三段山＜前編＞

これは、昨日（土曜日）のおはなしです。




早朝４：００に起床。

が、無意識のうちに二度寝。

起きたら４：２０であった。



本日は三段山にて山ボード。

御同行のXさんとは８時半までに、上富良野の「フラヌイ温泉」の駐車場で待ち合わせである。

果たして、間に合うか・・・。


帯広の我が家を出発したのは、５：３０過ぎ。

まあ、３時間あれば大丈夫かー！早朝だし。


ところがどっこい！
国道には、おっそいダンプやトラックがいっぱい走っているのであった・・・。

でかい車は怖くて追い越せない。

「ああ～～、遅刻する～～。」

と言いながら、狩勝峠の頂上から見た朝日が美しすぎて、車から降りて写真を撮ったり、コンビニを４軒もハシゴしたり、マイペースに富良野に向かった。

狩勝峠の南富良野側からは、雪道に変わり、けっこう滑って怖かった。

さらに、上富良野町市街地にて、軽く道に迷う。

「ここ、どこやねん！！！」


それでもなんとか８時過ぎにフラヌイ温泉に到着。

Xさんは３０分くらい前に着いていたらしい。

Xさんの車に乗り込み、白銀荘へ。


天気は快晴。

絶好の登山日和である。

白銀荘でスノーシューをレンタル（５００円）した。

そこで気がついたのだが、自分の車の中にストックを忘れたーーー！！！

が、白銀荘で、タダで貸してくれた。

伸縮しないヤツなので、帰りが心配である。


９時頃登山口出発。

今回はXさんもボードをかついで登る。

ボードは重いが、前回の日勝峠と違ってトレースがついているし登りやすい。

しかも、昨日の晩に雪がいっぱい積もったみたいで、フカフカの新雪が・・・！！！

「快晴・無風・パウダースノー」

山ボードのこの上ない最高条件が揃っている。
私達ってめっちゃツイテルなあ～～～


歩き始めて１５分くらいで汗が滴り落ちてきた。
ジャンパーの下に着ているフリースを脱ぐ。


そのときに、後ろを振り返ってみると、スカッ晴れの富良野盆地が見えた。

美しい・・・。

思わずシャッターを切る。

前方には前十勝の凛々しい姿。

こちらもカメラのメモリーにおさめておいた。


体調もすこぶる良く、軽いウォーキング・ハイになりつつある。

私の前を歩くXさんとの会話こそ無いが（喋っても自分の足音でよく聞こえないのだ）、私は楽しくて仕方がなかった。



・・・が、ふと足元を見ると・・・


なんと、ワタシ、スノーシューを履いていないではないか！！！
（しかも両足！！！！！！）


急いで戻ると、数メートルうしろに、両方ともあった・・・。

よかった・・・。

あのとき足元を見てなかったらだいぶ先まで行ってたかもしれない。


スノーシューを履いたりしていると、Xさんがいなくなっていた。

私に気付かずに先に進んでいるらしい・・・。



・・・まあ、いっか～～～。



つづく