聖書カルタ 「イエス様の44言」 読み札・絵札

聖書トランプ 
週一の追記予定です。

【て】

2008年07月28日 | Weblog
 時代は、目で見ただけで信じられない時代に進んでいます。合成写真、バーチャルリアリティー、立体ホログラム、などなど。トマス・チルドレンが、増えるのも当然?。素直に物事を信じられない状況が続きます。今や、先に疑ってから、その後で信じる時代ということか。振り込め詐欺しかり。子供に「知らない大人は信じてはいけない」と教えなければならない現実しかり。警察官の逮捕しかり。教員採用試験や教師の昇進試験では、校長先生が、採用試験の点数をごまかし上乗せ。
【十二人の一人でディディモと呼ばれるトマスは、イエスが来られたとき、彼らと一緒にいなかった。そこで、ほかの弟子たちが、「わたしたちは主を見た」と言うと、トマスは言った。「あの方の手に釘の跡を見、この指を釘跡に入れてみなければ、また、この手をそのわき腹に入れてみなければ、わたしは決して信じない。」さて八日の後、弟子たちはまた家の中におり、トマスも一緒にいた。戸にはみな鍵がかけてあったのに、イエスが来て真ん中に立ち、「あなたがたに平和があるように」と言われた。それから、トマスに言われた。「あなたの指をここに当てて、わたしの手を見なさい。また、あなたの手を伸ばし、わたしのわき腹に入れなさい。信じない者ではなく、信じる者になりなさい。」トマスは答えて、「わたしの主、わたしの神よ」と言った。イエスはトマスに言われた。「わたしを見たから信じたのか。見ないのに信じる人は、幸いである。」】

【つ】

2008年07月20日 | Weblog
 予告先発投手の登場です。二週間前に登場した“種 投手”も良いピッチングしましたが、本日は“土 投手”です。
 植物は光合成を行い、茎・穂・実などに成る有機物を作るのです。主成分の炭素は大気中の二酸化炭素から調達しています。しかし土は水分だけでなく、窒素、りん、カリウムなど、さらに言えば、微量でも不可欠な鉄分、亜鉛、カルシウムなどなど、ミネラルを、植物に提供しています。お米(稲)などは、水晶の主成分でもあるSi(シリカ)を土から、吸い上げています。
 土のない野菜の水耕栽培は、土の提供するミネラルを混ぜた水を使います。
 ここで一句「植物は/茎や実にいる成分の/ありか無しかを/土中に知りか。」
 【イエスは言われた。「神の国は次のようなものである。人が土に種を蒔いて、夜昼、寝起きしているうちに、種は芽を出して成長するが、どうしてそうなるのか、その人は知らない。土はひとりでに実を結ばせるのであり、まず茎、次に穂、そしてその穂には豊かな実ができる。実が熟すと、早速、鎌を入れる。収穫の時が来たからである。」更に、イエスは言われた。「神の国を何にたとえようか。どのようなたとえで示そうか。それは、からし種のようなものである。土に蒔くときには、地上のどんな種よりも小さいが、蒔くと、成長してどんな野菜よりも大きくなり、葉の陰に空の鳥が巣を作れるほど大きな枝を張る。」イエスは、人々の聞く力に応じて、このように多くのたとえで御言葉を語られた。】

【ち】

2008年07月13日 | Weblog
 我が家の近くを新幹線が通っています。列車に乗っていて家のそばを通過します。駅は無い場所ですが家の近くで途中で臨時停車させたら早く家に帰れるなぁと思うことがあります。およそ一時間早く帰宅することができます。
 外国の空港に近い取引先より、日本の田舎町にある商店の方が、荷物を届けるのに時間が掛かる場合があります。交通機関の発達した今、地の果ては、割合と、ご近所にあるのかもしれません。
 【イエスは苦難を受けた後、御自分が生きていることを、数多くの証拠をもって使徒たちに示し、四十日にわたって彼らに現れ、神の国について話された。そして、彼らと食事を共にしていたとき、こう命じられた。「エルサレムを離れず、前にわたしから聞いた、父の約束されたものを待ちなさい。ヨハネは水で洗礼を授けたが、あなたがたは間もなく聖霊による洗礼を授けられるからである。」 さて、使徒たちは集まって、「主よ、イスラエルのために国を建て直してくださるのは、この時ですか」と尋ねた。イエスは言われた。「父が御自分の権威をもってお定めになった時や時期は、あなたがたの知るところではない。あなたがたの上に聖霊が降ると、あなたがたは力を受ける。そして、エルサレムばかりでなく、ユダヤとサマリアの全土で、また、地の果てに至るまで、わたしの証人となる。」こう話し終わると、イエスは彼らが見ているうちに天に上げられたが、雲に覆われて彼らの目から見えなくなった。】

【た】

2008年07月07日 | Weblog
 “もやしっ子”と言うと、ひ弱な運動の苦手な都会っ子を意味しますが、食品のもやしは、実はすごいんです。一般的なもやしは、緑豆という豆を暗所で発芽させたものです。豆の時には少なかったビタミンCが豊富になります。消化もよくなるそうです。種の中の、隠された力の正に発芽です。
 貝割れ大根、ブロッコリースプラウトなども、同様です。さらに言えば、千年も前の種が現代に芽を出した例もあります。命がつながっているのです。
 この札の言葉も“あなたの心”という土の中で芽を出して成長し、種の持つ力が発揮されますように。
 今回は“種”について。“土”については、二週間後、お楽しみに。
 【イエスは言われた。「神の国は次のようなものである。人が土に種を蒔いて、夜昼、寝起きしているうちに、種は芽を出して成長するが、どうしてそうなるのか、その人は知らない。土はひとりでに実を結ばせるのであり、まず茎、次に穂、そしてその穂には豊かな実ができる。実が熟すと、早速、鎌を入れる。収穫の時が来たからである。」更に、イエスは言われた。「神の国を何にたとえようか。どのようなたとえで示そうか。それは、からし種のようなものである。土に蒔くときには、地上のどんな種よりも小さいが、蒔くと、成長してどんな野菜よりも大きくなり、葉の陰に空の鳥が巣を作れるほど大きな枝を張る。」イエスは、人々の聞く力に応じて、このように多くのたとえで御言葉を語られた。】