熊本では日中は10月とは思えない暑さが続いています。夏の暑さには強い私ですが、朝晩との温度差がさすがに体にこたえますね。先日実家の大々的引越しをして以来、珍しく咳も出ています
が涼しい風を感じると寒がりなのに秋冬好きなのでうれしくなってきます。
そろそろ毎年恒例になった
chinese cafe Andingの夏季限定大人気メニュー！「薬膳クリームぜんざい」も終わりかなーなんて思いながら続けていますが、3日前から日替わりメニューに登場した「和栗のタルト」も大人気です！ぜひお試しください。
まったく関係がなく恐縮ですが、さらにうれしいことが！！
熊本では10月12日放送のチョナンカンにやっと！！パク・シニャン（私の周りにもここのところ彼のファンを増やしています）が登場するようですね！ずいぶん前に「今後の予告」のような映像でちらっと見てしまってから待ちに待っていましたー！楽しみです
ここのところまたまたブログの更新ができていませんでしたが、今日は先日ＮＨＫでご紹介したお料理を…肺と腎臓を守り、老化を防止し、疲労回復、風邪予防！
「長芋入り玉子焼き黒ゴマソース」です。ＮＨＫではちょっと短く面白い名前でご紹介いただきましたがネバネバというよりサクサクという感じです。長芋でなく山芋にされるともっとネバネバにになるかもしれません。
長芋（山芋） 甘／平 肺脾腎 益気養陰 固腎収摂 益精補肺 気力増進、胃腸機能の活動を高め、呼吸器官の改善など
黒胡麻 甘／平 肝・腎 補肝腎 潤五臓 潤燥滑腸 血行促進 肝腎を潤し、腸も潤して便通を良くし、血行を促進する。
鶏卵 甘／平 心肺脾胃腎 滋陰潤燥 養血安胎 臓腑機能を増強させ、体内水分を潤し、血液の循環を促進させる
ニンニク 温 脾胃肺腎 健脾開胃 解毒殺虫 減肥消腫 胃の働きを強め、食欲増進、ムクミを取る、解毒
白葱 辛／温 肺胃 通陽止痛 袪痰発汗 煩渇解毒 発汗を促し水分代謝も促進、痰のきれを良くし、解毒の作用もある。
長芋の玉子焼き黒ゴマにんにくソース
料理全体の効能： 腎臓と肺を守り、老化を防止し、疲労回復、風邪予防
玉子焼き
長芋：80ｇ→皮を剥き長さ3ｃｍぐらいの千切り
卵：3個→軽めに溶いておく。
長ネギ（白ねぎ）：５㎝→たて半分にして斜め薄切り
塩：少々
具を炒めるサラダ油大さじ１
卵焼きにするときのサラダ油大さじ１
とごま油:大さじ１/２
黒ゴマにんにくソース
いり黒ゴマ：１０ｇ→擂る
にんにく：1片→みじん切り
スープ：水30mlに鶏がらスープのもと小さじ１
サラダ油；小さじ1
ごま油：小さじ1
砂糖：大さじ１/２
しょうゆ：大さじ１/２
酢：大さじ１/２
・長芋（山芋） 甘／平 肺脾腎 気力増進、胃腸機能の活動を高め、呼吸器官の改善、免疫力向上など
・胡麻（黒） 甘／平 肝・腎 五臓（特に肝腎）を潤し、腸も潤して便通を良くし、血行を促進する五臓の活動を潤し、 潤腸の活動を促し便通もよくなる
・鶏卵 甘／平 心肺脾胃腎 臓腑機能を増強させ、体内水分を潤し、血液の循環を促進させる
・ニンニク 温 脾胃肺腎 胃の働きを強め、食欲増進、ムクミを取る、解毒の作用も
・葱（白） 辛／温 肺胃 発汗を促し水分代謝も促進、痰のきれを良くし、解毒の作用もある。
ソース
１．フライパン、中華なべなどに油（サラダ油とごま油）とにんにくのみじん切り入れ火をつけ（中火）香りがでるまで炒める。
２．そこにスープ、砂糖、しょうゆ、黒ゴマの順で入れ強火にし、煮立って香ばしい香りがしたら酢を回しいれ火を止める。
玉子焼き
１．フライパン、中華なべなどをしっかり熱して油を回しいれ、長芋とねぎを入れねぎの甘味がでるよう30秒ぐらい中火で炒め溶いた卵にいれ軽く混ぜておく。－①
２．フライパン、中華なべなどをしっかり熱してサラダ油を回しいれ、なじませた所に（強火）①を一気に入れて中火にし、外側を内側に入れるように軽く混ぜながら焼いていき（約30秒ぐらい？）ごま油を回しいれる。
３．卵を裏返して鍋を回しながら約20秒ぐらい焼き出来上がり。
皿に玉子焼きを盛って厚いうちにソースを回しかける。
調理ポイント
●卵はこしがなくならないよう溶きすぎない。ふんわり仕上げる為。
●すり黒ゴマや酢を入れてから熱しすぎない。ゴマの風味、黒酢の酸味がなくなるので。
●玉子焼きが熱いうちにソースをかけたほうが味がなじんで風味も増し美味しい。
薬膳ポイント
●腎を温め潤し働きを強化することが老化防止につながり白髪なども予防改善できる。長芋、黒ゴマ、にんにく、鶏卵など
●秋は気候的に肺を守る必要がある。長芋、鶏卵、にんにく
●白ごまの肺や腸を潤す効果があるが、腎臓、肝臓などの強化による老化防止効果は黒ゴマ！！
