聖書カルタ 「イエス様の44言」 読み札・絵札

聖書トランプ 
週一の追記予定です。

【シ】

2009年05月31日 | Weblog
 石に字を彫る方法を考えてみました。ノミなどの刃物で石を削る方法。サンドブラストという砂粒を強い勢いであてて彫っていく方法。レーザーで表面に熱をかけ模様をつける方法。化学薬品で表面を溶かす方法。ウオータージェットという水または研磨材の混ざった液を高速で当てて切り込んでいく方法。ほかにもあるかもしれません。
 紙や木に書いたものも保管場所と湿気などの状態が良いと、何百年の前のものも残っていることもあります。しかし、屋外で長持ちするのは石に彫った文字でしょう。そのために墓には石なんでしょう。
 神の指はどんな彫り方をしたのか?興味のあるところです。レーザー光線のようなまばゆい光が指先から発せられ文字をきざんだのでしょうか?。ところがこの後すぐに、このあかしの板は粉々に割られてしまいます。
 蛇足ですが、磁器に顔料で描いて、高い温度で焼いたものも、長持ちします。
 【 こうして主は、シナイ山でモーセと語り終えられたとき、あかしの板二枚、すなわち、神の指で書かれた石の板をモーセに授けられた。 ~ (中略) ~
モーセは向き直り、二枚のあかしの板を手にして山から降りた。板は両面から書いてあった。すなわち、表と裏に書いてあった。板はそれ自体神の作であった。その字は神の字であって、その板に刻まれていた。】

【グ】

2009年05月24日 | Weblog
 細かなシュチュエーションを説明しないと、話の次に進まない人が、世の中にはいますね。一方、あらゆる事柄について、ついつい、大げさに言う人、近くにいませんか?。どう対応するか?。ほら吹きだが嘘付きではない-程度なら、自分の方が、慣れるしかありません。
 「彼女がヤコブに産んだのはみなで七人」とありますが、実際にお腹を痛めたのはふたりだけ。5人は孫です。「産む」「子」とか、が子孫を含めた表現になっています。
 【それから、ヤコブはベエル・シェバを立った。イスラエルの子らは、ヤコブを乗せるためにパロが送った車に、父ヤコブと自分たちの子や妻を乗せ、また彼らは家畜とカナンの地で得た財産も持って行った。こうしてヤコブはそのすべての子孫といっしょにエジプトに来た。すなわち、彼は、自分の息子たちと孫たち、自分の娘たちと孫娘たち、こうしてすべての子孫を連れてエジプトに来た。
 エジプトに来たイスラエルの子・・ヤコブとその子・・の名は次のとおりである。 ~ 中略 ~ 
 ダンの子はフシム。ナフタリの子はヤフツェエル、グニ、エツェル、シレム。これらはラバンが娘ラケルに与えたビルハの子である。彼女がヤコブに産んだのはみなで七人であった。 ~ 中略 ~ 
 エジプトに行ったヤコブの家族はみなで七十人であった。】

【ム】

2009年05月17日 | Weblog
 「野球チームができるくらい子供を作る」なんて、結婚式の宴で出てくる話があります。ヤコブ(別名:イスラエル)の子供は、男だけで12人ですからサッカーチームでもできます。さらに、およそ50名を超える孫がいて、エジプトへ引っ越ししていきました。ひとつのチームどころかリーグ戦もできます。
 ムピムは、どのチームのどのポジションでしょうか?。背番号は?。観客はピラミッドの石段をベンチ代わりにしたら、結構大勢が、応援できそうです。
 【それから、ヤコブはベエル・シェバを立った。イスラエルの子らは、ヤコブを乗せるためにパロが送った車に、父ヤコブと自分たちの子や妻を乗せ、また彼らは家畜とカナンの地で得た財産も持って行った。こうしてヤコブはそのすべての子孫といっしょにエジプトに来た。すなわち、彼は、自分の息子たちと孫たち、自分の娘たちと孫娘たち、こうしてすべての子孫を連れてエジプトに来た。
 エジプトに来たイスラエルの子・・ヤコブとその子・・の名は次のとおりである。 ~ 中略 ~ ヤコブの妻ラケルの子はヨセフとベニヤミンである。ヨセフにはエジプトの地で子どもが生まれた。それはオンの祭司ポティ・フェラの娘アセナテが彼に産んだマナセとエフライムである。ベニヤミンの子はベラ、ベケル、アシュベル、ゲラ、ナアマン、エヒ、ロシュ、ムピム、フピム、アルデ。これらはラケルがヤコブに産んだ子で、みなで十四人である。 ~ 中略 ~ 
 エジプトに行ったヤコブの家族はみなで七十人であった。】

