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子育てペンギン☆徒然なるままに

“出すぎた”杭は打たれない!をモットーに子育て・平和・みんなが主役をテーマにワーキングママは今日も走ります♪

ハンナのかばん

2014-12-10 | 平和
アウシュビッツから東京に届いたかばん

“命の授業”の一環で「ハンナのかばん」の講和を
子どもたちと一緒に聞きました

講師は
石岡史子さん
(NPO法人ホロコースト教育資料センターKokoro代表)

小学生にわかりやすく、短い時間のなかで
ナチスが台頭した背景
ヒトラーの出現
ホロコースト
…のことなどをお話してくれました

アウシュビッツや杉原千畝のことを知っている子もちらほら

ユダヤ人を迫害し、命を奪った「空気」のような背景
それは、一人ひとりの無関心であり、犯人探し、責任逃れであったこと

心の、意識の小さな綻びが
人生を狂わせ、命を奪ってしまう恐ろしさ、愚かさ

民族が違う
言葉や宗教が違う
趣味が違う
好きな食べ物も違う
顔も違う

でも、たったひとつ同じものがある

それは「命の重さ」

石岡さんの諭すような口調にグッと涙をかみしめます

話の最後を締めてくれた学年主任の先生の言葉も適切でした

遠いむかしの、遠いヨーロッパでの出来事ではないよね
いま、みんなの生活の中にもないかな?

「あいつのせいだ」「あの子と口をきくのをやめよう」
小さな積み重ねが、人を傷つけ、大きな事件になる

柔軟な心、頭を持つあなたたちなら…
わかるよね


イジメを繰りかえす子
親や先生の目を盗んで、嫌がらせを続ける子

問題ある子が多い学年だけど
きっと、何か心に落ちたものがあったと信じたいです

http://bookmeter.com/b/4591073092


それにしても…
ナチスが政権を握り
「強い国」「誇り」「景気回復」を謳い文句に
ヒトラーが人気を博したこと…なぁんか「今の日本」に似ているような
次の日曜、14日は衆議院議員選挙投票日

さて、歴史を学ぶことができるのでしょうか