コンブの日記

山登り、旅、その他コンブが感じたことを綴った日記です!

コンブ、風呂屋でコケる!!!

2005年11月27日 | 日記
今日は、いつもとは違う温泉に行ってみた。

そこはかなりデカイ温泉施設で、前々から気になっていた。



フロントで受付をし、のれんをくぐり廊下を歩く。

そこは迷路みたいになっていて、かなりワクワクする。

思わず、早足になってしまい、足元などは全く気にしていなかった。


もちろん、段差などには気がつかない。

気付いたところで、あとのまつり・・・。


廊下と、ロビーの境目の段差に蹴つまづき、コンブは飛んだ・・・。


・・・と同時に、腕に抱えていた風呂道具一式(カゴに入れてるヤツ)が、オール散乱した。


ロビーにはたくさんの人がいて、見ていた人々は、「あ~りゃりゃ」と言うだけで、誰一人拾ってくれない。

ただ一人、おっちゃんが横になったリンスを立ててくれただけであった・・・。


恥ずかしさと、世間の冷たさと、打ったスネの痛みを抱えコンブは思った・・・。


「段差には気をつけよう」・・・と。

久山岳に登ろうとしました!!

2005年11月26日 | 日記
・・・が、登頂できませんでした・・・。

なぜなら、風が強くて、木がきしむ音が赤ちゃんの声に聞こえて、怖かったので・・・。
1時間半くらい歩いて、引き返しました。

でも、彩雲を見ました!!!
すっごくキレイでした。
(写真では全然わかりませんね・・・



そのあと、剣小屋でカップラーメンを食べていると、窓からこちらをまじまじと覗く人影が・・・!!!

おそらく、亡霊とでも思われたのでしょう・・・。




そうそう、昨日ブログを書いたあと、姉のブログを見てみると、なんと姉のダンナが「サッカーで骨折した」と書いてありました。

あれは、予知夢だったのか・・・。
現実では怪我してるけど・・・

ロッククライミング

2005年11月25日 | 日記
姉と、姉のダンナと、ロッククライミングに行った。

姉は甥っ子をおぶりながらの挑戦。(しかも妊婦)


絶壁をどれくらい登っただろうか・・・。
突然、姉のダンナが足を踏み外し、滑落した。


「ぎゃあああああああああ・・・!!!!」

ダンナは、はるか下の森の中へと消えた。

私達は、あわてて下に降り、森の中を捜索したが、見つからない。

自衛隊に救助を求めることになった。


山小屋で、作戦会議。
ダンナの両親も駆け付けた。

あーだこーだと、作戦を練っていると、突然、山小屋の戸が開いた。



「・・・!!!!!」


全員絶句・・・。


髪の毛に葉っぱを大量に絡ませた、無傷のダンナが戻ってきたのであった・・・。





・・・という、夢を見た。

雪積もった!

2005年11月22日 | 日記
今日、帯広もやっと、平地に雪が積もった。

といっても、5センチくらいだが、朝は路面が凍っていて、久々の雪道運転となった。


冬は、私の車のようなコンパクトカーには、つらい季節である。


去年の3月の、恐ろしい出来事がフラッシュバックされた・・・。




その日は、ドカ雪が降ったあとに、雨が降り、夜になるとそれが凍るという、すごい状態であった。

私の近所の住宅街の道路は、比較的、除雪がゆきとどいていない。

夜、自宅の50m手前で、事件は起こった。

まあ、大丈夫であろう、と、無理矢理そこを通過しようとしたのが失敗であった。

勢いをつけて、固そうな雪(氷?)が20~30センチほど積もっている道路を走った。

車は、途中で止まった。

バックをしても、何をしても、動かない。

車を降りて、状況を把握した。

なんと、車の腹が、雪の上に完全に乗っかっている状態。

これでは、アクセルを踏んでも、タイヤは空回りするだけである。

これは、自分の力ではどうしようもない。

そこで、そこらへんにいた高校生を捕まえて、みんなで押した。

が、ビクともしないのであった・・・。

今度は、みんなでスコップで掘ったりした。

それも、全く意味なかった。

すると、なんだなんだと、近所の人が家から続々と出てきて、大騒ぎになってしまった。

私のまわりには、ざっと30人程いたであろう・・・。

そして、最終的に、ランクルで引っ張ってもらえることになった。


引っ張るとき、すっごい音がした。
明らかに、車の腹と氷の塊の摩擦の音だ・・・!!(が~~~~~ん!!!

