コンブの日記

山登り、旅、その他コンブが感じたことを綴った日記です!

避妊手術

2006年11月25日 | 日記
私は、愛犬ゆずを飼うときに、メスということで、半年後に避妊手術をするつもりでいた。

ゆずとの付き合いも、はや3か月。

最初に会ったときとは比べものにならないくらい愛しているし信頼関係も厚くなってきた。

それと共に、避妊をすることへの罪悪感がどんどん激しくなって私を苦しめてくる。

ゆずをもらった初日に、夜鳴きしたので、そのことを同じ学校の人に言ったら、
「犬が吠えたら反応して電流が流れる首輪があるよ」
と言われた。
それを聞いて、なんて人間って勝手なんだろうって思った。

でもよく考えたら自分も、自分の都合だけで、ゆずの避妊手術をしようとしていたのだ。

電流首輪をすすめてきた人は言った。
「吠えて人間から嫌われる犬になるよりも、ちょっと痛い思いをしてもその子のためになるし幸せだよ!」

それって、ただの正当化だと思う。
都合のいいように言ってるだけ。

同じように、私も自分を正当化してたんだ。

私には、飼い主だからといって、ゆずの子孫繁栄の権限を奪える権利は無い。

メスとして産まれてきた。
誰だって母になる。
自然の摂理である。
飼い犬の避妊をするモノは、果たして自然好きなのであろうか?!
そんなことばっかり考えて、私の頭がカタすぎるのだろうか。
いや、そんなことはない。
頭じゃなくて心で感じる。
ダメだって感じる。
やっぱり、やめよう。
愛しているから。


そんなことをずっと思っていたら、ふと、ダンナさまになる人が電話越しに言った。

「ねえ、ゆずの避妊手術やめない?」

私はびっくりした。
彼も同じように悩んでいたのだ。

心から嬉しかった。
ゆずは恋をして女としての喜びを味わってほしい。

「ほしい」というか、当たり前である。

偽善者だと言われてもかまわない。

大事なのは、自分が納得できるかどうか。

そしてパートナーも納得できたら最高である。


ゆず、屋久島にいったら、庭で放し飼いだから自由に遊べるね(^O^)/