聖書カルタ 「イエス様の44言」 読み札・絵札

聖書トランプ 
週一の追記予定です。

【パ】

2010年05月30日 | キリスト教
”P&S”は、無伴奏ボーカル選手権、男性デュオ部門入賞なみの腕前だったのでしょうか。「ほかの囚人たちも聞き入っていた。」わけは、鞭打たれた傷の痛みのある中、喜びの歌を歌うそのこと自体だと思います。悲しみの歌、嘆きの歌、抗議の歌ではなく「賛美の歌」=「感謝の歌、喜びの歌」です。
 【群衆もふたりに反対して立ったので、長官たちは、ふたりの着物をはいでむちで打つように命じ、何度もむちで打たせてから、ふたりを牢に入れて、看守には厳重に番をするように命じた。この命令を受けた看守は、ふたりを奥の牢に入れ、足に足かせを掛けた。真夜中ごろ、パウロとシラスが神に祈りつつ賛美の歌を歌っていると、ほかの囚人たちも聞き入っていた。ところが突然、大地震が起こって、獄舎の土台が揺れ動き、たちまちとびらが全部あいて、みなの鎖が解けてしまった。目をさました看守は、見ると、牢のとびらがあいているので、囚人たちが逃げてしまったものと思い、剣を抜いて自殺しようとした。そこでパウロは大声で、「自害してはいけない。私たちはみなここにいる」と叫んだ。看守はあかりを取り、駆け込んで来て、パウロとシラスとの前に震えながらひれ伏した。そして、ふたりを外に連れ出して「先生がた。救われるためには、何をしなければなりませんか」と言った。ふたりは、「主イエスを信じなさい。そうすれば、あなたもあなたの家族も救われます」と言った。】

【テ】

2010年05月25日 | ことば
 “上京”という言葉があります。首都東京は、海もある都市です。高さの面では、“下京”です。エルサレムは標高835m。まさに、上る街です。
 さて、クイズです、JRで一番高い駅は、次の内どの駅?。A:小海線 野辺山駅、B:名古屋駅(セントラルタワーズ)、C:東京駅。ABCどれも正解です。A:標高1346m、B:駅ビル高245m、C:上り列車に乗り続けると着く駅。
 【十四年たって、私は、バルナバといっしょに、テトスも連れて、再びエルサレムに上りました。それは啓示によって上ったのです。そして、異邦人の間で私の宣べている福音を、人々の前に示し、おもだった人たちには個人的にそうしました。それは、私が力を尽くしていま走っていること、またすでに走ったことが、むだにならないためでした。しかし、私といっしょにいたテトスでさえ、ギリシヤ人であったのに、割礼を強いられませんでした。実は、忍び込んだにせ兄弟たちがいたので、強いられる恐れがあったのです。彼らは私たちを奴隷に引き落とそうとして、キリスト・イエスにあって私たちの持つ自由をうかがうために忍び込んでいたのです。私たちは彼らに一時も譲歩しませんでした。それは福音の真理があなたがたの間で常に保たれるためです。そして、おもだった者と見られていた人たちからは、──彼らがどれほどの人たちであるにしても、私には問題ではありません。神は人を分け隔てなさいません──そのおもだった人たちは、私に対して、何もつけ加えることをしませんでした。】

