特に神妙な動機は何もなく、一周してみたい(四国)、全部回ってみたい(八十八ヶ所)。いっぱい歩きたい、という理由ではじめた四国へんろの旅。次々とできるマメの痛みや避けられない台風、たくさんの難所に悩まされつつも、とにかく歩いた合計六十四日間。自転車でしまなみ海道を渡ったり、カヌーで川を下ったり、信心薄め、観光&寄り道し放題の、タマキング流「非・本格派」へんろ旅の全記録。<BOOKデータベースより>
クリスマスに、いきなり帯広の若葉さんから、パウンドケーキと一緒に5千円分の図書カードが送られてきた。
クリスマスカードに、「ふんどし代遅くなってごめんね」と書いてあった。。。
たしかに、ふんどしを作ったし、いくらだったかまったく記憶になかったのだが確実に5千円ではない。もっと安かったはず。。。
そう思ったのだが、大雑把でお人よしの若葉さんのことだ。
差額はいつか何かでお返しするとして、ありがたくいただいた。
(差額がいくらなのかがわからんが。。。)
で、本好きの私は、さっそく本屋に向かい、本を買った。
なんとなく、購入したのがこれ!!!
かなり、当たりだった。。。
この、ゆる~~いかんじ、めっちゃ好きだ。
四国出身の自分は、お遍路をしたいだなんて思ったことはないのだが
この本を読んで、ちょっとやりたくなってきた。
四国に、さほど魅力を感じない私ではあるが、
「あ、ここ行ってみたいなあ」って思える描写がいくつかあった。
ちなみに、私は歩いてるお遍路さんを見つけて、何回か、お接待をしたことがある。。。
ただ、ジュースとかお菓子を渡しただけなのだが
何でそんなことをしたのか、全然覚えてないけど
多分、四国の血が騒いだのだろう。(?)
お接待の文化みたいなのがあるのかも?!
あと、キングオブつまらない道で、私の故郷・新居浜の国道歩きが紹介されてた・・・
たしかに、新居浜には札所がないし、お遍路さんがあの車が渋滞する国道11号線をしかめっ面で歩く姿をよく見ていたのだが
「なんでわざわざあんなところを歩くんだろう・・・ちょっと横道に入れば田舎道もあるのに」
と思ってた。
著者も、時々は住宅地を歩いたようだがほぼ国道を歩いたみたい。
もしかしてお遍路地図って歩きやすい道より、近道、合理的な道しか載せてないのだろうか。
新居浜の印象が。。。
ぜひとも、歩き遍路に出る方は、スマホで地図を見つつ、脇道などにそれてみて欲しい。。。
あと、著者は、遍路とは全然関係のない話をちょこちょこ入れてくれていて、
その話がすごく共感できたり、なるほどなあ~と思ったり、
けっこう根拠のない想像などで話してるんだけど
妙に説得力があったりして
ほんと私好みの本だ。。。
こないだ読んだラップランドの本のかんじと近いものがある。
買ってよかった~~~^^
ああ、若葉さん、本当にありがとう!!!