みなさんに迷惑をかけ、無事に自分の家の駐車場にたどり着いた。

次の日、擦れた部分を見てみたが、何ともなかった。



ああ、北海道の冬ってコワイ。
車替えたいなぁ・・・。

あ、写真はこないだ行った、白糠の海です。
明日はお休み。
何をしよっかな

東雲湖&天望山

2005年11月21日 | 日記
昨日(日曜)は、然別湖付近の、東雲湖&天望山に行ってきました。

そのあと、帯広市内で、友達数人とカラオケに行く約束をしていたので、白雲山には登れませんでした。


1.然別湖に行くまでの車道は、日陰はツルツル路面だった。滑る~!

2.またしても、登山口のトイレが閉鎖されていた。
  然別湖畔のトイレまで車で行く。

3.弁当を忘れていることに気づく。
  まあ、大丈夫か・・・。

4.湖畔沿いの山道を歩く。気温はマイナスだろうけど、全然寒くない。

5.北海道三大秘湖のうちのひとつ、東雲湖に到着。
  湖面が凍っていて、キレイだとは言い難い・・・。

6.そこから天望山への道には、新雪に人間の足跡はなかった。
  キツネ、鹿、ウサギなどの足跡がいっぱい。かわいい・・・。

7.雪の表面が、でっかい結晶になっていて、キラキラしてる。
  (写真がそれです)

8.頂上には、3人の男女が・・・。
  それぞれ単独で、昨日、剣小屋で出会い、宴会して今日一緒に登ってきたみたい。
  頂上からは、ウペペサンケが真っ白で、めちゃめちゃキレイだった。
  空気が澄んでいるので、十勝平野も、かなりハッキリ見えた。
  焼畑の煙(もしかしたら火事かもしれんが)や、竜巻?まで見えた。

9.めっちゃ腹減ったので、戻る。
  来たときと同じ道を歩いた。
  途中で、雪の解けた土で思いっきり滑ってこける。尻真っ黒。
  そして、ストックで自分の足を強く突くという、ありえないミスを犯す。
  3分ほどうずくまった。

10.登山口に到着。
   カラオケの約束の時間は1時間も過ぎている。
   ここから帯広までは、1時間。
   みなさん、お先にカラオケ中。
   メールすると、「あと3時間はいるよ」とのこと。
   無事合流し、歌うことができた。
   みんなからは、「また山だったのか・・・」と、溜め息まじりの声が・・・
   カラオケ店で焼きそば(遅い昼食)を注文したのだが、10秒で平らげた。  

釧路エエのぅ~~

2005年11月20日 | 日記
昨日(土曜)は、釧路に行ってきました。
というのも、こないだ「安全運転セミナー」で、釧路に行ったときは、会場しか行かなかったから。
釧路は北海道の中でも、好きな街ですっ


1.白糠の道の駅で、海を見て少々たそがれた。

2.釧路市街地へ。

3.ジャスコに行き、かわいいお洋服を買って、寿司を食った。

4.今度はポスフールに行った。
  そこでもお洋服を買った。

  そして、みかん袋詰め放題398円にチャレンジ。
  みかんが潰れるほど、詰めまくっているおばちゃんがいた。
  さすがに、ちょっと引いた。

5.釧路湿原へ。
  達古武湖を見に行く。  
  木道を歩くつもりだったのだが、着いた瞬間にトイレにいきたくなる。
  が、キャンプ場のトイレは閉鎖されていた。
  仕方なく市街地に戻ってコンビニに入ったりしていると、日が暮れてしまったので帰った。


トイレが近いけん、困ったもんじゃのぅ~~~。
(最後は、地元愛媛の方言でしめてみました)

ネタが無ェ。

2005年11月17日 | 日記
ネタが無いっスね~!!

