チャイニーズカフェ アンディン

熊本の中国茶カフェAndingからの薬膳レシピ、中国茶などについての情報です。

やはり、夏こそ参鶏湯(サムゲタン)

2009-07-12 | Anding
いよいよ夏本番の兆しですねー

参鶏湯(サムゲタン)、温まる料理ということで冬に食べるイメージの方も多いのでは?と思いますが。。。夏バテ防止夏こそサムゲタンが必要な時期なんです

暑さで心身が疲れる気候にぴったりなのが中国茶と参担鶏湯(サムゲタン)です。

本場韓国でも夏に食べると特に身体に効くとされているお料理です。

chinese cafe Andingでは、毎日中国茶付きランチセットでサムゲタンをご用意いたしております。


夜は参鶏湯サムゲタン単品¥630を毎日ご用意致しております。お一人様分ずつ丼でお出ししますのでお気軽にお召し上がり頂けます。
さらに平日の夜17:30~22:30は中国茶付き夕飯セット¥1,050~で参鶏湯もお選びいただけます!
chinese cafe Andingでは全ての中国茶をアイスでもお出しできますが、中国茶も、夏もできれば温かいものをお勧めします!最初は暑いな~と思っても、香りを楽しみながらゆっくりお飲み頂いているうちにスーッと心身が落ち着かれると思います。

サムゲタンセットBセットでは薬膳茶もお選びいただけますので。。。サムゲタン+薬膳茶で夏バテ知らず!ぜひお試しください。

薬膳 26 緑豆春雨の汁無担担麺

2009-07-07 | Anding
本日7/7はchinese cafe Andingはお休みさせていただいております。

NHK熊本のテレメッセで放送していただきました
身体すっきりの緑豆春雨の汁なし坦担麺をご紹介いたします。
 
梅雨から、初夏にかけ湿気の多い季節になります。

自然界の湿気は身体にも余計な湿を溜めます。
また、水分の代謝が悪くなると冷え性(エアコンにより現代は夏の冷えが冬の体調不良を引き起こします)も引き起こします。ただ、余計な熱やほてりは取らなくては身体が参ってしまいます。

中国では身体の熱や湿をとりさる為に夏に欠かせないのが緑豆です。
日本で手軽に買える、緑豆が原料の春雨と同じを使ったヘルシーな担担麺
身体の熱、浮腫みを取り去るレタス…

しょうが、にんにく、葱などの温める薬味で冷やしすぎずに暑気払いをし、浮腫みを解消します。
暑い季節、ついつい冷たいものをとりすぎたり、冷房などで冷えすぎて、身体の水分代謝が悪くなり浮腫みやすくなります。
ただ、暑さからの身体の消耗を抑えるためには余計な熱は取り去る必要があります。
冷たすぎるもので一気に身体の熱を取るのでなく、緩やかに身体を冷まし、浮腫みを解消するのが冷え性にならずに暑気払いをする秘訣です。
春雨はだし(昆布をつけておき、ちょっと煮立たせたもの)でゆでて、温かい状態にたれを合えて、
千切りレタス、白髪葱、ピーナツをトッピング。
あつあつではないけど温かい汁無し担担麺(本来担担麺は汁なしです)

春雨を使うことでカロリーも抑えられるので夏の健康的なダイエットにもおすすめです。
冷え性がひどい方はレタスの代わりに身体の血行を良くして、浮腫みをとる水菜を使って下さい。
詳しいレシピはNHKテレメッセレシピ をご覧下さい

緑豆(春雨) 甘/涼 心胃 清熱解毒 発汗利水 暑熱除煩 止渇
レタス 苦甘/涼 心・胃・小腸 清熱利水 通乳解毒


今年も大人気!

2009-07-06 | Anding
今年も夏季限定薬膳クリームぜんざい!大人気です。

春先から「まだないんですか?」と毎年楽しみにして頂いてる薬膳クリームぜんざい暑気払いを目的に、体の熱をとる材料で作っているアイスクリームの入った薬膳せんざいですので今年もやはり、秋口までの販売となります。

Andingの人気デザートの一つ薬膳クリームぜんざい¥525です。

中国茶にぴったりのあっさりしたクリームぜんざいです。
なつめ、緑豆、蓮の実、小豆、黒タピオカ、白玉だんご‥美容にも健康にも美容にも◎のSweetsです。
脂肪分が少なめの手作りアイスクリームと烏龍茶のゼリーがメインですので
カロリーも気にせず召し上がっていただける冷たいデザートです!

緑豆は中国では夏を乗り切るのに必須の食材です。なつめ、蓮の実など気分を落ちつかせる食材も…暑さで疲れたなーストレスがたまったなーという時には
ぜひ

梅蘭芳

2009-07-02 | Anding
梅蘭芳…チェン・カイコー監督の「花の生涯~梅蘭芳」
先月、どうしてもと一日一回上映になっていましたが観にいって来ました

二時間半があっという間でした

第二次世界大戦を挟む激動の時代、京劇という伝統文化に新しい視点、表現を取り入れその後の京劇に大きく貢献した俳優の生涯。。。

実在の人物なので描くのが難しそうでしたが、

彼の、静かに強く、芸への意思を貫く姿と彼を支え、影響を与える人々の姿が
明快に伝わってくる映画でした

師匠とのやりとり、師を乗り越える時のお互いの痛みが伝わってくるシーンに胸が締め付けられました

「孤独」がなければ極みのものは生まれないと
私はいつも思うのですが・・
まさにそんな生き方をした梅蘭芳。。

華やかさの裏にある、
芸を極める人の計り知れない孤独感が哀しくも美しく。。。

才能もしかり、極めるための努力をすることもできない凡人からすると
憧れですが、本人の苦しみはただならぬもの。。。

すべての悲しみも芸術への糧と転化させる強さが素晴らしいと思いました。

そして、彼と彼の芸を支える人々の潔さと、

黙って、周り人の気持ちを痛いほど理解し、感謝し努力する彼の姿。。。

そして、自分の意思を中庸の精神で通すやり方、学ばなければ。。。
と思いました。ついつい極端な方法をとってしまいがちなので。

背景となる劇場や胡同の老房子もとても美しく、女性たちの普段着の旗袍もとても素敵でした

そして、卓上に置いてある質が良く、手入れされた茶壷。。。

今までなんとなく私の中でぼんやりとしていた、
レオン・ライの静かな演技の上手さに驚きました。

チャン・ツイィーも凛とした少女っぽさの残った役柄を演じていて
新鮮でしたー