、こうしてすべての子孫を連れてエジプトに来た。
 エジプトに来たイスラエルの子・・ヤコブとその子・・の名は次のとおりである。 ~ 中略 ~ ヤコブの妻ラケルの子はヨセフとベニヤミンである。ヨセフにはエジプトの地で子どもが生まれた。それはオンの祭司ポティ・フェラの娘アセナテが彼に産んだマナセとエフライムである。ベニヤミンの子はベラ、ベケル、アシュベル、ゲラ、ナアマン、エヒ、ロシュ、ムピム、フピム、アルデ。これらはラケルがヤコブに産んだ子で、みなで十四人である。 ~ 中略 ~ 
 エジプトに行ったヤコブの家族はみなで七十人であった。】

【ヨ】

2009年05月10日 | Weblog
 裁判やり直しのニュースを聞きました。十中八九、逆転無罪です。証拠となった鑑定の間違いが、科学技術の発達で明らかになったのが理由だそうです。時効のためもう真犯人は捕まえられない、ということです。
 「時効」といえば、かつてのテレビ番組風に、「ヨセフ物語は、どんでん返しの連続と言っても過言はないのだ。」
 ニュースの元受刑者の方へも、ヨセフのようなハッピーなどんでん返しが来ることを、祈らずにはいられません。
 【そこで、パロは使いをやってヨセフを呼び寄せたので、人々は急いで彼を地下牢から連れ出した。彼はひげをそり、着物を着替えてから、パロの前に出た。パロはヨセフに言った。「私は夢を見たが、それを解き明かす者がいない。あなたについて言われていることを聞いた。あなたは夢を聞いて、それを解き明かすということだが。」ヨセフはパロに答えて言った。「私ではありません。神がパロの繁栄を知らせてくださるのです。」それでパロはヨセフに話した。 ~ 中略 ~
 「それゆえ、今、パロは、さとくて知恵のある人を見つけ、その者をエジプトの国の上に置かれますように。パロは、国中に監督官を任命するよう行動を起こされ、豊作の七年間に、エジプトの地に、備えをなさいますように。」 ~ 中略 ~
 パロはヨセフに言った。「神がこれらすべてのことをあなたに知らされたのであれば、あなたのように、さとくて知恵のある者はほかにいない。あなたは私の家を治めてくれ。私の民はみな、あなたの命令に従おう。私があなたにまさっているのは王位だけだ。」】

【ポ】

2009年05月04日 | Weblog
【ポ】
 いっしょに暮らしている夫に見破られない嘘は、きっと涙付きだったのでしょう。嘘泣きを見抜けなかった経験がある方、あるいは涙でごまかしたことを思い出した人、…けっこういるんじゃないでしょうか。ポティファル夫人はその動機から見て、アハズ王の后イゼベル、アハズヤ王の母アタルヤ、ヘロデ王の妻ヘロデヤなどと並んで、聖書に出てくる悪女ランキングに入る女性です。
 【ヨセフがエジプトへ連れて行かれたとき、パロの廷臣で侍従長のポティファルというひとりのエジプト人が、ヨセフをそこに連れて下って来たイシュマエル人の手からヨセフを買い取った。 ~ 中略 ~
 彼はヨセフの手に全財産をゆだね、自分の食べる食物以外には、何も気を使わなかった。しかもヨセフは体格も良く、美男子であった。これらのことの後、主人の妻はヨセフに目をつけて、「私と寝ておくれ。」と言った。 ~ 中略 ~
 彼女は主人に、このように告げて言った。「あなたが私たちのところに連れて来られたヘブル人の奴隷は、私にいたずらをしようとして私のところにはいって来ました。私が声をあげて叫んだので、私のそばに上着を残して外へ逃げました。」
 主人は妻が、「あなたの奴隷は私にこのようなことをしたのです。」と言って、告げたことばを聞いて、怒りに燃えた。ヨセフの主人は彼を捕え、王の囚人が監禁されている監獄に彼を入れた。】

