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子育てペンギン☆徒然なるままに

“出すぎた”杭は打たれない!をモットーに子育て・平和・みんなが主役をテーマにワーキングママは今日も走ります♪

一年でいちばん忙しい

2013-03-28 | 教育
小中高校も大学も春休みに入った今週から通勤電車が空きだしましたね

季節の移り変わりを実感する瞬間です


学校というところは、年間を通じて同じサイクルで一年中走り回っている忙しい「現場」ですが
なかでも、もっとも忙しいのが…3月、4月

卒業式、修了式と子どもたちを送り出したあと
…子どもたちはつかの間ではあるけれど、楽しい春休み…と、同時に!
学校内は「戦場」と化します(苦笑)
教職員は学期末、学年末の事務処理
学籍簿の整理
教室の片づけと明け渡し
高校では教室のペンキぬりやワックスかけも、汗をかきかき
人事異動の準備
事務引き継ぎ
離着任式、始業式、入学式などの膨大な準備作業に追われるます

児童・生徒がいない学校で何しているの?
なんて声は公務員パッシングを操作している「ある種権力が作り出した」声

児童・生徒がいる時間にはできない膨大な肉体労働も待っているんです

非正規教職員に至っては、辞令も切れているのに
給与・交通費も出ないまま、出勤しての作業が強いられる
「非正規だから、辞令が切れているから、やりません」なんて言い訳はしません!
新年度にも同じ学校に勤務できない場合は、引継ぎのために年度を越えて、無給で勤務

子どもたちと向き合いたい想いとは裏腹に

「効率」ばかりを求める管理職や教育委員会や世間…

子どもたちは「先生、私たち(ぼくたち)を見ていて」と願い

教職員は「子どもたちのSOSサインを見逃さないように向き合いたい」と願う

両者の想いは同じなのに

教育行政は、そのための支援には手をのばさない

35人以下学級も安倍政権によって頓挫させられようとしています
教職員定数の改善も暗い雲行き


新年度の新しい出会いを楽しみにしたい春休みだけど
フッと悲しいため息が
遅くまで電気のついている職員室から聞こえてきそうです・・・


金八先生は小学校が舞台かも?

2013-03-25 | 教育
野球やサッカーチームに入ってると
基礎的な社会集団のルールは身につく
なんて、時代はもう過去のことなのだろうか

理科室への移動をせずに授業をサボり遊んでいる子
授業中も一時間座っていられない子
おとなしい子をみつけては、仲間はずれのターゲットにする子
若い先生には「タメ口」をきき、全く指示に従わない子

そんな課題を抱えている子たちが、スポーツチームに入っていることを聞いた

授業中に廊下巡回をして
教室に入れていく
そんな指導は、中学・高校くらいだと思っていたのだけど

80年代の金八先生は
いまや小学生の物語なのかも知れない

痛みを知る方法…3月24日(日)のつぶやき

2013-03-25 | 教育

小学生の頃、担任教師に怒られたいじめっこが自身のやった事を『冗談!冗談なんや!』と弁解した際、担任は無言でその子の筆箱を手に取ると全力で壁に投げつけ粉砕した後、『冗談だ。ほら、笑え?』と言ってのけた光景を見たのが、未だに記憶に刻み込まれている。

安道名津さんがリツイート | 50 RT


福島の子どもたちを思う

2013-03-13 | 教育
旧知の知り合いである神本みえ子さん(参議院議員)のメルマガに
「仮設住宅での生活をしている子どもたちの学習の遅れが深刻になっている」という
毎日新聞の記事の紹介がありました

気になって、探してみたところ
次の記事です ↓

東日本大震災2年:福島の小中学生、学習の遅れ深刻 仮設生活が影響−−毎日新聞調査
http://mainichi.jp/feature/news/20130310ddm001040054000c.html

毎日新聞が自治体に対してアンケートで小中学生の学習上の課題を聞いた結果
長引く避難生活が、日常生活も含めた教育環境に大きな影響を及ぼして
いることが浮き彫りになっているとのことでした

神本さんご自身が、以前から福島の先生方に
「仮設や借り上げ住宅で落ち着いて勉強できないため、宿題をやってこない子が増えている」
「学習に向かう意欲が低下している」
「親に余裕がなく、子どもに接する時間が取れていない」
「避難先の環境に適応できず、不登校やいじめに遭って戻ってきた子もいるが、戻ってきても友達が戻っていない」
など、同じような話を聞いていたそうです

新聞記事からは

「子どもたちの課題は見当たらない」とする自治体もあり、
学校や教育現場での認識との食い違いがみられるケースもある。

といいます

文部科学省は震災後の11年度から被災した子どもの学習支援加配や心の
ケアのためのスクールカウンセラー配置などをおこなっていますが

教育現場からは「個別対応が必要なケースがあまりに多く、人手が足りない」
「…2年たっても落ち着くことはない。これからもっとひどくなるだろう。と警鐘をならす」

と記事にもありました

子どもと日々接している現場が求める「支援」とは何なのか

机上で整理することではなく
学校現場や現地で活動しているNPOが抱えている具体的な課題を
吸い上げる支援であってほしいと思います


「校庭に広がる雑草」友人が昨年夏ごろに福島で撮ってきた画像です

席替え

2013-03-04 | 教育
今年度最後の席替え

「好きな人同士で並んでいいよ」となったらしい
一年間頑張ってきた子どもたちにご褒美なのかな

けど…と、思う

一年経過しても、依然として落ち着かないクラス
先日には、理科の移動教室のとき
机の下に隠れた男子4人
授業をサボってしまったらしい


んー、高校生か?!
と耳を疑りました

自分はぜったい好きな人同士で席を並べさせることはしませんでした
高校生でも。
百害あって一利なし!なんです

グループの結束が強くなる10代の傾向
同じクラスでも、違うグループの子とは話もしない風潮がある
たかが40人の輪の中でさらに細分化している人間関係
できるだけ多くの人と関わりもつことは社会へ出る予行練習にもなるのに
好きな子同士で並ばせたら、ますます「そのチャンス」が減ってしまう


子どものクラスは
授業中、座っていられず歩き出す子もいたりで落ち着かない
夏までは、いじめに近い事件も頻発していた
加害側の保護者は懇談会などはすべて欠席
一年間、クラスの保護者と顔を合わせることもなかった
結局、そんなクラスに馴染めないままの子どももいた

子どもたちが安心して登校し、落ち着いて授業を受ける環境を、最低限整えるべき。
と切望することは筋違い?
担任には機会をみては、相談してきました…が、
相談することが悪かったのか?
「これ以上、相談されても困る」と子どもに伝えてきた
いやいや、そんなことは保護者に直接言ってほしい


案の定、好きな子と組めない「余った」子が出てきて
「余った子」同士の座席ができた

本人曰く
「うるさいクラスだし、ひとりの方が気が楽なんだ」

そんな言葉を呟く子ども
本心なのか、心配症の親への気遣いなのか

心が痛みます