なんか、他の人のブログ見てたら、ブログ界では「○○バトン」なるものが出回っているらしい。
ネタ作りのために、いくつかの質問に答えて、最後にその質問を友達とかのブロガーに渡すって、ヤツ。

別に、バトン回ってきたわけじゃないけど、とりあえず「HNバトン」に、答えてみま~~~す
(普通は、回ってきてから答えるものです


1.あなたのHNは何ですか?
コンブ。

2.HNの由来は何ですか?
中学のときの一部の友達から呼ばれていたあだ名。
その子達には、いまだに呼ばれている。

3.差し支えなければ、本名もお願いします。
ヤダ。

4.本名の由来は?
姓名判断の先生が付けたらしい。
両親が付けたわけではない。

5.過去使っていたHNを教えてください。
無いざます。

6.過去に付けられたあだ名を教えてください。
こやし。(本名から)
ねえさん。(今も呼ばれています。アンタの姉さんじゃないよ!!)
バケモノ。(・・・ひどいよね~)

7.今までこの名前可愛いと思った名前はありますか?
もこみち

8.1番大切な恋人には何と呼ばれたいですか?
俺の片腕

9.HNと本名どちらが好きですか?
コンブーーー(お気に入り)

10.また生まれ変わってもその名前でいたいですか?
次生まれ変われるなら、人間はイヤ。名前など、いらん!!!

最後に、バトンを回す5人
そもそも回ってきてないものなので、回せません。



・・・でも、みなさんのHNの由来とか、あれば教えてくださいね




ああーーー山行きたいなーーー。
その気になれば、カメハメ波打てるくらいの元気が有り余っています。
今週も行っちゃうかもしれませんね。

ハエ VS コンブ

2005年11月15日 | 日記
ここ10日ほど、職場(事務所2F)の中で、毎日1匹のハエと格闘している。



敵(ハエ)は、陰険で、しつこく、明らかにコンブを馬鹿にしている。


2匹いたこともあったが、もう1匹は、浅はかな強欲野郎で、私のコーヒーの入った湯のみに身体ごと突っ込み、ご臨終と相成った。(チーン)


ところが、コイツは頭がよい。
絶対にそんなヘマはしない。
狙っているのは、私のオヤツ(みかん、お菓子)、それから私の隣に置いてある「加湿器のぬくもり」である。



毎日毎日、私の周り(主に顔周辺)にだけ、たかりやがる。
そして、仕事の集中力をことごとく消失させてくれている。

私が「マウスパッド」(凶器)を手に持った瞬間、部屋の隅っこに避難するのだ。
おそらく、椅子から立ち上がってまで、こちらに来るとは思っていないらしい・・・。
されど、殺意むき出しの私は、追いかけてマウスパッドを振りまくっている。(もちろん、誰もいないときね)
その形相は、おそらく般若の悪人面をはるかに超えているであろう・・・。


腹立たしいことに、ヤツは妙に動きがスローなのだ。
いまだに追いついたことがないので、私のほうがスローな動きみたい。
が、たまたま当たりそうになった瞬間だけ、めっちゃ素早い。
要するに、ヤツは、私よりちょっとだけ速く動いて、無駄なエネルギーを消費しないようにしているらしい・・・。



このように、来る日も来る日も、ハエVSコンブのバトルは繰り広げられている。
これにより、私の仕事のストレスは5割増しなのであった・・・。



・・・ところが、昨日、彼(彼女)のぬくぬく生活に、終止符が打たれるときがきた。
ゴミ箱の中に、みかんの皮を捨てていたら、それを求めて、ゴミ箱の中に入ったのだ!!!
「欲に目がくらんだな・・・。フッフッフ。」
すかさず、そこらへんにあったファイルでゴミ箱にをした。
そのゴミ箱を窓の外に持ってゆき、蓋を開け、ハエを放った。


ふぅ~~~、やっと開放されたぜ・・・。
働かずに金ばかり媚びてくる彼氏と、ようやく別れられて、やっと自由になれた、そんな気分・・・。(そんな経験ないけど)
それからは、ストレスも無く仕事がスムーズにできた。

今頃、ヤツは寒空の下、世間の厳しさを味わっているであろう・・・。



定時まぎわ、1Fの事務のお姉さんに書類を渡しに、階段を降りた。

「・・・!!!」

なんと、お姉さんに、一匹のハエがまとわりついているではないか!!!
お姉さんは、一生懸命、手で追い払おうとしている。

ワシ「そのハエ・・・・。」
お姉さん「さっきどっかから入ってきたんだよね~!まじウザイ!!