【ラ】

2009年04月26日 | Weblog
 “アラバー“という言葉があるかどうか、アラウンドバース=周産期(出産前後)です。周産期、妊婦は、日本で年間50人ほど死亡しています。すべての年代女性の死亡数がおよそ年間50万人ですから、女性の1万人にひとりは、出産に関連して死亡している計算です。交通事故を含めた不慮の事故による死者は、死亡者1万人中3人程度です。周産期はハイリスクな時期です。周産期はハイリスクな時期です。
 出産は、女の戦いです。戦死者も少なからず出ています。母の日には、たとえ年を重ねていても勇敢な自分の母親に、勲章を贈ってはどうでしょうか?。
 ちなみに、“アラバー”は、“アラウンド婆さん”という意見もあるようで。
 【神はラケルを覚えておられた。神は彼女の願いを聞き入れて、その胎を開かれた。彼女はみごもって男の子を産んだ。そして「神は私の汚名を取り去ってくださった。」と言って、その子をヨセフと名づけ、「主がもうひとりの子を私に加えてくださるように。」と言った。~中略 ~
 彼らがベテルを旅立って、エフラテまで行くにはまだかなりの道のりがあるとき、ラケルは産気づいて、ひどい陣痛で苦しんだ。彼女がひどい陣痛で苦しんでいるとき、助産婦は彼女に、「心配なさるな。今度も男のお子さんです。」と告げた。彼女が死に臨み、そのたましいが離れ去ろうとするとき、彼女はその子の名をベン・オニと呼んだ。しかし、その子の父はベニヤミンと名づけた。こうしてラケルは死んだ。彼女はエフラテ、今日のベツレヘムへの道に葬られた。】

【ジ】

2009年04月19日 | Weblog
 “石女”=うまずめ と読みます。不妊の女性のことです。初めて聞いた時には、「この漢字をこう読ませるのか!。」ドキッとびっくりでした。不妊で悩んでいるご夫妻には、辛い感じの漢字かもしれませんね。
 現代社会において、代理出産が、法律上・倫理上の問題として取り上げられています。不妊治療として、体外受精なども、今や珍しいことではない世の中です。昔の世界では、側女、妾、という選択肢が、当たり前だったのでしょうか?。
 先週のブログで「たくさん産んだ人が勝ち」などと、書きましたが、産みたくても産めない人は、今も昔もいるのです。
 ちなみに、“鉄女”=女性の鉄道ファン という意味で使うようです。ついでに、“鉄の女”=マーガレット・サッチャー(元英国首相)は、男女の双子の母ですから、石女では、ありません。
 【さてレアは自分が子を産まなくなったのを見て、彼女の女奴隷ジルパをとって、ヤコブに妻として与えた。レアの女奴隷ジルパがヤコブに男の子を産んだとき、レアは、「幸運が来た。」と言って、その子をガドと名づけた。レアの女奴隷ジルパがヤコブに二番目の男の子を産んだとき、レアは、「なんとしあわせなこと。女たちは、私をしあわせ者と呼ぶでしょう。」と言って、その子をアシェルと名づけた。】

【レ】

2009年04月13日 | Weblog
 日本の少子化対策も、この方法はどうですか。女の戦いとして、たくさん産んだ人が勝ち。
 ちなみに私の祖母ふたりともが、子沢山。それぞれ、9人と7人産んだので、伯父・叔父・伯母・叔母などが沢山います。必然的にいとこがいっぱいです。
 【主は、レアが疎んじられているのを見て彼女の胎を開かれたが、ラケルには子供ができなかった。レアは身ごもって男の子を産み、ルベンと名付けた。それは、彼女が、「主はわたしの苦しみを顧みて(ラア)くださった。これからは夫もわたしを愛してくれるにちがいない」と言ったからである。レアはまた身ごもって男の子を産み、「主はわたしが疎んじられていることを耳にされ(シャマ)、またこの子をも授けてくださった」と言って、シメオンと名付けた。~中略 ~ しばらく、彼女は子を産まなくなった。~中略 ~ 
 神がレアの願いを聞き入れられたので、レアは身ごもってヤコブとの間に五人目の男の子を産んだ。そのときレアは、「わたしが召し使いを夫に与えたので、神はその報酬(サカル)をくださった」と言って、その子をイサカルと名付けた。レアはまた身ごもって、ヤコブとの間に六人目の男の子を産んだ。そのときレアは、「神がすばらしい贈り物をわたしにくださった。今度こそ、夫はわたしを尊敬してくれる(ザバル)でしょう。夫のために六人も男の子を産んだのだから」と言って、その子をゼブルンと名付けた。】