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子育てペンギン☆徒然なるままに

“出すぎた”杭は打たれない!をモットーに子育て・平和・みんなが主役をテーマにワーキングママは今日も走ります♪

3人にひとり?

2012-08-29 | はたらく
大卒3万3000人がニート=就職率改善も4%非正規―文科省(時事通信) - goo ニュース

産経新聞では
「今春大学を卒業したものの、安定的な雇用に就いていない人が約12万8千人に上ることが判明した学校基本調査。5人に1人は正社員になっていない計算だ」との記載も。


労働者の3人にひとりが「非正規雇用」であり
平均月収は生活保護世帯の収入を下回るケースも増えている

経済不況が影響し「結婚しない」「子どもを産まない」
人生選択をする若者も増えている

一方で、若年齢での出産も増え

若年齢夫婦の離婚率も増えてる

いろいろなケースの相談を受けているなかで

実感をもって

従来の日本型家族像や日本型雇用形態が
崩壊していることがわかる

保守勢力は、これを阻止するがために
「親学」とかなんとか…試行錯誤、手をつくして回帰志向をしているけど

時代とともに、「人間の生きる価値観」は変容するのが自然なんだよね

変化していく社会に、人間の生き方も柔軟に適応していく
それが古来からの日本列島社会の長所だったのになぁ…

自在に変容する形を、無理やり型にはめようとしたら
人の心も、社会の構造もゆがんじゃうよ

新卒大学生の非正規率増ニュースを聞くたびに
深いため息がでてきます

獅子は谷底で凹んでいた

2012-04-26 | はたらく
ずーっとむかし、
「わたしは陽の当たる道を歩んできた」

と、豪語(字の如く胸を張って)していた同業の仲間がいました

へーっそんなこと言い切れる人っているんだぁ…

と、驚いたことを今も覚えている
当時30代前半の、しかも同世代の女性だった

たしかに、
男性が多い職場の仲でも、
テレビドラマの主人公のライバルにいるような(分かりにくい…)
「女王さま」のような存在だったと思う。

まぁ、それはそれとして

彼女も含めて
バブル期を学生時代、新社会人として過ごした世代は
貪欲だ

何ごとにも。

よって、テレビの番組も消費文化も
この世代をターゲットに作られ続けていて
年をとっていく自覚があまりないかもしれない


仕事にも貪欲であるがゆえに

多少、先輩にガツンと言われても
「いつか、みかえしてやる!」根性で
俄然、やる気が出たものです

先輩たちも「獅子の子を谷から突き落とす」勢いで
若者育てをしてくれました


けど…
就職氷河期といわれる前後の世代から

どうも、その「貪欲さ」が消えている気がします

今の…35才前後かな…

少なくとも、自分の職種ではそうだ

採用人数も少ないから、先輩たちに
チヤホヤと崇めたてられ
温室育ち

バブル期よりも上の世代の先輩は
まだ息子や娘のように思えるのだろう
「いいこ、いいこ」で多めにみているけれど

先輩たちとガチンコしてきた
わたしたちバブル期世代は
「対応ちがうよなぁ」
と率直に思ってしまうし

自分が対応されてきたように
かれらにガツンと言ってしまう

すると、不思議なほど
凹んでしまう

反論もせず、「避ける」形で凹んでいます

あれ
なにかマズイこと言った?なんで嫌われた?

谷から自力で這い上がる精神のバブル期先輩たちには

君たちのその凹み方がわからない…


しかしながら…
採用人数が少ないゆえに、彼らは
いつが必ず、管理職となって
わたしたちの上に「君臨」するのであろう

そのときに「仕返し」されるのかなァ

谷に突き落とされても、先輩たちから学んだ「恩」を忘れないわたしたちだがっ
谷に突き落とされたら、そのまま凹んでいる彼らは
「恩」なんて、感じてないよね

私たちは、きみたちを育ててきたのだけど…
分かってないよね

またまた
虚しい…

ちょっと、仕事が分かってくると我が物顔で
今日も職場を闊歩している若者たちだった(←王冠マークがなかった)

若者を育てるのって
難しい…
子育てよりも、ずっと難しいかもしれない…

NHKクローズアップ現代

2012-04-18 | はたらく
昨晩の特集は「社会を変える“女性の起業”」

番組の中で久しぶりに聞きました(番組を全部は視聴できなかったが)

女性のM字型雇用

20年前に比べると
たしかに谷の角度は小さくなったけど・・・

基本はかわっちゃいない

首相官邸のホームページにもありましたよ

30代で出産を機に退職し
女性の労働人口が落ち込む

併せて30代以降の女性の就業形態は
正規雇用が減少し、圧倒的にパート就労の比率が高まる



番組紹介では

「これまで結婚・出産・育児・介護などで
仕事を続けられなかった女性たちが、
自ら起業することで、
自由に時間や働き方をコントロールして働き続けることができ、
それによって内需が拡大され、
経済や社会に大きな影響を与えると指摘されているのだ。」