絶対ヤツだ・・・!!!


おそらく玄関の手前で待機し、客が入った隙に入り込んだのであろう。
頭のいいヤツならやりかねない。
そこまでするなんて・・・逆にその執念にリスペクト(尊敬)してしまう。

・・・・が、
「2Fには上がってくるなよ~~~~!!!」
と、ヤツを睨むコンブであった・・・。

剣山~再会~

2005年11月12日 | 日記
今日、山スキーの下見のため、剣山に登った。

一応スキーを持って行ったが、頂上付近以外、雪はあまりなかった。

しかし、この道幅、傾斜、アクセスのよさ、どれをとっても山スキーには素晴らしい山でしょうなあ~~~。

多分、スキーよりもボードばっかりやるだろう。



雪をまとった日高山脈を見たくて、頂上まで登った。
雪も滑らないやつだし、晴れていて風も無く、快適に登頂できた。

やはり、いつ登っても、ハシゴはめっちゃ怖かったけど。


十勝平野を見るなら、剣山が一番いいが、日高山脈の展望はイマイチだった・・・。
先週の、芽室岳のほうがだいぶ素晴らしかったように思える。
しかし、写真はバッチリ撮ってきました。(この写真は、久山岳、芽室岳等です)



そして、下っている途中で、奇跡が起きた。

なんと、先週芽室岳で出会った、かわいい健脚おばちゃんにまた会ったのである!!!
(おばちゃんはOさんとおっしゃるそうです。)
なんとなく会う気もしていたのだが・・・、ビックリであった。

しかし、もっとビックリしたことに、Oさんはこのブログを知っていた。
といっても、Oさんが見ているわけではないのですが・・・。
Oさんのお友達が、たまたま「芽室岳の巻」を見て、「これってもしや、Oさんのことでは・・・」と思ったらしく、ブログをプリントアウトして見せてくれたそうです。

お友達さ~~ん、見てくれていますかー??
「ポパイのオリーブみたいな方よっ。(O談)」と、いうことですが・・・。
(オリーブ?!見た目が?それとも、テンションが???)
どうもありがとうございました。

Oさんは、先週私がトムラウシに行ってきた日に、東雲湖&白雲山&天望山&東ヌプカウシヌプリに行ってきたそうである。
相変わらず、すっげぇ~~~~。

またきっと、どこかの山で会うでしょう!!!



Oさんと別れたあと、「河原で出会ったあのビュービューおじさんとも会ったらかなりウケルなぁ~~~~~」と、思っていたら・・・





マジで会っちゃいました!!!!!


Oさんと別れた5分後にっ!!


見た瞬間、お互い「あああーーーっ!!!」っと、叫んでしまいました。


そして、おじさんの次のお言葉は・・・



「また今日も寝坊しちゃったさーーー!!!」


爆笑してしまったワ・タ・シ。


「山で2週続けて同じ人に会うなんて思わなんだ!」と、本気で驚いていた。

ああ、おもしろすぎる・・・。

ちょっと喋って別れた。

すれ違いざまに、さりげなく鼻毛チェックをしてみたが、今日は出ていなかった。

去るときは、振り向かずに「またどこかで会うねーーー!!」と手を振ってくれた。
ちょっとカッコよかった。



それにしても、ブログをやっていて本当によかったと、思う今日この頃。
そんな見知らぬ近くの方(しかも、偶然Oさんのお友達)が見てくれていたとは・・・。
sakagさんにリンクしていただいてから、アクセス数は、一日に最低200件はある。
多いときでは、400件くらいもある。
たくさんの人が見てくれていることと、コメントいただけることが、励みになってます。感謝感謝です!!
一円の得にもならないことだけど、お金では買えないものを確かに得ている。(priceless)
こんな自己満足でナルシズムな世界に付き合ってくれて、ど~もっす!!!
飽きるまで続けるつもりなんで、これからもど~ぞよろしく