【ヨ】

2009年05月10日 | Weblog
 裁判やり直しのニュースを聞きました。十中八九、逆転無罪です。証拠となった鑑定の間違いが、科学技術の発達で明らかになったのが理由だそうです。時効のためもう真犯人は捕まえられない、ということです。
 「時効」といえば、かつてのテレビ番組風に、「ヨセフ物語は、どんでん返しの連続と言っても過言はないのだ。」
 ニュースの元受刑者の方へも、ヨセフのようなハッピーなどんでん返しが来ることを、祈らずにはいられません。
 【そこで、パロは使いをやってヨセフを呼び寄せたので、人々は急いで彼を地下牢から連れ出した。彼はひげをそり、着物を着替えてから、パロの前に出た。パロはヨセフに言った。「私は夢を見たが、それを解き明かす者がいない。あなたについて言われていることを聞いた。あなたは夢を聞いて、それを解き明かすということだが。」ヨセフはパロに答えて言った。「私ではありません。神がパロの繁栄を知らせてくださるのです。」それでパロはヨセフに話した。 ~ 中略 ~
 「それゆえ、今、パロは、さとくて知恵のある人を見つけ、その者をエジプトの国の上に置かれますように。パロは、国中に監督官を任命するよう行動を起こされ、豊作の七年間に、エジプトの地に、備えをなさいますように。」 ~ 中略 ~
 パロはヨセフに言った。「神がこれらすべてのことをあなたに知らされたのであれば、あなたのように、さとくて知恵のある者はほかにいない。あなたは私の家を治めてくれ。私の民はみな、あなたの命令に従おう。私があなたにまさっているのは王位だけだ。」】

【ポ】

2009年05月04日 | Weblog
【ポ】
 いっしょに暮らしている夫に見破られない嘘は、きっと涙付きだったのでしょう。嘘泣きを見抜けなかった経験がある方、あるいは涙でごまかしたことを思い出した人、…けっこういるんじゃないでしょうか。ポティファル夫人はその動機から見て、アハズ王の后イゼベル、アハズヤ王の母アタルヤ、ヘロデ王の妻ヘロデヤなどと並んで、聖書に出てくる悪女ランキングに入る女性です。
 【ヨセフがエジプトへ連れて行かれたとき、パロの廷臣で侍従長のポティファルというひとりのエジプト人が、ヨセフをそこに連れて下って来たイシュマエル人の手からヨセフを買い取った。 ~ 中略 ~
 彼はヨセフの手に全財産をゆだね、自分の食べる食物以外には、何も気を使わなかった。しかもヨセフは体格も良く、美男子であった。これらのことの後、主人の妻はヨセフに目をつけて、「私と寝ておくれ。」と言った。 ~ 中略 ~
 彼女は主人に、このように告げて言った。「あなたが私たちのところに連れて来られたヘブル人の奴隷は、私にいたずらをしようとして私のところにはいって来ました。私が声をあげて叫んだので、私のそばに上着を残して外へ逃げました。」
 主人は妻が、「あなたの奴隷は私にこのようなことをしたのです。」と言って、告げたことばを聞いて、怒りに燃えた。ヨセフの主人は彼を捕え、王の囚人が監禁されている監獄に彼を入れた。】