とありました。


う~ん…
でも、これって…

女性が「戦力」にカウントされず、敬遠されてきたのは
「結婚・出産・育児・介護」が理由というのは、たしかに

しかーし、
現在の子育て環境を含む社会保障制度を見直さないと
抜本的解決にならないのではないかなぁ

専業主婦を続けていたママ仲間が
いま、仕事を探して
面接を受け続けているけれど

「起業すれば解決だよ」

とは、とても言えない…

働けない(働かない?)壁の正体はなんぞや

2012-03-23 | はたらく
今週末にお引越しをされるご近所さんの
ママとお子さまを囲んでのお別れ会が開かれました。

写真はお別れメッセージと写真を集めたプレゼントのアルバムです
元保育士のママさんが作成しました
すっごく可愛くて、素敵な作品です


子どもたちがメインだから参加させてあげたいけど…
この手のイベントは大概が平日の昼間
働くママには参加不可能、あるいは難関の企画です

でも、それって裏を返せば…

土日にパパをおいてママと子どもだけ外出することや、
あるいはパパと子どもを留守番にママだけ出かけることが
「無理」「できない」家庭が圧倒的多数ってこと?

“イクメン”は絵に描いた餅なのかしら

毎朝、同じ駅で降りる若いパパさんが
赤ちゃんをだっこして、保育園バックをもって
歩いていく姿…
「お~イクメン
かっこいいなぁって思っていたけど

少数派


そういえば…
「働かせてもらっていいね」
専業主婦ママに言われたことがあると、ワーキングママから聞いたことがあります。

女・母・妻が働くことを妨害する最も高いハードルは「夫」なのか!

これって、やっぱり第三号被保険者の廃止からはじめなきゃ
「夫」という生きものの思考は変わらないのかもしれませんね
…がっかり

「第三号被保険者」とは何ぞや?

日本独特の家父長制社会だからこそ根付いてしまった制度ですよね

そして、大きな誤解をしている人も多し!
「自分は専業主婦だけど、私の保険料は夫が払ってくれている」って。

それは違いますよ~

じゃあ、だれが払っているの?

説明してくれるサイトを見つけたので、ぜひご覧くださいませ

http://www.office-onoduka.com/siru_kantigai/sk0602.html

現代的ストレス

2012-01-17 | はたらく
以前、「大将の器」とはどうあるべきか?
を書いたことがありますが。

要は、
人の上にたつ人
組織の代表になる人
って、どういう姿勢でいるか?
ということなのですが…


「大将」に限らず、
同じような立場で働いていても
「この人はどうなのか?」と
思うことが、最近しばしば…

業務分担は当然であるとも思うが
そもそも、一極集中しないために
「チームで仕事をしよう」という発想がはじまり。
しかしながら…
自分でも、対応できる電話を
わざわざ!人にまわしてしまう人がいるんですよね。
それも、相手の状況を考えずに
自分の担当じゃないからという型にはまった「思い込み」で。

仕事って、もっと
状況判断をしながらするものじゃないでしょうか?
それが、自分よりも年長者だから性質が悪い。


カウンセリングを仕事としている知人から
上司も部下もストレスを抱える現代病の話を聞きました。
多かれ、少なかれ
働く人が抱えるストレスのほとんどは職場の人間関係。
自分の周囲を省みても

なるほどなぁ…と思う。
ストレスが、うつ病に進展し、うつ病が免疫力を下げ、身体の不調を呼び起こす。
身体の不調は心の不安を呼び、さらにうつ病が悪化するという悪循環

うつ病の増加背景に
孤食があるのでは?という話に帰着した。

子どもの「孤食」が話題になったことはありますが
おとなも同様。「孤食」が災いとなる。
会話があるか、ないかで
ストレスをその日のうちに解消できるか
翌日に持ち越し、悪化させていくか。

解消といっても、ストレスの元がなくなるわけではない
イラつく同僚がいなくなる訳でもなく
腹立たしい上司がいなくなるわけでもない

ただ、食事をとりながらどれだけ人と会話を楽しむのかは
重要な鍵になるようです。

と、考えると…
近年「女子会」ブームで
女性グループをターゲットにしたお店やコースが増えているのも納得がいく。

女性就労者が増加する一方ではあるものの
女性の位置はいわゆる「男社会」の中で、恵まれているとは言えない。
いまや、男性だけでなく
女性のストレスも大きな社会問題。
楽しい会話の食事をすることで、
仕事のストレスを解消させていく。それが「女子会」の真髄なのかも?

高度経済成長期やバブル期には
「仕事」そのものや「超過勤務」が、ストレスの元凶であったのではないか、と推察する。
21世紀のストレスは、仕事内容や就労時間ではなく
職場の人間関係が元凶といっても過言ではないでしょう。


私も…いつかはビシッと言ってみたいものです
「その電話、○○さんが聞いてもバチはあたりませんよ」(苦笑)