なんか、脚太い・・・

2005年11月11日 | 日記
登山をはじめてから、脚が太くなった。

中腰になったときに、ふくらはぎと太ももの間に何か挟まっている感がある。

これは、紛れもなく「筋肉」である。


運動をしていないときは、自分でも「脚細いなあ~」と、思っていた。

それが、今、みたいな脚になってしまった・・・。


去年まではユルユルだったジーンズも、今ではパンパン。
ソーセージを包むあのセロファンみたいになっている。
きゃーーー!!!!!!!

しかし、そんな乙女ゴコロとは裏腹に、絶対この筋肉を落としたくなくて、日々筋トレに励む登山家魂がやや愛おしい・・・。

共食い

2005年11月09日 | 日記
最近、とろろコンブばっかり食べている。
要するに、共食いである。

テレビでやっていたのだが、とろろ昆布を食べると、女性ホルモンが分泌されて、巨乳になれるそうなのだ。
がんばるぞーーー!!!!!



昨日は、お仕事で、釧路に行ってきた。
そこで、「安全運転セミナー」なるものに参加してきた。
オッサン率90%。
その中で、浮いていないのが悲しい・・・。

そして、なんと、一年前にうちの会社を退職したお兄さんも来ていた。
思いがけない再会に、ビックリ!!!!!

現在、帯広の建設会社に勤めているそう。
元気そうでよかった。


そのセミナーは、2人のオッサンの公演があり、もちろん寝た。

そのあと、なぜか演歌歌手のコンサート。
いきなり、「いい女じゃないけどさぁ~♪」という歌い出しで幕が開け、驚いた。
そしてステージを降り、客席で握手をしまくり、彼女のデビュー曲「渡り鳥」でしめられた。
「えんっかぁ~、演歌のぉ~、えんっかぁ~、演歌のぉ~、わたりぃ~~~~どりぃ~~~♪」

トムラウシ~~~

2005年11月06日 | 日記
今日は、Xさんと、トムラウシに行ってきました。

といっても、登頂はしていません。

カムイ天上まで登って、トムラウシ山の雄姿を拝んで参りました。

11月とは思えない暖かさでした。
雪も山頂付近のみで、その他は全く無かったです。

東大雪(ニペソツ、石狩岳など)、十勝連峰(十勝岳、美瑛岳、下ホロカメトック山など)も見えてすごくよかったです。


それから、河原で鍋パーティーをし、東大雪荘の温泉に入って帰ってきました。
他に誰もいなかったので、温泉で泳ぎました。
ええ気持ちやった~~~~~



芽室岳

2005年11月05日 | 日記
今日は、芽室岳に行ってきた。
登山口は、清水町の円山牧場の林道にある。

朝から、快晴

車を走らせ、円山牧場の手前くらいで、いきなり腹が痛くなった。

「うぉぉぉぉぉぉ~~~~!!!!べべべべべべ便所はどこじゃーーーーーー!!!」

土色の顔をキョロキョロさせ、トイレを探した。

牧場に、牛舎があって、その近くの建物に、それっぽいのを発見した。
今は牧場オフシーズンだ、鍵が閉まっている恐れがある!!!

頼むーーーーーー!!!!!

