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子育てペンギン☆徒然なるままに

“出すぎた”杭は打たれない!をモットーに子育て・平和・みんなが主役をテーマにワーキングママは今日も走ります♪

立ちはだかる壁と闘う母たち

2011-12-07 | 教育
沖縄・八重山の教科書採択問題で国会に行きました。
写真のように、議事堂周辺の紅葉もたいへん見事なものです。
沖縄・八重山の教科書採択問題では、
八重山から、住民の会4人、竹富町メンバー3人が上京され、
本日文科省要請を実施します。
文科省の対応は、政務官です。
それも沖縄選出議員の同席は認められず、民主党のみの対応です。

来春の子どもたちが使う教科書、いまだに決着をみない状況、どうなるのでしょうか…


そして、翻って
我が足元をみれば…

来春の児童クラブへの申請の時期を直前にして
職場に「就労証明」を書いてもらうようにお願いをする。
あと、住民票をもらいに市役所に行かねばならない。
仕事の合間をみて、役所と職場を行ったり来たり(冷汗)
それでなくても、年末年始は慌しいのに(泣)
これで、申請はしたけど
やっぱり「入れません」という返事だったら…(蒼白)

安心して、働ける環境は
いつになったら、整うのだろう?

保育園探し、小1の壁、病気時の預かり
等々、様々な困難を乗り越えてきたけど
現在の「小4の壁」が一番、ハードルが高い!

大和市は児童クラブの受け入れが実質3年生まで
4年生は、「空きがあれば」だけど、とても、とても…
競争率高くて、受け入れてもらえない。

友人が調べてくれた情報によれば
NPOのファミリーサポートも
病児預かりも
みんな3年生まで。

期待していた、市内近隣で唯一の民間の学童も来春に閉鎖の知らせ。

市が運営を始めた「放課後子ども教室」も
週に2回、それも17時まで。
これじゃあ、フルタイムで働いている家庭のニーズには合わないです!

結局、女性は働くなってこと?
でも、共働き家庭が納める住民税は市の貴重な税収ではないですか?

4年生なら、ひとりで留守番できるでしょ!ってこと?
でも、子どもの成長って個々に違う。
「4年生」をひとまとめにして「できる」と決めつけるのは
教育現場の経験から考えれば、的外れ。

3.11を体験し、
帰宅困難者も体験し、
東海地震場必ず近いうちに発生するといわれている今

ひとりで留守番をしている子どもが
災害時に、
家の中で冷静に判断できると誰が言い切れるでしょうか?
家具などの下敷きになってしまったら、誰が子どもを助け出してくれるのでしょうか?

「むかしは違った。過保護すぎる」
そんな声も聞こえますが、
子どもを取り巻く環境は、日々変化しています。

行政が公的機関として
子どもの安全・安心を確保してくれるからこそ、
市民は、その街に愛着をもち、暮らせます。
教育・子育て機関を民営化させてしまえば
教育も営利・競争目的の「商品」になり、質は劣化します。
諦めることなく、闘い、要求し続けた結果
数十年もかかったけど、小学校の35人以下学級も実現しつつある。

要求することは大切だ。
それは、自分のためだけではなく
暮らしやすい街を実現させることにつながるから。
そして、あとに続く働くママたちの「道すじ」にもなるから!