【ユ】

2010年05月16日 | キリスト教
 パウロが、テモテに宛てて書いた手紙です。“愛する子テモテ”と“あなたの母ユニケ”と書いてあるので、“パウロはユニケと婚姻関係にあった。”というのは、早合点です。パウロは生涯独身でしたから、“わが子のように大切に面倒を見ているテモテ“と言う意味です。
 “信仰が祖母・母から受け継がれた。”というと、母系の遺伝で伝わるミトコンドリアのDNA情報を連想します。しかし、思想や信条は遺伝子で伝えるものでなく、日々の会話や、激励、叱責、などで受け継がれると思います。そう言った意味では、テモテは、まさにパウロの子供です。
 - 子供をお持ちの方々!。DNAだけでなく良き思想・信条を次世代へ伝えようではありませんか。! -
 【神のみこころにより、キリスト・イエスにあるいのちの約束によって、キリスト・イエスの使徒となったパウロから、愛する子テモテへ。父なる神および私たちの主キリスト・イエスから、恵みとあわれみと平安がありますように。私は、夜昼、祈りの中であなたのことを絶えず思い起こしては、先祖以来きよい良心をもって仕えている神に感謝しています。私は、あなたの涙を覚えているので、あなたに会って、喜びに満たされたいと願っています。私はあなたの純粋な信仰を思い起こしています。そのような信仰は、最初あなたの祖母ロイスと、あなたの母ユニケのうちに宿ったものですが、それがあなたのうちにも宿っていることを、私は確信しています。】

【コ】

2010年05月07日 | ことば
 “ケイトウ”という花があります。もちろん“鶏頭”つまりは、トサカに似た花ということです。しかし、私の子供の頃、この花とその“ケイトウ”という名前はしっていましたが、トサカと繋がりませんでした。花のフカフカした感じから、“毛糸”と関係があるのかと思っていました。
 さて旧約聖書に“歩きぶりの堂々としているもの”として“いばって歩くおんどり”
が挙げられています。ヘルメットのトサカもいばって歩くためだったのでしょう。
 【さて、カイザリヤにコルネリオという人がいて、イタリヤ隊という部隊の百人隊長であった。彼は敬虔な人で、全家族とともに神を恐れかしこみ、ユダヤの人々に多くの施しをなし、いつも神に祈りをしていたが、ある日の午後三時ごろ、幻の中で、はっきりと神の御使いを見た。御使いは彼のところに来て、「コルネリオ」と呼んだ。彼は、御使いを見つめていると、恐ろしくなって、「主よ。何でしょうか」と答えた。すると御使いはこう言った。「あなたの祈りと施しは神の前に立ち上って、覚えられています。さあ今、ヨッパに人をやって、シモンという人を招きなさい。彼の名はペテロとも呼ばれています。この人は皮なめしのシモンという人の家に泊まっていますが、その家は海べにあります。」御使いが彼にこう語って立ち去ると、コルネリオはそのしもべたちの中のふたりと、側近の部下の中の敬虔な兵士ひとりとを呼び寄せ、全部のことを説明してから、彼らをヨッパへ遣わした。】

【ド】

2010年05月01日 | 歴史
 縫い物、針仕事って最近ははやらないのかなぁ。私の祖母は、戦後中学に上がった私の父のために学生服を一晩で縫い上げたという伝説の人物です。父が、友人たちと写っている古写真(もちろんモノクロ)を見ると父の学生服だけ心なしか黒さが弱い気がします。
 【ヨッパにタビタ(ギリシヤ語に訳せば、ドルカス)という女の弟子がいた。この女は、多くの良いわざと施しをしていた。ところが、そのころ彼女は病気になって死に、人々はその遺体を洗って、屋上の間に置いた。ルダはヨッパに近かったので、弟子たちは、ペテロがそこにいると聞いて、人をふたり彼のところへ送って、「すぐに来てください」と頼んだ。そこでペテロは立って、いっしょに出かけた。ペテロが到着すると、彼らは屋上の間に案内した。やもめたちはみな泣きながら、彼のそばに来て、ドルカスがいっしょにいたころ作ってくれた下着や上着の数々を見せるのであった。ペテロはみなの者を外に出し、ひざまずいて祈った。そしてその遺体のほうを向いて、「タビタ。起きなさい」と言った。すると彼女は目をあけ、ペテロを見て起き上がった。そこで、ペテロは手を貸して彼女を立たせた。そして聖徒たちとやもめたちとを呼んで、生きている彼女を見せた。このことがヨッパ中に知れ渡り、多くの人々が主を信じた。そして、ペテロはしばらくの間、ヨッパで、皮なめしのシモンという人の家に泊まっていた。】