あっ、開いたぁ!!
しあわせ・・・。
神様ありがとう・・・



無事に登山口に到着し、丸太橋を渡って、いよいよ登山開始。

ず~~~っと、同じ景色の尾根を登ってゆく。
今日も、荷物が重いのだ。
あぁ、しんどいしんどい。



ダケカンバ林にたどり着くと、かなり風が強くなってきた。
そして、足元には、が・・・。
めちゃめちゃ寒い。

どんどん、雪が多くなってきた。
踏み固められたその雪は、ツルツル滑る。
何度も滑ってこけた。
これは、アイゼンが無かったらダメかも。
「もうやめよっかなぁ~~。」とも思ったが、負けず嫌いの為、なかなかやめられない。
滑りながら、なんとかパンケヌーシの分岐まで来れた。
ここからは、滑ってもハイマツがあるし、傾斜も緩いので、たいしたことはない。
ただ、風が強いので、死ぬほど寒かった。


がんばって、やっと頂上に到着した。
頂上からの景色は・・・
もう、最高でした。
高い山なので、かなり遠くまで見渡せる。
今日は天気がよかったので、特にすごかった。
ニペソツ山や、表大雪の雪をかぶった様子まで見える。
日高山脈も、すばらしく美しい稜線を描いている。
十勝平野は、パッチワークに、十勝川がうねってるかんじ・・・。
これは、大展望ですなあ。
ただ、風が強すぎて、本気でコワイ。音もすごいっす。
風さえなければ、2時間くらい居たかもしれない、このお気に入りの頂上を、後ろ髪引かれる思いであとにした。


もち、帰りにも、思いっきりコケやがった。
雪も、風も関係なし。ハイマツの枝で滑ってコケたのだ。
岩にスネ(弁慶)ぶつけて痛かった・・・。


雪の多いところでは、滑り台として、遊んだ。
ロング・ローラー滑り台なんかより、200倍はスリリングである。
コース・アウトしたら、おしまいです。
ザックに入れてあった、みかんが潰れるというハプニングはあったが、無事に滑れた。


パンケヌーシも寄ろうかと思ってはいたが、風が強いのでやめた。
そのまま下っていったが、お腹が空いたので、カップ麺ランチにすることに。


風の当たらないところで、湯を沸かしていたら、単独のおばちゃんが下ってきた。
色々喋っていたら、突風が吹いて、沸かしていたお湯がコンロごと倒れて、鍋のお湯全部無くなった。(ガーーーーン
でも、お水はまだあったので、まあいいや、と思っていたら、おばちゃんが「私お湯持ってるから、使いなよ」と、水筒のお湯を出してくれた。
「いいっす、いいっす!!」と、断ったのだが、「私使わないから」と、強く勧めてくる。
申し訳なかったが、ありがたく頂戴することにした。
座るところがなかったので、立ち食いソバ状態。

おばちゃんは、オチャメな方で、かなり面白かった。
さきほど、誰もいないと思って、山に向かって「やっほーーーーーー!!!」と、叫んだら、木陰に休憩中の人がいたらしい・・・。
「もう、恥ずかしかったわ~!!キャハハだって~~~!かわいすぎ。
しかも、話を聞いていると、ものすごい健脚なのである。
こないだも、伏美~ピパイロ~1967峰のピストンを日帰りでやってきたらしい・・・。
おばちゃんとは、30分くらい立ち話していたのだが、その間、座りもせず、重そうなザックも背負ったままであった。
すごすぎるぜ!!!


昼食を無事に食べ終え、単調な景色の尾根を下って行く。
そこで、最近下山中、自分の中でブームになりつつある、一人遊びをすることにした。
それは、ズバリ「ツッコミ・カラオケ」
そりゃ一体何だ?!というと、ただ、歌を歌って、その歌詞にツッコミを入れるというだけの、くだらない遊びである。
例えば・・・「自由になれた気がした、15の夜~~♪」by尾崎→ツッコミ「気のせいでしょ・・・。」とか。
みなさんも、一人で歩いていて暇なときにやってみよう




無事、登山口に到着。
紅茶が飲みたくなったので、河原でお湯を沸かしていると、下山してきたおじさんが話しかけてきた。
開口一番「今日寝坊しちゃってさーーー!!」

むろん、初対面である。

それから、山について、熱く語りだした。

「山中泊ってやつはいいよ~~~!!夜、星キレイださー!もっ、流れ星ビュービューよっ!!!

と、言っておられた・・・。
「流れ星ビュービュー」という言葉が、なぜかツボにハマり、しばらく笑いが止まらなかった。(帰りの車の中でも、しばら~くニヤニヤしてしまった)
そして、最後に、「んじゃ~~~、温泉にでもゆっくり浸かって帰るかな!!」と、個人的なことを言って帰られた。
彼の話は、全部自分の話で、私への質問はひとつもなかった。
西日でキラキラしていた鼻毛が印象的なステキなおじさまでした。

久山岳

2005年11月03日 | 日記
今日はU-CANさんおススメの、久山岳に行ってきた。
剣山と芽室岳の間にある、やや地味な山である。


剣山登山口近くの、看板のあるところに車を停め、林道をひたすら歩いた。

途中、謎のログハウスを建設中の現場を通り過ぎる。
大工さんが、作業を一時中断して、こっちを見ている。
仕事に集中しなさいっ!!!


30分ほど林道を歩くと、やっと登山口に着いた。
入林届けを見ると、今日、先に2人組みと、単独の人が登っていた。
自分一人だと思っていたので、やや嬉しい。


最初は、ゆるやかだった登山道も、だんだん急になってくる。
けっこうしんどい。
しんどい理由は、この荷物であろう。
アホみたいに荷物を詰めまくってしまった。
着替えとか、ガス&コンロとか、水とか・・・。
しかし、今日は風もないし、全然寒くない、むしろ暑くて大汗かいている。

そして、着替え(シャツと、ズボン)を持ってきたのは良いが、肝心の「速乾性の下着」を着てくるのを忘れた。
何を思ったのか、綿のキャミソールを着てきてしまった。
馬鹿だなぁ~~。


もちろん、汗でびっしょりになり、気持ち悪いので、脱いだ。

シャツを直で着ると、お腹や背中がすーすーして、なんか変なかんじ・・・。



この山は、「母の胎内」だとか、「父の胎内」だとか、安産の岩がいっぱいある。
うちの姉が2人目できたので、ついでに安産を祈願してみた。



そうして、頂上に到着。

U-CANさんの言うとおり、すばらしい山々の稜線だ~~~!!
ステキ。
風も無いし、晴れててあったかくて気持ちいい。
しばらくここでのんびり過ごすことにした。



先着の夫婦がすぐに降り、単独の方と色々お喋りした。
この方は、かなり山やってるようで、お話がすごく興味深く、面白かった。


が、またまたアホをやらかしてしまった。


話しながら、「うまい棒」(10円の乾き物系のお菓子。)を食べていたら、うまい棒が、上アゴの窪んだところにへばりついて取れなくなってしまった・・・!!!

これは、マジであせった。
しかも、あせればあせるほどに、吸い付いて取れなくなってゆく。

おじさんは、「うまい棒」を必死になって舌で取ろうとしている私には全く気付かず、話続けている。
あいづちを打ちながら、色々考え、水分を取ればいいのだということにやっと気付き、無事に「うまい棒」は胃の中へ・・・。

みなさんも、喋りながら(口の中が乾いているときに)「うまい棒」を食べるときには、水分も取りながら食べるようお気をつけください・・・。



それからしばらくして、おじさんは「お先に~。」と、頂上から去った。
それから、頂上はコンブひとりになった・・・。
ふっふっふ・・・。
この時を待っていたのよ。


まず、木の枝に、汗で濡れた衣類を干す。
次に、岩の上でジャンプなどをし、ひとり遊びを楽しむ。

そんなこんなで、頂上には1時間ほど居た。



この山はかなり下りやすい。
途中から、岩や木の根っこなどの障害物が無くなるからである。



しかし・・・






ついに・・・!!!






熊の糞を発見してしまった・・・!!!!!




登りの時には無かったはずの、したてホヤホヤ、ハエたかる大量の快便ウンチ君が、山道に・・・!!!


「ぎゃああああああああ!!!!」

思わず、走って逃げてしまった。


あとから考えると、写真くらい撮っておけば良かったわ・・・。
ちょっとがかった糞だったような・・・。
とにかく、色んな人のHPで見かけるクマの糞の写真と、全く同じだった。


そこからは、鈴を鳴らしまくりの自己主張の下山となったのは、言うまでもない。